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調査捕鯨再開 シー・シェパードが「妨害する」11月29日 19時07分
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日本政府が南極海での調査捕鯨を新たな計画に基づいて今年度実施すると発表したことについて、反捕鯨団体のシー・シェパードは声明を出し、「これまでどおり直接妨害する」と警告しました。
農林水産省は27日、日本の南極海での調査捕鯨について、国際司法裁判所の指摘を受けてこれまでの方法を見直し、対象をクロミンククジラに絞ったうえで、捕獲する数を従来の3分の1に減らすなどとした新たな計画をまとめ、今年度の調査を実施すると発表しました。
これについて、反捕鯨団体のシー・シェパードは29日、声明を出し、「調査捕鯨を行うためにまた法の網をかいくぐろうとしている」と非難しました。そのうえで、南極海での調査捕鯨を「犯罪行為」と決めつけるとともに、「犯罪行為が起きないようこれまでどおり直接妨害する」と警告しました。
シー・シェパードはさらに、オーストラリアのターンブル首相に対して、日本政府が調査捕鯨船を出港させないよう強く働きかけるべきだとしています。今回の日本政府の発表については、オーストラリアやニュージーランドの政府が28日、「深く失望した」などと非難する声明を出しています。
これについて、反捕鯨団体のシー・シェパードは29日、声明を出し、「調査捕鯨を行うためにまた法の網をかいくぐろうとしている」と非難しました。そのうえで、南極海での調査捕鯨を「犯罪行為」と決めつけるとともに、「犯罪行為が起きないようこれまでどおり直接妨害する」と警告しました。
シー・シェパードはさらに、オーストラリアのターンブル首相に対して、日本政府が調査捕鯨船を出港させないよう強く働きかけるべきだとしています。今回の日本政府の発表については、オーストラリアやニュージーランドの政府が28日、「深く失望した」などと非難する声明を出しています。