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陸自と米陸軍 あすから大規模図上演習12月5日 16時40分
陸上自衛隊とアメリカ陸軍は、年に1度の大規模な図上演習、通称「ヤマサクラ」を、安全保障関連法の成立後初めて、6日から本格的に始める予定で、日米の指揮官は会見で、互いの連携強化につながると演習の意義を強調しました。
ヤマサクラは、日本の有事に備え陸上自衛隊とアメリカ陸軍が年に1度行っている大規模な図上演習で、今回は日米双方から合わせておよそ6500人が参加します。
コンピューター上で部隊を指揮する図上演習は、6日から本格的に始まる予定で、兵庫県の陸上自衛隊伊丹駐屯地では、日米の指揮官らおよそ900人が出席して式典が行われました。
今回のヤマサクラは、安全保障関連法の成立後、初めてとなり、日本への上陸を阻止する場面を想定した訓練などが行われますが、安全保障関連法を反映した訓練は含まれていないということです。
式典のあとの会見で、陸上自衛隊中部方面総監の鈴木純治陸将は、「新たな日米防衛協力の指針、ガイドラインに示されたような実効的な訓練を行うことが抑止力につながる」と述べました。
また、アメリカ陸軍第1軍団の司令官、スティーブン・ランザ中将は、「太平洋地域にとって、こうした演習は非常に重要だ。日米の即応態勢や連携強化を図ることが将来の平和と安定につながる」と述べました。
コンピューター上で部隊を指揮する図上演習は、6日から本格的に始まる予定で、兵庫県の陸上自衛隊伊丹駐屯地では、日米の指揮官らおよそ900人が出席して式典が行われました。
今回のヤマサクラは、安全保障関連法の成立後、初めてとなり、日本への上陸を阻止する場面を想定した訓練などが行われますが、安全保障関連法を反映した訓練は含まれていないということです。
式典のあとの会見で、陸上自衛隊中部方面総監の鈴木純治陸将は、「新たな日米防衛協力の指針、ガイドラインに示されたような実効的な訓練を行うことが抑止力につながる」と述べました。
また、アメリカ陸軍第1軍団の司令官、スティーブン・ランザ中将は、「太平洋地域にとって、こうした演習は非常に重要だ。日米の即応態勢や連携強化を図ることが将来の平和と安定につながる」と述べました。