最近のモットーです。


金にならないことをしよう。

うちはおかげさまで事業規模が伸びてまして、2016年は売上2,500万円くらいまで伸びそうです。めざせ年商1億。限界集落から作りますよ。

で、思うのは、お金にならないことをしたいんですよ。積極的に。

今取り組んでいる「アシスタント制度」もとい「ブログ書生」はそのひとつで、別にお金になっていません。現在4人の方に生活費を与えて、ブログを更新してもらったり、空き家を開拓してもらったり、事業を立ち上げてもらっています。みんな勝手に頑張ってください。ベーシックインカムは俺が出す!

直感的にですが、これからは「お金にならないことを全力でやってみる」のが重要だと思うんです

より正確には、「お金にならないことを全力でやってみる」ことが「影響力の最大化につながる」のです。

というのも、お金にならないことって、基本的には誰もやらないんですよ。「ブログ書生」とかやろうとするのは、みたいな酔狂な人だけです。お金になりませんし、ある程度のお金がないとできませんから


でも、だからこそ、やる価値があるんです。

なぜか。影響力を獲得するには、「誰もやらないことをやる」のが、手っ取り早いからです

歴史を見ればそれは明らかで、歴史上、高い影響力を手にした人々は、誰もが「他の人はやらなかったことに取り組んだ」のですよ。誰でもいいです。ピカソはわかりやすいですね。ああいう絵を描いたのは、ピカソが初めてでした。だから、彼は評価を受けたのです。

Picasso Cubisme 01

ぼくが大好きな作曲家、マーラーも同じです。彼のような音楽を作った人は、歴史上いませんでした。ゆえに、彼は当時の音楽シーンから強烈にバッシングされ、風刺されます。1円の得にもなりません。でも、だから、歴史的な人物として残っているわけですね。

EXHI014616

資本主義の最中にあって、「誰もやらないこと」というのは「金にならないこと」です。お金になることはみんなやってます。そりゃそうです。お金は大切ですから。

だから、金にならないことをするべきなのです。ぼくは引き続き、金にならないことを積極的にしていきます。

で、それによって影響力を拡大します。

すると、面白いことに、お金も増えていきます。資本主義下において、影響力は貴重な資源だからです。

で、お金を稼いだら、また金にならないことに投下していきます。んで影響力を拡大し、お金に換え、金にならないことをしていく…というサイクルが描けます。


常にフロンティアを求める資本主義はこのようにアップデートされていく、というのがぼくの世界観です。

重要なのは「影響力」はお金に勝る資本だということです。お金よりも希少であり、お金を生み出す力もあります。

影響力をどう拡大し、どう使うか、これが面白いテーマなのですよ。