「アルバイトやめないと退学」教え子の女子大生を脅迫 兵庫県立大の教授を停職3カ月

 兵庫県立大は4日、教え子の女子学生にアルバイトをやめるよう脅迫するメールを送り続けるなどしたとして、同大環境人間学部の60代の男性教授を、停職3カ月の懲戒処分とした。

 同大によると、教授は今年1月、姫路市内で同学部の女子学生が居酒屋の呼び込みのアルバイトをしているのを見つけ、約1カ月にわたって「アルバイトをやめないと退学にするかもしれない」などというメールを37通送った。女子学生の友人2人にも女子学生にアルバイトをやめさせるようメールや手紙を送った。

 さらに、男性教授は平成25年12月、友人の1人を車で送る際、「キスをして」とセクハラ発言をしたという。

 男性教授は「なんとかアルバイトをやめさせたかったが、行き過ぎた行為だった」と話しているという。

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