みのがさ神田和泉町店、探した限りでは本店と蔵前橋通り店の計三店、店内の紹介記事では4店舗と書かれていたのですが。
長野の戸隠産プレミアム蕎麦粉を使用し、店内製麺されているとのことです。
二回目の訪問ですので、古式に則りもりそば320円とかき揚げ100円の食券を買って。
もりそばと乗せ物を合わせて注文すると、冷たい蕎麦汁と共に温かい蕎麦汁を用意してくれて、その温かい方は天ぷら専用と思われます。
蕎麦汁を二つ用意してくれるのは嬉しいのですが、薬味ネギを蕎麦汁に初めかっから入れてしまうのは江戸蕎麦では考えられず、わさびが付いてこないのもがっかり。
しかしして、お蕎麦の風味、味わい、喉越しは独特であり、さすがは戸隠産といったところ、これは美味しい。
かき揚げはほぼ揚げたてを合わせてくださって、中々美味しかったのですが、溢れんばかりの揚げ置きのてんぷらの行き先が気になります。
スルッと食べてしまってご馳走様でした。
お昼に頑張って末広町とか秋葉原とか行くのはいいけど、疲れていて歩く気が起きない時は、近場の未食のラーメン屋さんへ。
三代目藤村商店上野広小路店@上野御徒町(台東区上野)、青森下北魚介ラーメンなるラーメンを提供されるお店。
青森の地ラーメンは濃厚煮干しスープだけではないだろうし、しじみラーメンだけでも無いし、味噌カレー牛乳ラーメンだけでも無いだろうけど、「青森下北魚介ラーメン」は初めて聞きました。
自身の勉強不足が恥ずかしいです。
2015/7オープンで、青森の焼肉屋の別業態とのことで、野田と住吉に続く関東三店舗目。
店内に入ると二階に昇る階段の手前に券売機が置かれていて、元祖魚介の中華そば(券売機では青森ラーメン、以降同じ)、謹製熟成つけ麺(熟成つけ麺)、汁なしまぜ麺(汁なし麺)、汁なし辛麺(汁なし辛麺)、10食限定の活ほたてラーメン。
一階は厨房を囲むカウンター7席、二階はテーブル席中心とのことですが、未確認です。
空いている席に座り、店員さんに食券を渡すと「ミニライスを付けますか?」と聞かれます。
卓上には魚粉、赤龍味噌、おろしニンニク、辣油、酢、ラーメンコショー。
程なくして元祖魚介の中華そば680円。
説明によると、鶏ガラスープにイワシ、アゴの出汁をプレンドしてるらしいのですが、醤油の味しか感じることができません。
細麺はなぜかだれた感じで、スープとの相性を考えているようには思えません。
トッピングはチャーシュー、メンマ、ナルト、白ネギ。
スルッと食べてしまってご馳走様でした。
言葉は言霊、言葉には霊が宿っています。
美味しくないラーメンを美味しいと言葉にしてしまうと、美味しくないラーメンが美味しく感じられてしまいます。
すると、本当に美味しいラーメンを食べた時に、その美味しさを感じられなくなります。
だから私は美味しくないのに美味しいとは絶対に書きません(言いません)。
ダメなものはダメと言うことが、ラーメンに対する自分の愛だと信じています。
夕飯も秋葉原や末広町まで行くのが面倒になり、近場の大勝軒next上野店@上野御徒町(台東区上野)。
東池袋大勝軒の味を正確に引き継いでいると自称される大勝軒御茶ノ水のセカンドブランド、と聞いたことがあります。
千葉の勝浦に本店、ここ上野の二店舗、かつて渋谷にもありましたが、閉店されたとのこと。
店内はオシャレ過ぎてもいないし、殺伐ともしておらず、間口は狭目ですが、ゆったりしています。
メニューはつけめん、あつもり、中華そば、ワンタンメン、そして勝浦タンタンメン、勝浦タンタンつけ。
ラーメンは並300g、大盛500gが同額、つけ麺は並300g、中400g、大盛500gが同額。
手前に4人掛けテーブルが2卓、奥の厨房の目の前にカウンター8席。
卓上には醤油、辣油、酢、黒胡椒、魚粉。
少しして勝浦式タンタンメン980円、カツタン(勝浦タンタンメン)とは思えない綺麗な麺相です。
恐らく自家製の辣油、かなりスッキリした辛さで雑味や苦味は皆無、ベースの豚骨スープと緩やかに一体化していて、美味しいけど面白くないスープ。
甘い玉ねぎがたっぷり、チャーシューの角切り、白ごま、どれも良質。
旨さと甘さと辛さが順番に駆け上ってきて、最後まで飽きずに食べられます。
このメニュー専用か、中華そばと共有の中細麺、スープとの絡みは良い方ですね。
スルッと食べてしまってご馳走様でした。
勝浦の海女さんが海で冷えた身体を暖めるのに好んだと言うカツタン。
もしそれが本当なら、出てきたラーメンを見て、箸を持つより先に両手で丼を包んだのではないだろうか。
はぁー、暖かい、と。
そう言うのを大切にして欲しいなぁ、そんなことを想像するのは私だけかな。
特にネギは使わないですね。
先日北海道の実家に顔を出してきましたが、
実はお蕎麦目当てだったのは内緒です(笑)
お蕎麦の薬味は、蕎麦汁の甘さが舌についたときにスッキリさせるために使います。
蕎麦汁にネギや大根おろし、わさびを溶かすのではなく、別々に食べます。
だから、蕎麦汁の甘さが舌に付かなければ、薬味は使いません。
北海道の実家、羨ましいなぁ。
発言に重みがありますね。
お蕎麦は美味しいのに粉やチューブのわさびのお店も多いですよね。
お蕎麦ならわさびを使わなければいいだけですが、
さすがにお刺身のときは困っちゃいますね(笑)
お蕎麦のほかでは牡蠣が美味しかったですよ。
お蕎麦は薬味を含めて「蕎麦の味」ですから、薬味がイマイチであればお蕎麦の味も引き立たないと考えています。
山葵、チューブや粉も悪くないと思っていますし、生山葵を鮫皮でおろせばいいということは無いと思います。
大切なのは全体のバランスではないでしょうか。
牡蠣、、、中々良質な牡蠣を食べられていません(*_*;