人気アイドルグループ、関ジャニ∞の錦戸亮（３１）が、テレビ朝日系「金曜ナイトドラマ サムライせんせい」（金曜午後１１時１５分）で現代にタイムスリップした幕末の志士、武市半平太を熱演中だ。熱いサムライを演じる熱い男を直撃した。
人気コミックのドラマ化。ちょんまげにはかま姿で現代の学習塾の先生となり、さまざまな問題をサムライらしい方法でスカッと解決する。現代に迷い込んだサムライという難役を、時にコミカルに、時に哀愁たっぷりに演じる。
共演陣も、ジャーナリストとして東京で暮らす坂本龍馬役に神木隆之介（２２）をはじめ、比嘉愛未（２９）、ジャニーズＷＥＳＴの藤井流星（２２）、森本レオ（７２）ら多彩。
「サムライがタイムスリップする役は映画『ちょんまげぷりん』（１０年公開）で経験しましたが、今回は連続ドラマなのでまったくの別物。この５年で役者として成長した僕をお見せしたい」
関ジャニ∞として、歌ありダンスありのステージを務めるが、俳優業と違いはないという。
「芝居だから『さあ、スイッチ入れ替えます』というのは寒いなと。たまに役が抜けなくてという方がいますが、僕らジャニーズは役を抜かないと次の仕事ができないので、その都度、自然にリセットする。ただ物事に敏感でいたいとは思います。何も考えなければ心も動かないので、感情のゆらぎを感じ取れるように」
子供のころ、タッキー＆翼の滝沢秀明に似ていると評判だったというが「小学生のころは、『いや、滝沢がおれに似てんねん』と言い返してました」と照れ笑い。
実はそれがジャニーズを受けるきっかけに。
「似てるなら、おれも入れるやろって、冷やかし半分で受けたら入っちゃって。気づけば歌ったりお芝居したり、もう道はこれしかないです」
いまやジャニーズでもトップクラスの人気者。将来やってみたいことを聞くと、「ロックスターになって豪遊してみたい…なんてね」。
ちゃめっ気たっぷりに笑った。 （志和浩司）