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 10日に行われるノーベル賞の授賞式を前に、物理学賞を受賞する梶田隆章・東京大宇宙線研究所長が4日夜、滞在するスウェーデン・ストックホルム市内のホテルに到着した。

 強風が吹くなか、梶田さんは午後9時すぎ、妻の美智子さんとともに専用の車で到着。グレーのコート姿で長旅の疲れも見せず、出迎えの人たちと笑顔で握手を交わした。報道陣の問いかけに「(滞在を)楽しみたいと思います」と話し、足早にホテルに入った。梶田さんは授賞式と晩餐(ばんさん)会のほか、講演会、記者会見、ノーベル博物館への記念品贈呈など、さまざまなイベントを分刻みのスケジュールでこなす。

 医学生理学賞を受賞する大村智・北里大特別栄誉教授は日本時間の5日未明、羽田空港からストックホルムに向けて出発した。(ストックホルム=嘉幡久敬)