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日中韓の伝統芸能の芸術家たちが共演12月5日 22時12分
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日本の能楽師や中国の琵琶奏者など、日本、中国、韓国の3か国の伝統芸能の芸術家たちが共演する催しが、都内で開かれました。
これは、日中韓の伝統芸能を通じて互いの文化への理解を深めようと、5日、都内で開かれたもので、日本の能楽師や中国の琵琶奏者、それに韓国の伝統舞踊の踊り手などが参加しました。
会場では各国の伝統芸能がそれぞれ披露されたあと、3か国の芸術家たちが日中韓の文化面のつながりを表現した「絹の道」という演目を共演しました。能楽の大鼓奏者による調べや、中国の琵琶奏者が奏でる音色に合わせて、韓国の伝統舞踊の踊り手が舞を演じると、およそ200人の観衆から盛んな拍手が送られていました。
日中韓を巡っては、先月3か国の首脳会議が3年半ぶりに開かれるなど、さまざまな分野で交流の機運も出ていて、主催した団体は、今後も公演などを通じて、国民どうしの相互理解の促進に貢献していきたいとしています。
出演した能楽の大鼓奏者、大倉正之助さんは、「隣国でありながら、中国と韓国とは意外とお互いを理解しておらず、摩擦も起きていますが、今後も文化交流を通して友好関係を深めていきたいと思います」と話していました。
会場では各国の伝統芸能がそれぞれ披露されたあと、3か国の芸術家たちが日中韓の文化面のつながりを表現した「絹の道」という演目を共演しました。能楽の大鼓奏者による調べや、中国の琵琶奏者が奏でる音色に合わせて、韓国の伝統舞踊の踊り手が舞を演じると、およそ200人の観衆から盛んな拍手が送られていました。
日中韓を巡っては、先月3か国の首脳会議が3年半ぶりに開かれるなど、さまざまな分野で交流の機運も出ていて、主催した団体は、今後も公演などを通じて、国民どうしの相互理解の促進に貢献していきたいとしています。
出演した能楽の大鼓奏者、大倉正之助さんは、「隣国でありながら、中国と韓国とは意外とお互いを理解しておらず、摩擦も起きていますが、今後も文化交流を通して友好関係を深めていきたいと思います」と話していました。