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日中 環境分野で協力合意 COP21前に
11月29日 15時11分

日中 環境分野で協力合意 COP21前に
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地球温暖化対策を話し合う国連の会議、COP21が、フランスで始まるのを前に、日本と中国が、環境分野での協力について協議する会議が開かれ、両国は、日本の省エネ技術の導入など26の事業を具体的に進めていくことで合意しました。
この会議は、世界最大の温室効果ガスの排出国となり大気汚染などの環境問題も深刻な中国で、環境改善に日本の技術を生かしていこうと日中両国の政府が開いたものです。
都内の会場には、政府や企業の関係者およそ750人が集まりました。この中で、丸川珠代環境大臣は、安倍総理大臣や中国の習近平国家主席などが出席して今月30日からフランスのパリで始まる、地球温暖化対策の新たな枠組みを話し合う国連の会議、COP21について触れ、「会議では中国と緊密に連携を図りたい」と述べ、国際会議での日中の連携に積極的な姿勢を示しました。
一方、中国で経済政策を統括する国家発展改革委員会の張勇副主任は「中国の環境関連産業は成長を続けており、日本の先進技術を取り入れたい」などと述べました。
そして会議では、日本の省エネ技術の工場への導入や、まち全体で効率的に電力を利用するスマートシティーの共同研究など、26の事業を具体的に進めることで合意しました。
また会場の日本企業からは、中国の環境分野の市場は今後の成長が見込まれるとして積極的に参入を目指すという声も聞かれました。

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