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【ビジネス解読】
韓国百貨店のセール期間は驚きの年間100日超! あまりのセール乱発で信頼失墜してしまい…
韓国の主要百貨店が行っているセールの期間が、年間100日超に及んでいる。実に3日に1度の割合でセールをしている計算だ。消費者にとってセールが長いのはありがたい話だが、長すぎるとかえって購買意欲を減退させ、店頭価格に対する信頼を失墜させる、との指摘も出ている。こうした「セール疲れ」もあって各社ともセール期間の短縮を検討し始めているという。聯合ニュースが伝えた。
報道によると、セールはロッテ百貨店が20 13年に101日、14年に102日間、現代百貨店は13年に101日、14年に102日それぞれ実施した。新世界百貨店も13年に101日、14年に86日間行った。
百貨店の定期セールは毎年1、4、7、10、12月の5回行われ、定期セール以外にも名節やクリスマスなどに合わせセールが実施されている。特に今年は中東呼吸器症候群(MERS)流行の影響で落ち込んだ国内消費の活性化のため、政府主導の「韓国版ブラックフライデー」などの大規模セールイベントが行われたほか、11月20日からは民間主導の「Kセールデー」も実施され、例年よりさらにセール期間が増えている。
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