ライフハッカー編集部 - OS,Windows,ツール,パソコン,仕事術,生活,生産性向上,豆知識 01:00 PM
Windowsユーザーなら知っておきたい「ファイル名を指定して実行」のコマンド
「Windows+R」のショートカットキーを使うと、「ファイル名を指定して実行」のウィンドウを立ち上げられます。そして、これを使うと、PCのありとあらゆるものに簡単にアクセスできるようになります。非常に時間の節約になりますし、いろいろな悩みが解決するかもしれません。
たとえば、「%AppData%」と入力すると、現在Windowにログインしているアカウントの、アプリデータに関するディレクトリが開きます。このディレクトリには、アプリ関連の設定や構成、データが保存されています。
この2つの「%」の間をほかのWindowsの環境変数に変えると、PCのドライブ上にある、指定した場所を開けます。
- %HomePath%:C:\Usersでのホームディレクトリを開く。
- %ProgramFiles%:プログラムファイルのディレクトリを開く。
- %WinDir%: C:\Windowsのディレクトリを開く。
- %Temp%: C:\Tempのディレクトリを開く。
また、この「ファイル名を指定して実行」のウィンドウからは、システムのパスやディレクトリに含まれている、PC上にあるすべてのプログラムを立ち上げられます。特に説明するようなことはないのですが、ぜひ知っておきたい、非常に便利なデフォルトのコマンドをいくつか紹介します。
そして、「ファイル名を指定して実行」から、さまざまな管理コンソールを立ち上げることもできるため、あなたのWindowsシステムの、カスタムや管理が非常に楽になるでしょう。
- devmgmt.msc:デバイスとハードウェアの設定(デバイスを無効にする、ドライバの更新、トラブルシューティングなど)
- diskmgmt.msc:ディスクの管理(ディスクパーティションの変更など)
- perfmon.msc:パフォーマンスモニター(メモリ、ハードディスク、プロセッサの監視など)
- services.msc:システムサービスの設定(サービスを無効にする、起動する、停止する、再起動するなど)
13 Run Shortcut Tricks Every Windows User Should Know|MakeUseOf
Joel Lee(訳:コニャック)
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