ソニーが米国・欧州向けに、名作プレイステーション2ゲームをPS4向けにダウンロード販売することを明らかにしました。

明日発売の第一陣タイトルは GTAシリーズ3本や Twisted Metal:Black、ローグギャラクシーなど8本。価格は10〜15ドル。今後の対応予定にはパラッパラッパー2 や キング・オブ・ファイターズ 2000 などが含まれています。





明日から米国・欧州のPS Storeで販売されるタイトルは以下の8本。
  • Dark Cloud — $14.99
  • Grand Theft Auto III — $14.99
  • Grand Theft Auto: Vice City — $14.99
  • Grand Theft Auto: San Andreas — $14.99
  • Rogue Galaxy — $14.99
  • The Mark of Kri — $14.99
  • Twisted Metal: Black — $9.99
  • War of the Monsters — $9.99
PS4で動くPS2ゲームの強化点は、グラフィックが1080pで高精細になったこと、トロフィーが設定されていること、動画配信やリモートプレイ、シェアプレイといったPS4ならではの新機能に対応すること。

いずれも「PS2の名作がPS4で買って遊べる」であって、オリジナルのPS2ディスクが使えるわけではありません。また「PS2の名作がPS3で買って遊べる」だったPS3版PS2アーカイブスをダウンロード購入していても、PS4向けにまた買い直す必要があります。SCEの発表でも、「互換」という言葉は使われていません。

Xbox OneのXbox 360後方互換(下位互換)は、オリジナルのディスクを挿入するか、DL版の購入履歴があれば無料でXbox One対応版がダウンロードできる仕組みでした。また任天堂は、Wii と Wii U なのに買い直しを強いられたバーチャルコンソールについて、すでに購入済みタイトルの場合は優待価格設定などの対応をしていました。PS4でも、それなら買おうかと思わせる施策が欲しいところです。

PS2の名作がPS4で復活。配信対応など強化、ディスク互換は非対応

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