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将棋 西山朋佳さん 女性で2人目の三段に
12月5日 20時27分

将棋のプロ棋士を養成する「奨励会」で、20歳の西山朋佳さんが女性では2人目の三段に昇段し、プロ入りとなる四段を目指して大きな一歩を踏み出しました。
大阪府出身の西山朋佳さんは20歳で、慶應大学に在籍しています。
5日、東京・渋谷の東京将棋会館で行われた奨励会の対局で、西山さんは2連勝し、これで「直近の成績で12勝4敗」という規定を満たして、二段から三段に昇段しました。
女性の三段昇段は、おととしの里見香奈さん以来2人目で、西山さんの20歳5か月での昇段は、里見さんの21歳9か月を抜いて、女性では最年少となります。
西山さんは今後、三段どうしで行う「三段リーグ」に参加し、2位までに入るなどすれば、プロ棋士となる四段に昇段します。
これまで女性が四段になったことはなく、すでに三段リーグに挑戦している里見さんとともに、女性では初めてのプロ棋士誕生となるか注目されます。
取材に対し西山さんは、「1年ちょっと二段の状態が続き、絶対に三段に上がろうと思っていたので、ほっとしています。三段リーグが始まるまでの3か月で力をつけ、精神面も鍛えたいと思います」と話していました。

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