2015年12月04日
「咲-Saki-」第152局[一片]ネリーがついに本領発揮！そして勝負は
ヤングガンガンNo.24（2015.12.18）が2015年12月4日に発売しています。
![ヤングガンガン 2015年 12/18 号 [雑誌]](http://megalodon.jp/get_contents/251011232)
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【「咲-Saki-」最新話レビュー記事を書くにあたってのガイドライン】
以下、最新号の内容を含むので、ともきーと同じくまだ読んでない人はご注意ください。
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【前回】
・「咲-Saki-」第151局[流儀]「普通」の麻雀の後は、私なりの「流儀」で
さあ、いよいよ炸裂しましたよ、咲さんの嶺上開花が！
前号の倍満ツモで一気に差を詰めた後、ネリーから2600を和了ってから、
再び息をするように自然に嶺上開花！
倍満ツモ＋ハネ満ツモって、それはもはやほとんど役満をツモったようなものです。前回の記事で「役満をツモってようやく上位2校に僅差まで追いつくというレベル」の点差だと言いましたが、これで一気に追いつきましたね。ハネ満の親かぶりで、ネリーをまくって2位になったそうです。なったのか？ 点差がよくわからんけども。
えーっと、前回の時点で清澄と臨海女子が42600点差（清澄と姫松は43500点差）だったけど、咲さんは16000+2600+12000と点棒を積み上げて、ネリーは4000+2600+6000（親かぶり）も失点してるから、43200点差が縮んでるのか。おお、本当にまくってる！ しかも、トップの姫松にも5900点差だ！ ネリーなんてたいしたことないやん！ これは咲さん行けるで！
とか思った？ ネリーの本気はここからだ！
淡白な振り込みが多い印象があったネリーですが、どうも「波」を察知して、自分に運の波が来ていない時には他家の手が高くなる前にささっと振り込んで、被害を最小限に留めるような打ち方をしていたようです。部長はそこに気付いていました。さすが部長。漫画を読んでいるだけだと咲さんの和了形や、爽の「フリカムイの二撃目」が見えていないので淡白な振り込みに見えていましたが、やはりこれもネリーの狙いがあったのですね。
そして、その「波」を勝負の終盤に来るように調整していたようです。具体的な調整法とかそのへんはわかりませんが、そうして持ってきた「波」の破壊力たるやかなりのもののようです。「波」とは「運」のこと。すなわち「運命」。運命を操る。いや、自分の思い通りにするという意味では、「運命を奏でる者」、という言い方のほうが合ってるでしょうか……。そう、これこそが「運命奏者（フェイタライザー）」の力！
地を這う者どもをあざ笑うかのように、
ネリー、飛翔！！！！！
あ、これ知ってる！
アニメ1期最終回EDのやつだ！！！
（過去記事：3月24日はNelly Virsaladzeちゃんの誕生日！＼ネリたんイェイ〜／
）
ロン24000（三倍満）って言ってるから、ドラが明示されていない以上はロン牌は一通がつく一索だと考える方が自然でしょう。ただ、小林立先生はたまに不自然なことも普通にするから断言はできませんｗ
なんにせよ、ここで爽から三倍満を和了って一気に突き放しました。
獅子原爽さんも親番で最後の意地を見せようとしますが、運命は、運命奏者はそれを許してくれませんでした。爽の能力をあざ笑うかのように、ネリーは不敵な表情を浮かべます。爽たちが持つ「能力」には、運命を変える力はあるのかもしれませんが、運命そのものを奏でる力には敵わないのでしょうか……。だとすると、彼女こそが最強の敵となるのかもしれません……。
2（オリ）
6000-12000！！ またもや三倍満！！
そして・・・・・
3（サミ）
（牌姿不明）
6000-12000！！！ 三倍満ツモ3連発！！！
他3校を全く寄せ付けず、ネリーが役満ツモ以上の大爆発で大きく大きく大きく突き放した！！！
といったところで次回へ続くわけですが、ちょっと待ってくださいよ。ふとここで大変なことに気付いていました。最初読んだだけでは気付かずに見過ごすところでした。
ネリーは起親でしたよね。ということは、この3連続和了は南2局〜南4局のものということになります。ん？ 南4局…だと……？
大将戦終わってるじゃねーか！！！
どこが勝ち抜けたんだ！？？
臨海女子が大トップなのは確認するまでもないですし、残念ながら有珠山高校が敗退しているのもわかりますが、清澄と姫松はわりと差が無いですよ。咲さんがハネ満をツモった時点で5900点差でした。ということは、このまま姫松が勝ち抜けか！？
ん、待てよ……5900点差…？
ネリーが爽から三倍満を和了ったのは、南2局、咲さんの親番ですね。
そして、その後に三倍満を連続でツモっています。
ということは、「親かぶり」によって差が縮みますね……。
6000-12000ということは、子と親で支出に6000点の差が発生します……。
臨海：185200点
清澄：101800点
姫松：101700点
有珠山：11300点
臨海女子高校、清澄高校
決勝進出！！！！！！
といったとことで今回はここまで。
いやー、それにしても驚きましたね。ネリーが後半戦で本気を出すだろうことはまだ予想通りでしたが、ここまで圧倒的な強さを見せて、しかもそのまま一気に大将戦を終わらせてしまうとは。しかも、今回の時点ではまだ作中でハッキリと「終わりましたよ」とは言わないことで、気付かない人は普通に気付かないという手法を使うとは。実際、私も「いやー、ネリーの3連続三倍満は凄かったなー。」としか思いませんでしたからね。で、ネリーが言った言葉の意味を調べている時に、ふと「ん？ あんだけ子で和了ったら場が回るから、大将戦終わっちまうんじゃねーか？」と思って、よくよく確かめてみてようやく気付いた、というレベルでした。もうネリーの言葉の意味を調べるのとかどうでもよくなってしまいましたｗ
有珠山や姫松を応援していた人の中には、この結果に納得いかない人も居るかもしれません。咲-Saki-アニメ1期の個人戦や、咲-Saki-2回戦や阿知賀編の準決勝など、その結果に対してわーわー言う人も出てくるのを、私は嫌というほど見てきました。しかし、私は咲-Saki-の作中で起こったことは基本全て受け入れる姿勢でいます。特定の高校に入れ込み過ぎないようにしているのもそのためです。勝負をするということは勝者と敗者が生まれるということ。次回、勝利の涙と敗北の涙を見ることになるでしょうが、私からのお願いはただ1つ。敗北を悔しがる・残念がるのは良いけれど、勝者を貶めるな、ということだけです。勝者を貶めるということは、その勝負を一緒に行っていた敗者をも貶める行為だと私は思います。ひいては、その作品とその作者をも貶めている「アンチ」でしかありません。ファンがアンチに転じるところをなるべくなら見たくはないものです。以上です。
次号は休載ですが、次々号の発売は年末進行のため前倒しで12/29なので、今年はまだもう1話「咲-Saki-」が読めます。次回は12月29日発売号に掲載です。
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この記事へのコメント
1. Posted by 2015年12月04日 23:01
末原先輩１０和了無放縦なのに１万近く削られた上、１００点差で敗退とか泣くしかないよね
負けるにしても咲が自分の２位をもぎ取ってほしかったなぁ ほんと不幸やで
負けるにしても咲が自分の２位をもぎ取ってほしかったなぁ ほんと不幸やで
2. Posted by 2015年12月04日 23:29
2回戦に比べたら順当な結果なんだから荒れるはずない
2回戦で荒れたのは目立った回想もなくて全力という全力も出してないから勝ち上がると思われていた永水が負けたからでしょ
阿知賀編は結果的にはそうなるのが見えてるから、気に入らない奴が暴れてるだけでこっちはアンチに等しいだろうけど
2回戦で荒れたのは目立った回想もなくて全力という全力も出してないから勝ち上がると思われていた永水が負けたからでしょ
阿知賀編は結果的にはそうなるのが見えてるから、気に入らない奴が暴れてるだけでこっちはアンチに等しいだろうけど
3. Posted by お見せしよう、王者のコメントを！ 2015年12月04日 23:45
親かぶりの100点負けって。これは悔しいな末原さん。
後、何気に姫松の獲得点数が二回戦と同じ101700点ですね。二回戦では2位抜けの点数でも今回は100点差3位敗退……同じ点数だった事に何か意味ありそう…(ある意味プラマイゼロかこれ？)
後、何気に姫松の獲得点数が二回戦と同じ101700点ですね。二回戦では2位抜けの点数でも今回は100点差3位敗退……同じ点数だった事に何か意味ありそう…(ある意味プラマイゼロかこれ？)
4. Posted by 名無しさん＠ダイエット中 2015年12月05日 00:18
末原さん悔しいだろうがこれが魔境の領域なんですよね
どっかでプラス成績残すと思ってたネリーが最後ワンサイドゲームして終わるとは思わんのですよ
どっかでプラス成績残すと思ってたネリーが最後ワンサイドゲームして終わるとは思わんのですよ
5. Posted by お見せしよう、王者のコメントを！ 2015年12月05日 00:33
千里山大好きだったけど結果に文句は言わない、勝者を貶めるのは勝負全体を貶めるという意見に全面賛成です。
この準決勝も各校の力と魅力が満載で楽しかったですね。
しかしネリーの運命力、ここまで大きな力を見せ付けるとは思いませんでした。
トップがここまで突出したのは阿知賀の二回戦と今回だけでしょうか。
これまでも大将戦は衣や淡なんかの魔物を咲さんや穏乃が抑えて勝ってきましたが、
決勝は魔物揃い踏みで最高レベルの戦いになるのが今から楽しみ。
手の内の見えた四校の各試合も気になります。
この準決勝も各校の力と魅力が満載で楽しかったですね。
しかしネリーの運命力、ここまで大きな力を見せ付けるとは思いませんでした。
トップがここまで突出したのは阿知賀の二回戦と今回だけでしょうか。
これまでも大将戦は衣や淡なんかの魔物を咲さんや穏乃が抑えて勝ってきましたが、
決勝は魔物揃い踏みで最高レベルの戦いになるのが今から楽しみ。
手の内の見えた四校の各試合も気になります。
6. Posted by お見せしよう、王者のコメントを！ 2015年12月05日 00:56
咲-Sakiは負けた側のキャラも魅力的なキャラが多いのが人気だと思います。負けた側のキャラを戦犯として叩く風潮さえなければ、次も楽しみで済むと思うんですよね。
7. Posted by ななしさん＠スタジアム 2015年12月05日 01:49
ここ見るまで終わったの気づいてなかったでござる
8. Posted by お見せしよう、王者のコメントを！ 2015年12月05日 09:28
末原が戦犯キャラを犠牲にして活躍してたのに親っかぶりの100点差で敗退するの可哀想。。。
ネリーのワンサイドゲーム能力強すぎだし、決勝の大将戦のキャラ全員がラスボス感出てるから何処のチームが優勝するのか楽しみィ(白目
ネリーのワンサイドゲーム能力強すぎだし、決勝の大将戦のキャラ全員がラスボス感出てるから何処のチームが優勝するのか楽しみィ(白目
9. Posted by J 2015年12月05日 09:57
それにしても蓋を開ければ爽が意外と活躍してないなぁ…振り込みが結構目立った印象。はやりのコメントはなんだったのか。
10. Posted by お見せしよう、王者のコメントを！ 2015年12月05日 12:45
いのけんさんほどフラットな姿勢ではいられないので、｢いけすかない留学生チーム｣より僕が思い入れのある姫松に勝ってほしかった気持ちは否定出来ないです。
しかし、今 になって、決勝戦で臨海に対してこの認識を改める展開が見られるチャンスがあると考えると、夢が広がってきました。
こう思える漫画、やっぱり素晴らしい。
しかし、今 になって、決勝戦で臨海に対してこの認識を改める展開が見られるチャンスがあると考えると、夢が広がってきました。
こう思える漫画、やっぱり素晴らしい。
「咲-Saki-全国編」BD1巻
