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梶田さん 授賞式のえんび服など試着
12月6日 4時07分

ノーベル賞の授賞式のためスウェーデンのストックホルムを訪れている、東京大学宇宙線研究所所長の梶田隆章さんは、5日は市内にある老舗の紳士服店で、授賞式で着るえんび服を試着したり、記念講演の準備をするなどして過ごしました。北里大学特別栄誉教授の大村智さんも現地に到着していて、2人は6日から1週間、ノーベルウイークと呼ばれる、受賞者を祝福するためのさまざまな行事に臨みます。
ノーベル物理学賞を受賞する梶田さんは、5日、授賞式で着るえんび服を試着するため、ストックホルム市内にある老舗の紳士服店を訪れました。そして30分ほどかけて、黒いえんび服の上着やズボンを試着し、靴のサイズを確認したり、店主からシャツの着方について説明を受けたりしていました。
報道陣からえんび服の着心地を聞かれた梶田さんは、「まだシャツとか全部着ていないので分からないですけど、タイまでちゃんと着けて、それでやっと実感が出てくるのではないかと思います。授賞式には楽しんで臨めたらと思います」と話していました。
このあと梶田さんはホテルに戻り、記念講演の準備などをして過ごしました。
スウェーデンでは、6日からの1週間はノーベルウイークと呼ばれ、受賞者を祝福する記念講演や記者会見など、さまざまな行事が続きます。
医学・生理学賞を受賞する大村智さんも、5日、ストックホルムのホテルに到着していて、2人は、6日、ノーベル博物館を訪れ、各賞の受賞者と交流を深めるほか、カフェのいすにサインを残すなどの恒例の行事に参加することになっています。
そして日本時間の11日には、ストックホルム中心部のコンサートホールで開かれる授賞式に臨みます。

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