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【大リーグ】

マリナーズ入り合意の青木 1番右翼起用でイチロー伝説継承

2015年12月4日 紙面から

マリナーズと1年契約で合意した青木(社英夫撮影)

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 マリナーズが青木宣親外野手(33)=ジャイアンツからFA=と1年契約で合意した。2年目の2017年は球団が持つ選択権も設定された。金額の詳細は不明。2日の球団地元紙シアトルタイムズ(電子版)によれば、青木は同日(日本時間3日)夕方に本拠地シアトルのセーフコフィールド入り。身体検査の後、3日(同4日)にも正式発表される見込みだ。来季は「1番・右翼」での起用が濃厚で、イチロー外野手(現マーリンズ)が01〜12年途中まで同じ役割で築き上げた伝説を青木が継承する。

 イチローの背番号から「エリア51」と称されたセーフコフィールドの右翼を、青木が受け継ぐ。マリナーズと1年契約に合意。年俸の詳細は未公表だが、ジャイアンツが行使しなかった来季選択権550万ドル(約6億7700万円)前後とみられ、さらにイチローの代名詞だった「1番右翼」での起用が確実視されている。

 劇的なチームの方針転換が、青木をエリア51に呼び寄せた。マ軍は8月、ズレンシック前GMを解雇。約8年間の在任中はパワー偏重と投手力の軽視により、Aクラスさえ一度もなかった。だが、ディポト新GMは守備力と細かい野球の重視を明言。11月に俊足マルティンをレンジャーズからトレードで獲得して中堅に据え、さらに堅守で高出塁率の青木に白羽の矢を立てた。

 マ軍からFAとなった岩隈との「同級生コンビ」誕生も、現実味を帯びてきた。球団地元紙ザ・ニューストリビューン(電子版)によれば、ディポトGMはこの日、「まだ補強する。最優先するのは先発投手だ」とコメント。岩隈との再契約に全力を傾ける姿勢を、あらためて明確にした。

 マ軍は1日、トランボ外野手をトレード放出。シアトルタイムズ紙は「このトレードで、青木との交渉が一気に進んだ。さらに、トランボの来季年俸は約910万ドル(約11億1900万円)。これが浮いたことで、岩隈の獲得資金も捻出できた」と報じた。

 今季の青木は、死球による脳振とうと右腓骨(ひこつ)骨折で出場93試合のみ。それでも、メジャー自己平均と全く同じ打率2割8分7厘、出塁率3割5分3厘をマークした。盤石の来季は、日本の先達が築いた栄光の場所で輝いてみせる。

 

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