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かんそうブログ

感想と悪口を書くかんそうブログ。@ikdhkr124

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ミスチルの死ぬときに聴きたい名曲

Mr.Children

先日も書いたんですけど「好きな歌手誰?」って聞かれることに抵抗があります。

大体どの歌手も好きでよく聴いていて、中でもミスチルはCDとDVD買い揃えるくらいには聴くんですけど別に特に好きではないです。ミスチルとかベタ中のベタだし「ミスチル好き」ってうっかり口にしようもんなら「あー、はいはいミスチルね、そういう人ね」ってサブカルクソ野郎から凄い馬鹿にされることもあったし、キャリアもあって広く知られている曲も沢山あるがゆえ大概の奴らは広く浅くミスチル好きで、そうなってくると一人ひとりの「好き」のレベルがバラバラでどうにも話噛み合わなくて面倒臭いことになるんで、好きではないです。

というわけで、ミスチルの死ぬときに病室で流しておきたい名曲を選びました。公式音源のある曲だけタイトルがyoutubeリンクになってるので気になったらどうぞ。


「バァバーバーバァーン!バァーバーバーバァバァバー、バァバーバーバァーン!バァーバーバーバァバァバー」のギターイントロからもう大好きでちょっと『21世紀のスキッツォイド・マン』っぽい。「なんだってだはぁ〜ぁあん」とかの母音の「あ」を「は」と歌う発音、そして桜井ボーカルの掠れた歌声が超セクシーで女だったら例えばBARで偶然会って意気投合して2軒目のカラオケ行ったとき目の前で歌って欲しい。

Bird Cage
ぶっちぎりのナンバーワンネガティブ曲。AメロBメロでストレスストレスストレスストレスからのサビで絶叫絶叫絶叫絶叫!いつもは気持ち良いはずのJENドラムも滅茶苦茶気持ち悪いけどそれが逆に病み付きになる。ただずっと聴いてると本当に病む。

グッバイ・マイ・グルーミーデイズ
こんなに聴いててハッピーになれる曲はないよ!「ただ名前を告げるだけ」の後のドラムもサビのコーラスも気持ち良すぎる!愛さえあればオールオッケー!ラブ アンド ピース!ラブ アンド ピース!イエーイ!ハッピーハッピー!
 


毎回聴く度に衝撃を受けるので気軽に聴くことのできない曲でもある。まずイントロとサビのキャッチーさが最高でそれに相反するような歌詞の物騒さが殺されては蘇生されてまた殺されては蘇生されてを繰り返されているよう。ただ毎回ライブで謎の歌詞追加があるのだがあれだけは許さん。
 

BLUE
落ち込むからあんまり聴かないようにしてる。情景描写の凄さよ。曲聴いて「歌詞に共感!」「泣ける!」とかほざく人をずっと軽蔑してきたが初聴した瞬間「なんでこの曲、俺のこと歌ってんの?」と思った。車運転できないけど。

幸せのカテゴリー
「別れ」とか「冷めてく気持ち」みたいなものをテーマにした曲の中では最高傑作。「カテゴライズされた幸せの脆さ」みたいなものを歌った曲で歌詞が曲の気だるい感じとともに重く突き刺さる。この曲を付き合って1週間とかの初々しい時期に聴くと思 わず「距離置こう」って連絡しそうになる。

youthful days
疾走感しかないイントロから休むこと無く続く音の洪水、一回聴いたらいつまでも耳に残り続けるサビ、恥ずかしさもあるがそれすらも曲の完成度を高める一要因になっているCメロ、マジで一分の隙もないミスチル界の範馬勇次郎。

CANDY
多分凄い人気の高い曲でベタ過ぎるので挙げるかどうか迷ったがそれを差し引いても名曲中の名曲。ベストアルバムに収録されなかった意味を本当に問い詰めたい。コバタケとミスチルの良い部分が最高に噛み合わさった大傑作。この曲といい『Worlds end』『靴ひも』『跳べ』『僕らの音』といい「I LOVE U」は化物アルバム。

Dance Dance Dance
この曲を聴くまで曲を聴いて「体が勝手に踊り出す」なんて迷信だと思っていたが見事に覆された。他の社会批判的な曲だと『Everybody Goes』『マシンガンをぶっ放せ』『タイムマシーンに乗って』も好きだけどこれが一番乗れる。無条件で身体が反応するので電車内とかで聴くとヤバい。踊りながら死にたい。

NOT FOUND
ドラマ『バスストップ』の主題歌で聴くとウッチャンの顔を思い浮かべる。聴くとガーッと身体中を掻きむしりたくなるような曲。素人だから上手く言えないけどそんな曲。

fantasy
『掌』と似てると思っててさっきも書いたようにメロディのキャッチーさと歌詞の物騒さのミスマッチ感が滅茶苦茶良い。このメロディでこの歌詞を当てる頭の中身どうなってんだ。ここ数年で一番の曲。

All by myself
個人的に一番バンドしてる曲。多分ヒット曲のミスチルしか知らない奴が聴くとミスチルというより「桜井ボーカルに似た声の別の何か」に聴こえるだろう。しかし、真のミスチルの姿を奴らはまだ知らない。普段奴らがミスチルだと思ってるのはミスチルではない。奴らがいくらあのミスチルを倒しても次々と分身のミスチルが生まれる。こっちがコアです。

靴ひも
ミスチルでCメロが一番好きな曲といえばぶっちぎりでこの曲。聴くたびに10代の頃にタイムスリップしたような感覚に陥る。『少年』とかもそうだけど「衝動」をテーマに曲を作ったときのミスチルの凄さがわかる。

Anoter Story
完璧な起承転結のはっきりした曲。まるで一本の映画を観ているようなストーリー性のあるメロディ・歌詞。間奏から突然入ってくるサックス、ラスサビのコーラスが狂おしくなるくらい好き。『靴ひも』とセットで聴くと昇天できる。

ニシエヒガシエ
ミスチルデジロックナンバー史上最強の曲。途中のピコピコ音の小気味よさといいメロディにビタッと合わせる歌詞の語呂の気持ち良さといい、これ以上のものがこれから出てくる気がしない。「ニシエヒガシエ 必死で猛ダッシュです」ってあんた...。

少年
『靴ひも』の時に書いたように「衝動」をテーマにした曲で何故か桜井ボーカルの声が何時にも増してガラッガラなのが逆に良い作用をもたらしてるどストレートなロックバラード。この曲もドラムが気持ち良すぎる。

UFO
多分絶対本人忘れてるだろっていう曲。「不倫」「浮気」と「UFO」を一つの曲に合わせようなんて誰が思いつくか。メロディもしっかりバンドサウンドでこの時期のミスチルには感服するしかない。
 

pieces
「Tomorrow never knows」をはじめ、静から動、マイナスからプラスへの流れの曲はミスチルの得意とする所でその集大成ともいうべき曲。地元が舞台になった映画の主題歌で個人的に特別な思い入れがある。もうひとつの主題歌『祈り』には特に無い。

ロックンロールは生きている
途中でラップが入ってる曲なんてこの曲と『CENTER OF UNIVERSE』くらいで(まだあったらごめん)ちょうど謎のストリングス推しに懲り懲りしてた時だったので余計にハマった。ラジオで初聴きして「エ!ギターソロ?ギターソロ!!」って真夜中にテンションが上がった思い出が。

クラスメイト
ミスチルはこういうメロドラマみたいな曲を作ったら右に出るものはいないんじゃないだろうか。ちょっと前にARATAと稲森いずみ主演で『同窓生』っていうドラマがやっていてこの曲をモチーフにしたんじゃねえかって思った。

Marshmallow day
嫌がらせかよっていうくらいこっ恥ずかしすぎる桜井歌詞のマイナスを帳消しにしてプラス100万点にするくらいベースが気持ち良い曲。中川ベース音オンリーバージョン出してくれ。

Drawing
よく他の曲で聞く泣きのギターとか全然意味がわからなかったんですがこの曲こそが「泣きのギター」だった。終始後ろで鳴り続けるアコギ、ラスサビ前からの田原ギターソロはそのまま聴いてると気持ち良すぎてよだれ出てくる。

 

Worlds end
JENドラムのJENドラムによるJENドラムのための曲。ドラムに集中して聴くと非常に気持ち良いことになる。ドラムの音だけ抜き出して聴きたい。ライブだとドラム界王拳3倍。しかし歌詞も2番の自動販売機のくだりはミスチル史上最強の比喩。
 

Heavenly kiss
これ20代の今聴いてこんなに好きだと30、40になった時に聴いたらどうなっちゃうんだろうって不安で夜も眠れなくなるくらいに好き。一回曲覚えちゃったら次からはイントロの時点でもう曲の構成とか歌詞の流れとかを思い出して全部聴かなくてもいいレベル。死ぬ時、というよりも葬式で流したい。

 

全然絞れませんでした。たまにベスト10みたいな記事見かけるんですけど10曲とか無理でしたー。200曲くらいあったからしょうがない。