ども、佐伯ラーメン愛好会のてらかっぱです。
12/1、今年も出ました!3年連続!!ローソンのレンジ麺のヒット商品!
佐伯ラーメン愛好会監修佐伯ラーメン!!
この商品はカップラーメンと違い、レンジでチンして食べるタイプ。購入すると店員さんが温めますかと聞いてくるので、すぐに食べる場合は「温めてください」と答えましょう。コショウはすでに入っています。上についているコショウはそれでも足りない人が使うものなので、通常は使用しなくても大丈夫です。中に入ってるビニールは取り出してください。
地元テレビが取材に来てました。
会長多忙のため、代わりにテレビのインタビューに答えさせていただきました。
さて、佐伯ラーメンとは
ガラパゴスな進化を遂げた、中毒者続出のがっつり九州豚骨ラーメン!
(東京ラーメンショーにパンフより)
佐伯のラーメンは醤油とんこつ。九州だから豚骨スープなのは多いけど、醤油豚骨はめずらしいらしい。しかも細麺じゃなくて中太面で緩い。
特に系列とかフランチャイズとか師弟関係とかないので、各店好き勝手に作ってるんだけど、なんとなく佐伯ラーメンだなって味になってる不思議。
伝説のラーメン店「上海」
佐伯のラーメンを語るのに、避けて通れないのが上海という名のラーメン屋。残念なことに僕は食べることかなわず既に閉店している。どこに店があったのかすら知らない。
そこのラーメンはおいしくないらしい、スープはぬるいし、麺は伸びてる。提供は遅い。
でも中毒性があるとのこと。食べたことある人はもう一度食べたくなり、食べたことない人は恋い焦がれる。40代以上の佐伯民があつまり上海の話を始めると、非常に盛り上がる。
上海にはいくつかの都市伝説が存在する。
おばちゃんの指が入ったまま運ばれてきたラーメンをみて客が「おばちゃん指!」といったところ、「大丈夫、熱くない」と答えたという都市伝説
上海のラーメンには猫が出しに使われている、それが証拠に近所に野良猫がいなくなったという都市伝説。
厨房に怪しい白い粉の袋が大量に置かれていて中毒性の正体はコレだという都市伝説。
上海と双璧をなす佐伯の某ラーメン屋の主人が、どうしても上海の味が再現できない、やっぱり猫か。とつぶやいたという都市伝説。
死人に鞭打つことこの上ない。(おばちゃんの生存についても諸説あり)そんなおよそ飲食店とは考えられないうわさが飛び交っているにもかかわらず、上海のラーメンをもう一度食べたいと切望する佐伯人は大勢いる。上海のラーメンを食べれるんだったら100万払うというおじさんもいる。
それだけ佐伯の人々に愛されていたということだろう。高校時代食べなかったのが悔やまれます。
東京ラーメンショーで、大分佐伯ラーメンを提供してくれた「渡なべスタイル」の渡辺樹庵さんもまた上海のラーメンに取りつかれた一人である。
彼のつくる佐伯ラーメンの味はすでに上海ラーメンの味を超えていると思う。でも心の中の上海の味はずっとずっとおいしいのである。永遠の初恋の味なのである。佐伯の民もまた永遠に上海の味、上海のおばちゃんの伝説を伝えていくことになるのだろう。
ローソンの佐伯ラーメンの展開
今のところ、販売は九州のみ。売り上げによっては全国展開もあると思いたい。
食べていただけば、おいしさはわかっていただける、あとは佐伯の知名度かな。
これは、大分で一番佐伯ラーメンを売った店舗の陳列棚。
頑張ってます。