※→「鎌倉検定HP」を参照ください。
・3級は、公式テキストブックをよく読んで、このブログを見ていると、合格できるレベルです。
・2級は、少し深く、上記のことにプラス、鎌倉を実際に歩き、知識を確実に自分のものにすることで、合格できるレベルです。
・1級は、むずかしいです!!
上記のことにプラスして、幅広く大局的に鎌倉を知らないと、できない問題があります。
でも、そんな問題ができなくても、80点以上採れれば、合格できますから大丈夫です。
例えば1つの問題を見てみましょう。要約すると次のようなものです。
年代を古い順に並べる問題です。 ア.「鎌倉日記」の徳川光圀が鎌倉に来た、 イ.「海道記(作者不詳)」の作者が鎌倉に来た、 ウ.「方丈記」の鴨長明が鎌倉に来た、 エ.「とはずがたり」の後深草院二条が鎌倉に来た |
それぞれの文学作品などの成立年月を覚えておくのは、至難の業です。
しかし、鎌倉の状況とともに、覚えておくとできます。
アは、江戸時代ですから簡単。
ウは、源実朝に会いに来た時で、実朝の時代。
エは、鎌倉将軍が惟康親王→久明親王に交代する場面に遭遇した時、すなわち北条貞時の時代。
問題は、イの「海道記」です。
これは、1223年、北条義時が亡くなる前の年に、作者が京都から鎌倉に来て見聞し、鎌倉が繁栄している様子が書かれています。
鎌倉の町が安定して繁栄しているといえば、北条泰時が思い出されますね。
よって、古い順は、「ウ→イ→エ→ア」となり、年月を知らなくても正解できます。
幅広く、楽しみましょう!!
<気分転換に、壽福寺の参道の紅葉です!>