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日中韓 感染症対策などで連携強化へ11月29日 15時03分
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日本・中国・韓国の3か国の保健大臣会合が京都市で開かれ、感染症に関する情報共有をさらに強化することや、ウイルスなどに薬剤が効かなくなる「薬剤耐性」への対応を話し合うアジア太平洋地域の閣僚レベルの会合を、来年開くことを確認しました。
京都市で開かれた日中韓3か国の保健大臣会合には塩崎厚生労働大臣と、中国の李斌国家衛生計画出産委員会主任、韓国のチョン・ジンヨプ保健福祉省長官が出席し、共同声明を採択しました。
それによりますと、ことし韓国で「MERSコロナウイルス」の感染が広がったことについて、「3か国が協力して流行の拡大に対処し、患者に関する情報が円滑に伝達された」としたうえで、今後の感染症対策では「コミュニケーションと情報共有をさらに強化し、より緊密な協力が必要なことを再確認した」としています。
また会合では、ウイルスなどに薬剤が効かなくなる「薬剤耐性」が国際的な脅威になってきているとして、来年4月にアジア太平洋地域の閣僚レベルの会合を開き、対応を協議することを確認しました。このあと、塩崎大臣は、記者団に対し「薬剤耐性の問題は今後さらに深刻化するとみられ、政府を挙げて取り組まなければならない。日中韓ともに、重要性を深く認識している」と述べました。
それによりますと、ことし韓国で「MERSコロナウイルス」の感染が広がったことについて、「3か国が協力して流行の拡大に対処し、患者に関する情報が円滑に伝達された」としたうえで、今後の感染症対策では「コミュニケーションと情報共有をさらに強化し、より緊密な協力が必要なことを再確認した」としています。
また会合では、ウイルスなどに薬剤が効かなくなる「薬剤耐性」が国際的な脅威になってきているとして、来年4月にアジア太平洋地域の閣僚レベルの会合を開き、対応を協議することを確認しました。このあと、塩崎大臣は、記者団に対し「薬剤耐性の問題は今後さらに深刻化するとみられ、政府を挙げて取り組まなければならない。日中韓ともに、重要性を深く認識している」と述べました。