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ATMなど外国人旅行者向け対応を充実
11月29日 4時54分

ATMなど外国人旅行者向け対応を充実
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海外からの旅行者が急増していることを受けて、金融機関の間ではATM=現金自動預け払い機の案内をより多くの言語で表示したり、海外で発行されたカードでも利用できるようにしたりして、外国人旅行者向けの対応を充実させる動きが広がっています。
日本を訪れる外国人旅行者が急増していますが、宿泊施設の不足に加え、ATMの使いにくさも課題として指摘されています。
こうしたなか、コンビニエンスストアなどでATMを展開している「セブン銀行」は、ATMの画面の表示や音声による案内を、これまでの英語や中国語など4つの言語に加え、新たにタイ語やインドネシア語など合わせて12の言語で行うことになりました。銀行では、これで外国人客の9割が利用しやすくなるとしていて、来月中旬までに全国2万台余りのすべてのATMで対応できるようにする方針です。開発責任者の松橋正明常務執行役員は、「日本は現金の利用率が高い国なので、現金をより便利に下ろしてもらうことが経済の活性化、観光の振興につながる」と話しています。
また、海外で発行されたキャッシュカードやクレジットカードで日本円を引き出したいというニーズを受けて、大手銀行のほか横浜銀行や京都銀行などの地方銀行もより多くの海外のカードが使えるATMの導入を進めることにしていて、外国人旅行者向けの対応を充実させる動きが広がっています。

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