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リポート&コラム

【大阪オクトパス2015のまとめ】イサミが坂口を撃破、悲願のKO-D無差別級王座奪取、12・13博多で遠藤との防衛戦が決定!!/竹下、HARASHIMA越えならず。HARASHIMAに大家が猛烈アピールでKO-Dタッグ王座決定トーナメント出場へ/岡林が入江との肉弾戦を制す。試合後には入江とのコンビでKO-Dタッグ王座決定トーナメント出場に名乗り/アントン敗れる…EXTREME王座が流出! カシンのベルト踏みつけに彰人が激怒/ハードコアマッチで佐々木が巨大ラダーからのエルボー投下!/赤井が悲願のアイアンマン王座奪取/山ちゃん、プロレスデビューのはずが大喜利対決に。さらに後輩の渡瀬にRGともどもこっぴどく叱られる/高木大社長は来年の府立第一開催を宣言

28日、大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)にて「大阪オクトパス2015」がおこなわれた。まずは岩崎孝樹&松永智充vs内田祥一&鈴木大のキング・オブ・ダーク選手権タッグマッチから(第6代王者の岩崎は4度目の防衛戦)。試合前のVTRで松永は岩崎に「鈴木大っているだろ? アイツ、弱いぞ。アイツを狙ってオマエが直接、鈴木大から勝てば渡せる!」と言い聞かせていたが、本番になると鈴木に延髄斬りからミドルキックを決めた岩崎がコーナーに登ったところでタッチするとリングインしてバックドロップ。コーナーで呆然をする岩崎をヨソに松永がフォール勝ち。
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鶴見亜門GMの前説では2016年3月6日(日)、BOYZ大阪・世界館大会の開催(夜興行)と、ジョーイ・ライアンのタッグパートナー、キャンディス・レラエの参戦を発表。1・3後楽園、1・10&11大淀に出場する。オープニングコールに登場したKUDOは「手術の日程が決まりまして12月2日にします。(復帰は)夏前になんとかしたいと思ってます。必ず大阪にも戻ってきますので待っててください! 坂口さん、木高イサミには負け続けているけど、この日のために負け続けていたんじゃないかと思う。坂口さんの本気を見てください。大阪オクトパス2015、スタート!」と拳を突き上げた。
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第1試合は彰人&ヤス・ウラノ&中津良太&梅田公太vs石井慧介&高尾蒼馬&井上麻生&渡瀬瑞基の8人タッグマッチ。先輩レスラーに向かってエルボーで食らいつく渡瀬、さらに宇宙人プランチャを放つ麻生。しかし、彰人への450°スプラッシュをかわされてしまうとハナマサでフォール負け。
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第2試合は「松竹vsよしもと全面戦争」と銘打たれた、スーパー・ササダンゴ・マシンvsRG&山里亮太のスペシャルハンディキャップマッチ。ササダンゴは試合前の煽りパワポで吉本チームを分断するため、セコンドの渡瀬を使ってRGにハリケーンミキサーを決めてバラバラにし、戦闘能力の低い山ちゃんを血祭りにあげると宣言したが、実際は渡瀬に誤爆してしまって、渡瀬が頭、胴体、右手、左手、右足、左足とバラバラに。ササダンゴは悪魔将軍さんとかわした「3人で大喜利をおこない、10分以内で6ポイント獲得することで渡瀬の体のパーツをすべて取り戻す」契約を実行。3人で6つのお題にチャレンジし、なんとか6渡瀬を取り戻した。復活した渡瀬は当然激怒。「何してくれてんだよ! RG、何避けてんだよ! バラバラになっちまったじゃねえか! 山里、何がプロレスデビューだよ! 大喜利やってるだけじゃねえか! プロレスをナメないでください!」渡瀬が山ちゃんにドロップキックからキャメルクラッチ。これを救出したササダンゴとRGには両腕ラリアットを決める。さらにRGにはアトミックドロップ4連発。渡瀬「オマエら上がれ! 早くしろ! 正座しろ! 角も取れ! どうすんだ、この空気! 締めれんのかよ! じゃあ、オマエ(RG)締めろ。あるあるで締めろ。DDTあるあるか渡瀬のあるあるで締めろ」RG「プロレスあるあるが1個だけあったので唄わせてください」するとRGは森山直太朗の「さくら(独唱)」でプロレスあるあるを披露。「一番痛い技はチョップ♪」すると渡瀬は大爆笑。ハッピーエンドで終了した。
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【試合後のコメント】
ササダンゴ レーザーラモンRGさんが、この後、青森でクラブイベントに出演するらしくて、(16時)55分のタクシーに乗らないといけなくて、(午後)6時5分の飛行機で青森に向かうそうです。だからちょっと、コメントの方は控えさせてほしいということです。お願いします。で、山里さん、どうですか? こんな形で、もう松竹とか吉本とかじゃないっていう形になったんですけど。
山里 最初は松竹芸能の勢いを止めてやろうと思ってたんですけど、渡瀬がああいうことになったときに、いがみ合ってる場合じゃないなあってみたいになって、お笑いを一緒に作っていきたいって、そういう気持ちにもう一度戻れたことがよかったなと思います。
ササダンゴ 尊敬する部分もあるんですけど、なんでこんな小さいことが起こってんのかなっていう気持ちがあって、ほんとにどうやって山里さんを血祭りに上げようかといろいろ考えて、バッファローマンになったり、いろんなことをしたんですけど、まあ、結局、悪魔の力なんて借りなくても、ほんとに全部プロレスが解決してくれる、ほんとにプロレスを信じて生きてよかったなと、プロレスと仲間を信じてきてよかったなと思います。(山里は)今日に向けて結構、練習してきたと思うんですよ。現に最後、ドロップキックの受け身とかも、芸人さんらしいというか、プロレスラーらしくない受け身、現実離れしたリアリティーのある受け身でしたし、そういったところで非常に練習してきたところが見えて、忙しい中、たぶんDDTの若手たちと、渡瀬たちとDNAの練習に混じってたと思うんですけど。それで本当の意味でプロレスの技術を出し切れなかったところが申し訳なかったなと思って。どうですか?
山里 もうしょうがない。自分が積み上げてきたものがその場で出せないっていうのは、もう僕の力ですから。ああいうことになってしまった、渡瀬がバラバラになってしまったその時点で、今回、僕は思ってなかったんだなと。ただ一番気になってんのは、渡瀬が「お前は話題づくりのためだけに来てんだろ?」と言ったときに、お客さんが一つになった瞬間ですかね。「渡瀬、その通りだぞ。あいつがやってることは、山里、話題づくりのためだけに来やがったな」と。あの気持ちにはちょっとモヤッとしたものがありますけど。でもちょっと「DDTのリングを汚すな」とTwitter上で言われたんですけど、その方も今日で納得していただけたらなと思います。
ササダンゴ じゃあ最後、渡瀬、一言。
渡瀬 そうですね、リング上では怒ってしまったんですけど、体が一つになれて幸せです。
ササダンゴ 実際、山里さんは話題づくりのためだったと思うか?
渡瀬 いや、最初は話題づくりのためだと思ったんですけど、坂井さんが「(一緒に)練習をしてたんじゃないか」と言ってくれたんですけど、僕はDNAの若手に混じって練習してるんですけど、(山里は)道場に一度も顔を出したことないです。
山里 今日の感想? 一番心を込めて言います。「お邪魔しました」。

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第3試合はアイアンマンヘビーメタル級選手権時間差バトルロイヤル。試合前のスクリーンから王座が菊タローに移動する中、勝俣→平田→大鷲→ヨシヒコ→宮武→伊橋→伊橋のパンツと移動。伊橋のパンツを噛むなど、王座奪還への熟女の執念を見せたチェリーにベルトは渡ったものの、最後は赤井が丸め込み合戦を制して王座を獲得した。「第二体育館(競技場)は何回か、2回ぐらい(試合を)させてもらったんですけど、第1は初めてで、やっぱりお客さんの数とかが全然違うなというのがリングの上からもわかったんですけど、自分の父(赤井英和)が立った場所っていうのは、大阪府立でも第1だったので、スポーツ、競技は違うんですけど、父と同じ場所に立ったってこと、そしてそこでベルトを獲ったってこと…父はここでベルトを獲ったことないとこですよね? そこでDDTの一つの象徴であるアイアンマンのベルトが手に入ったので、これからまたプロレスを広める可能性を見い出していけるかなと思います」(赤井)。
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第4試合は高木三四郎vsKENSOvs佐々木大輔vs宮本裕向vs樋口和貞vs大家健のハードコアスペシャル6WAYマッチ。試合終盤には高木がKENSOをぶっこ抜き雪崩式ブレーンバスターでダウンさせるとロッカーを投入。なんとKENSOをロッカーの中に閉じ込めてしまって、ロッカー越しにドロップキック。さらに樋口が高木をロッカーの上へのノド輪落としで叩きつける。大家はその樋口にイスで脳天殴打から炎のスピア。佐々木と宮本が一斗缶殴打でカット。樋口は宮本をエプロンからイスへ投げていき、コーナーに登った樋口を佐々木が雪崩式フランケンで脚立へとぶつけていく。その脚立を佐々木は場外の高木とKENSOにぶつけてダウンさせると机を設置。さらに3メートルの巨大ラダー立て掛ける。樋口を一斗缶殴打で机に寝かせると、3メートルラダーからダイビング・エルボードロップでテーブルクラッシュ! これで3カウント。
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第5試合はDDT EXTREME級選手権試合。第33代王者のアントーニオ本多はケンドー・カシンを相手に4度目の防衛戦。ルールはUWFルールに3カウントフォール、場外20カウントが追加された特別ルール。カシンのボディーペイントは取り消された2020年の東京オリンピックのロゴとアントンの実兄の写真。さらにトゲのついた棒を持参。アントンはネクターを片手にリングイン。試合ではカシンがアントンをかく乱。ネクターも奪って、その缶を潰して攻撃していく。アントンはカシンの逆さ押さえ込みを耐えてスコーピオンデスドロップを決めると、ダイビング・フィストドロップを投下。これはカシンが剣山で迎撃。カシンはエルボースマッシュ連打。アントンはその腕を取ってバックスライド。さらにマヒストラルにつなぐがいずれもカウント2。アントンは両手でのナックルパンチからバイオニックエルボー。再びダイビング・フィストドロップを狙うが、カシンは松井レフェリーの脚を掴んで阻止。またまたコーナーに登るアントンをカシンが雪崩式腕十字。これを耐えたアントンをカシンがクルリと丸め込んで勝利。試合後、カシンはベルトを踏みつける。怒った彰人が止めに入るも、カシンは彰人にベルトを渡すフリをしてトーキックから暴行を加えて引き揚げた。
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【試合後のコメント】
カシン 何てことしてしまったんだ…。どうすりゃいいんだ? どうすりゃいいの?
――ベルトを獲ったので、防衛戦とかしていかないと…。
カシン 困ったね。これはちょっと…。どうすりゃいいの? 防衛戦しなきゃいけないの?
――返上をしなければ…。
カシン 返上できるの? いやあ、困った。次は、可能ならば、アマレスルールの3カウントで…。
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――試合後、リングに飛び込んだのは?
彰人 ベルトを踏まれていたたまれなくなって。あのEXTREMEのベルトっていうのは、僕があのベルトの価値をもっと高めようと思ってすごい頑張ってきて、高めてきたものを足蹴にされるのが僕は気に食わなかったんで。やっぱりEXTREMEのベルトには、すごい思い入れがあって。あのベルトは自分のもんだって、今でも思うので。相手がケンドー・カシンさん…僕ももともとアマレスやってて、アマレスラー時代でもプロレスラー時代でも、僕にとってはすげえ偉大な先輩なんですよ。けどね、そんなん関係ないですよ、自分が一番、プロレス界で一番思い入れのあるベルトが足蹴にされて。先輩だとか関係ないですよ。これはなんか、チャンスというか、試練というか、偉大なるカシン先輩を超えてから、また僕のEXTREMEの第2章が始まるのかなと。あのベルト、取り返したいですね。今すぐにでもタイトルマッチやりたいですね。あの行為は嫌ですね。
――カシン選手は、「次、アマレスルールで3カウントでやりたい」と言ってましたが…。
彰人 それ、プロレスと変わんないじゃないですか。(挑戦できるなら)何でもいいですよ。僕だってアマレスやってきた自負があるし。まあ、実績とかは向こうの方が上かもしれないけど。それを超えてかないと、ベルトの価値も上がらないし、自分も上がっていけないし。GMに頼んで、挑戦させてもらいます。
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アントン ベルト獲られてしまいました。いやあ、ショックですね。油断っていうわけじゃないんですけど、なんていうか、ドリーム感、ケンドー・カシンという、昔、テレビに出てた選手と対峙しているっていうドリーム感。試合中に、なんか酔うような感覚を覚えまして、こんなこと言うのはあれなんですけど、非常に楽しかった。もちろんそれは勝とうという意識がなくなったというわけではなくて、プロレスを楽しみながら勝利に向かって集中していくっていうのが私が目指すところのプロレスなんで。最後、腕関節を決められてですね、いろんな情景がよみがえりまして、ケンドー・カシン選手のこれまでの情景が…。そこでちょっと、気持ちが押されてしまったところがありますよね。それで返せなかった。でも絶対に取り返しますから。もう一回、闘いたいですね。もう一回っていうか、何回でも。ケンドー・カシンに勝つ、そしてベルトを取り戻すっていうのが、私のこれからのプロレスの物語の大きなテーマになると思いますんで。あきらめません。追っかけていきます。以上です。
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第6試合は男色ディーノ&バラモンシュウ&バラモンケイvsジョーイ・ライアン&福田洋&遠藤哲哉の6人タッグマッチ。男色バラモンが案の定、入場するや場外で水を撒き散らして暴れまわっているところで、ライアン&福田&遠藤が追いかけていって試合スタート。終盤のディーノの尻出しタイムの際に、バカ兄弟は紙皿の上にカレーを乗せる。しかし、福田のアトミックドロップでディーノが飛び跳ねると、尻の着地点はカレーの上。ディーノがコーナーでカレーまみれの尻をセットし、福田がその地獄門へと吸い込まれ、シュウが丸め込んで勝利した。
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第7試合は入江茂弘vs岡林裕二のスペシャルシングルマッチ。入江のヘッドロックを岡林がバックドロップで叩きつける。場外でダウンした入江がリングに戻されるとボディースラムや逆エビ固めでパワーに押され続ける。串刺し攻撃をかわしてのショルダーアタックを決めた入江。さらにショルダーの打ち合いになるとこれを制してようやく逆転。串刺しラリアットからブルドッキング・ヘッドロック。これはカウント2。岡林は入江をロープに振ってのスピア。さらに逆水平で追い込んで串刺しラリアットからコーナーに乗せて雪崩式ブレーンバスター狙い。入江は頭突き、エルボーで落とそうとするが、岡林は屈しないで雪崩式ブレーンバスター。これはカウント2。岡林がアルゼンチンで担ぐと入江はマディブルクロ―で回避。岡林はランサルセでコーナーに叩きつけるも、入江も負けじとブレーンバスター。岡林もブレーンバスターで投げてラリアットは相討ち。両者ヒザ立ちの状況でエルボーと逆水平を打ち合う。入江は岡林を頭突きからファイアーサンダーで突き刺すもカウント2。入江は重いエルボーを3発打ち込んで後頭部にもエルボー。岡林が起き上がって張り手連打でダウンを奪った。15分経過、岡林のパワーボム狙いを入江はリバース。岡林はアバランシュホールドを決めたがカウント2。ゴーレムスプラッシュを剣山で返した入江が丸め込むもカウント2。続くビーストボンバーはカウント2。岡林の張り手に入江は頭突きで返答。さらに岡林はラリアットをブチ込むがカウント2。岡林はボディースラムからゴーレムスプラッシュを投下して勝利。試合後、岡林は入江を引き起こすと「もう一回」とアピールして引き揚げた。
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【試合後のコメント】
岡林 入江との闘い、何回でもやってやるよ。あいつと俺は同期で、お互い違う団体で、切磋琢磨して、今の地位を築いて、今日こうして当たったんだよ。まだまだこれから、あいつとは闘っていかなければならない。ほんとにもっともっと、あいつに言いたいけど、もっともっと精進してかかって来い。今の俺は強いぞ。あのときとは立場が違うんだ。俺はチャンピオンとして迎え撃ったんだ、お前を。もっともっとトレーニングして、俺にかかって来い。それともう一つ、このDDT、タッグのベルト、今チャンピオンがいないだろ? それで今度、チャンピオンを決めるタッグトーナメントやるそうだけど、俺にも出させろよ。DDTのタッグ(ベルト)巻いた者として、出る権利はあるだろ? タッグパートナーは誰でもいいけど、なんだったら、今日当たった入江をタッグパートナーにしてやってもいいんだぞ。入江がどう言うか知らないけど、今日俺が勝ったんだから、この要求は飲んでもらうぞ。入江とタッグ組んで、タッグトーナメントでてやる。以上。
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入江 悔しい…。あんだけ勝たないと意味がないという試合で、ガッチリとやられた。すべてにおいて完敗でした。悔しいし、今こうしてコメントブースに戻って来ることも恥ずかしい。ほんとに応援してくれたみんな、すいませんでした。(しばらくうつ伏せになって泣いて、言葉を発せず。気を取り直して座りなおして…)でも、でも、でも、純粋に岡林はすごかった、ほんとにすごかった。その岡林さんがタッグのトーナメント、KO-Dのタッグのベルト、僕と組んでいってもいいって言ってくれて、ほんとにうれしい。でも僕のちゃんとした正式なパートナーは高尾蒼馬、石井慧介、その2人だけど、あんなすごい岡林さんが僕をパートナーにしたいと、してもいいといってくれてるんだったら、組ませてもらって、あの馬力のすごさを盗みたい、そしてまた、チームドリフとしてやっていく。それだけです。ありがとうございました。
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セミファイナルはHARASHIMAvs竹下幸之介のスペシャルシングルマッチ。緊張感溢れるグラウンドの攻防。HARASHIMA は腕十字を狙うも竹下が抱えてコーナーまで運ぶ。ロープに詰めた竹下は逆水平からボディースラム。さらに逆水平とエルボー、スナップメイヤーからのスリーパーでギブアップを迫る。竹下のヘッドロックをHARASHIMAがロープに詰めると逆水平。竹下も逆水平でやり返してラリーに。腹部への攻撃で動きを止めたHARASHIMAがエルボーの打ち合いからボディーブロー。さらにミドルキックを放つ。竹下は思わず場外でダウン。そこをHARASHIMAがエプロンからのアトミック・ボムズアウェイ。HARASHIMAは竹下をコーナー2段目に寝かせてフットスタンプで突き刺した。HARASHIMAはキャメルクラッチ。竹下はロープに逃げる。HARASHIMAは串刺しフロント・ハイキックから雪崩式ブレーンバスター。食らった竹下もブレーンバスターで投げ返す。竹下は逆水平からトラースキック。バックブリーカーからウォール・オブ・タケシタへ。HARASHIMAはファルコンアローkらスワンダイブ式フットスタンプでやり返し、山折りへ。続く蒼魔刀はコーナーにぶつけられてしまう。すぐさま竹下はジャーマンで投げてダブルダウン。両者はエルボーの打ち合い。投げ捨てドラゴン・スープレックスで攻勢に出る竹下をHARASHIMAはジャンピング・ハイでシャットダウン。続く蒼魔刀は竹下がキャッチしてフランケン。ラリアットの相打ちからHARASHIMAはハイキック。そこからリバース・フランケン、さらに蒼魔刀を叩きこむがニアロープ。HARASHIMAは予告つきのファイアーバードを投下するがカウント2。スワンダイブ式蒼魔刀狙いは竹下が迎撃。竹下の延髄→正面からのラリアットはカウント2。ようやくジャーマンを決めたがカウント2止まり。ならばと竹下はクロスアーム狙い。HARASHIMAはこれを阻止すると低空ドロップキックから側頭部へのスワンダイブ式蒼魔刀で勝利した。HARASHIMAには勝利者賞が贈呈された。
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【試合後のコメント】
竹下 …ダメだ。ダメだ。ダメだ。
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HARASHIMA まあ、勝つことができましたけど、竹下、末恐ろしいヤツだね。ちょっとほんと、途中のジャーマンで体がしびれて、動けないかと思ったけど、どうにか勝つことができた…。彼が言ってた世代闘争、正直ピンと来ないけど、確実に追い上げられてるのは感じますね。ただ、ただ、僕の方がまだまだ先をいってるんで、まだまだ。彼が進化すれば、僕も進化して。まだまだ先輩としてガッチリいきたいと思います。でもほんとに強いですよ。でも気持ちよく勝てました。
――今日は竹下選手の攻撃を全部受け止めようと思ってました?
HARASHIMA そうですね。受けすぎました。でも、よけれるだけの余裕はね。正面からガッチリ来てくれて気持ちよかったですね。まだまだ、まだまだですよ。
――どれぐらい余裕は残ってました?
HARASHIMA 強気なコメント出したいけど、まあ、見ての通りですよ。危なかったですよ。でも負けないですよ、まだまだ。ほんとにすごいヤツですね。
――あえて、竹下選手に足りない部分を言うとしたら?
HARASHIMA 経験が足りなっていうのは当たり前なんでね、多少、自分の力を過信してる。あの身体能力とパワーは誰にも引けをとらない。でも、そこを完全に生かせてないんで。完全に自分の体を生かせることができたら、僕ぐらいの体格じゃかなわないなと。やっぱりポテンシャルはすごいんで。
――まだ体を持て余してると?
HARASHIMA はい。
(ここで大家が飛び込んでくる)
大家 HARASHIMA、HARASHIMA、12月の19、KO-Dタッグチャンピオン決定トーナメント、この大家健、HARASHIMA組で出場するぞ!
HARASHIMA エッ…いや…僕のユニットにはウラノ君や彰人君がいるんで、君で…。
大家 そんなこと関係ねえ! 俺たちはプロだろ!? プロだったら、お客さんが一番見たいっていうものを提供すべきでしょうが! 今、お客さんが一番見たいもの、それは新日本プロレスに勝った、棚橋弘至に勝った、HARASHIMA、大家健組でしょうが! ね!? ね!? 鉄は熱いうちに打て! いつやるんですか!? いつやるんですか!? いるやるんですか!? 今でしょうが!
HARASHIMA あっ、自分で言った。
大家 今でしょうが! そうでしょ!? そうだよな! そうだよな!
HARASHIMA いや、お客さんが見たいかどうか…。
大家 よーっしゃ! 決定だ! 12月19日、KO-Dタッグチャンピオン決定トーナメント、HARASHIMA、大家健組、出場決定!
HARASHIMA あとでウラノ君と彰人君に言うけど、じゃあ…(と差し出された手を握り返す)。

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メインイベントはKO-D無差別級選手権試合。第54代王者の坂口征夫は木高イサミを相手に3度目の防衛戦。イサミは「ユニオンプロレス、木高イサミ」とコールされる。坂口はKUDO、高梨、梅田の酒呑童子とともに入場。ゴングとともにイサミがエルボーで飛び込む。坂口も腕をキャッチして逆十字に持ち込んだが、イサミが切り返して弓矢固め。坂口はそれでもマウントを奪い取って三角絞めへ。イサミはパワーボムの要領で叩きつけて解除する。脚を取ろうとするイサミを坂口が阻止してスリーパー。ロープに逃げたイサミに坂口はチキンシンクからミドルキック。さらにエプロンPKを決めてみせるとヒザ蹴りからリングに戻して5分経過。ストンピングを放つ坂口の脚を絡みつこうとするイサミ。坂口が強烈なニーを放つもカウント2。坂口はミドルキック連打。イサミは「来いよ!」と意地を張る。「上等だよ!」と坂口が蹴倒す。ここからチンロック。エルボーの打ち合いからイサミがドロップキック。コーナーに登るも坂口が蹴り上げて動きを止めて腹這いに。坂口の串刺しランニング・ニーをイサミがかわしてダイビング・ボディーアタック。さらにブレーンバスターへつなぐがカウント2。10分経過、坂口はカウンタ-のドロップキックから高速ブレーンバスター、さらにジャンピング・ミドル。坂口のPKをかわしたイサミはロケットパンチ式のヘッドバットからオクトパスホールド。さらに壱弐四四式に持ち込むも、坂口がヒザ蹴りで阻止してコーナー腹這いでセットすると串刺しランニングニーからPK。これはカウント2。坂口はスリーパーへ。持ちこたえるとバックドロップ。坂口もバックドロップで投げ、イサミもバックドロップからダブル・ニーアタック。これはカウント2。ボディースラムからダイビング・ダブルニーを投下するがこれはかわされる。ならばとヒザ蹴りを入れてダイビング・ダブルニー。しかし、カウント2止まり。坂口は勇脚・斬を回避して背中へのニー。神の右膝を狙うもイサミが勇脚で迎撃してダブルダウン。15分経過、エルボーの打ち合いからイサミがグーパンチ。坂口が右膝をブチ込むもカウント2。再びカバーしたがカウント2で返される。坂口はスリーパー。コブラクラッチ狙いを抜け出したイサミが丸め込むもカウント2。イサミはカウンターのラリアットから垂直落下式ブレーンバスター。さらにスライディング・ラリアットから勇脚はカウント2。坂口もPKから神の右膝を狙うもイサミがかわしてジャーマン。これもカウント2。勇脚・斬を防いだ坂口は煉獄。これでも倒れなかったイサミがカウンターの勇脚一閃。ここから後→前の勇脚・斬につないで勝利した。
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試合後、イサミがベルトを受け取る。酒呑童子に抱えられて引き揚げる坂口に「もう一回だ!」と叫ぶとマイクを取る。イサミ「僕はDDTの所属だけど所属じゃないというフワフワした立場です。会社内ではありますが、プロレスリングBASARAを1月21日に旗揚げします。思えば…長くなるからやめますわ。僕もDDTを皆さんと同じように客席から見てたんですよ。そこにはすごいレスラーがいっぱいいて、その時、まだ20歳にもなっていないペーペーの俺は思ったんです。ここの団体に入りてえなって。でも入り方もわからないし、どうしたらいいかわかんないところでKAIENTAI DOJOの応募があったから、TAKAみちのくさんも好きだわって、そっちに歩んで。僕は今でもそれが正しかったと思っています。その経験がこういう舞台で僕にベルトというチャンスを、総選挙1位という結果を皆さんからもらいました。ありがとうございます。ただ、ベルトを獲ったので上から言わせてもらえれば、僕はこのベルトに挑戦したのは選挙でしたが、僕の実力だと思っています。なあ、ところで遠藤。そんなところ(放送席)で高みの見物してないで、せめてエプロンまで上がれよ。嘘だよ。中まで入ってきていいよ。(遠藤がリングイン)これで俺とオマエが、なんなら半年前でも全然想像もしなかった、俺とオマエでこのベルトだよ。オマエじ、ゃんけん強いんだってな」ここでじゃんけん勝負をするがイサミが負ける。遠藤「僕はじゃんけんでここまできましたけど実力だと思っています。今、流れは僕にきてます」イサミ「これは、KAIENTAIの道場で生まれた木高イサミというレスラー、そしてフリーでフラフラしていて、受け入れてくれたDDT、成長させてくれた大日本プロレス、すべてを俺は懸けてオマエと博多でやってやるよ」遠藤「DDT所属というプライドを胸に、あなたからそのベルトを獲ります」イサミ「正々堂々とやりましょう。お引き取りを。最後に一言だけ。僕はプロレスラーになって本当によかったです。そしてDDT、ならびにユニオンプロレス、応援してくれたファンの方々、ありがとうございました。俺がKO-Dチャンピオンの木高イサミだ!」
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最後はカーテンコールがアナウンスされて一部選手を除く今大会の出場選手がリングイン。坂口はダメージで花道から動けなかったが、後ろから最終入場のイサミが出てくると、意地でイサミの前を歩いていった。高木がマイク。「本日は誠にありがとうございました。関西初のビッグマッチ、いかがだったでしょうか? でも、まだまだまだまだこんなもんじゃないんですよ! 大阪のプロレスを盛り上げたい! 東京以上に関西のプロレスを盛り上げたいんだよ! だから! 来年も大阪府立第一、やります! 今日来たみんながDDTの魅力を大勢の人に伝えてください! 来年もよろしくお願いします。ありがとうございました!」場内に『Into the Light』が流れて選手は退場。一人残ったイサミが頭を下げてゲートで「ありがとうございました!」と引き揚げた。
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その後、スクリーンには生タコが大映しとなり、その生タコを持ったバカ兄弟がエンドアナウンス中の赤井沙希にぶつけてひどい目にあわせた。シュウかケイ「オマエら大阪オクトパスなのにタコが出ないから俺たちが出てきちゃったよ!」シュウとケイ「タコをバカにするやつは死んで地獄に堕ちて今度生まれ変わったらウジ虫になるぞ! タッコで~す(←たこ八郎のマネ)」これがエンディング。
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【試合後のコメント】
イサミ やっと、手が届きましたね。一番初めに言えるのは、僕は本当にプロレスが好きでよかったなと。心から思うし、DDTが好きになって、DDTと出合ってよかったなと思います。そして、ユニオンプロレスで10年間過ごしてきて、ほんとによかったなと思いました。ファンの皆さんもそうですし、プロレスラーの仲間たちもそうですし、全部ひっくるめてなんですけど、ほんとにプロレスが好きでよかったなと心から思います。何回も挑戦したベルトで、正直、もう挑戦する権利は回ってこないんじゃないかと思った時期もありました。でもそれが、ユニオンがなくなって、ユニオンがなくなってからチャンスが回ってきて、今度こそって。対戦相手が坂口征夫でよかったです。あの人だったからこそ、あの人と僕にしかできない試合になったと思うし、両国で(ベルトを)獲ったKO-Dチャンピオンだからこそ(ベルトを)獲る意味があったし。でも、振り返ってみれば、楽しいことしかなかった。前哨戦も含めて。プロレス界とで合ったところから。プロレスをテレビで見始めて、会場に足運ぶようになって、応募の資格とかを見て、プロレスラーになろうかなと思って、でもちょっと体が小さいから“なれるかな?”と思ってた僕が、MIKAMIさんとかDDTと出合って、“体の大きさだけじゃない、人とは違うことができればプロレスラーになってもいいんだ”と思って、そこに『TAKAみちのくの毒針日記』があって、プエルトリコ行って自分の度胸を試してみようと思って、そっからいろいろあって2000年にデビューして、今2015年…レスラーとして14年目、プロレスラーになってほんとによかったですね。ベルト(今までに)いろいろ巻いてきましたけど、見える景色が違う。大好きな団体だからこそ、とりたかったですね。DDT所属ではなく、DDTグループの中でいながら、敵かどうかは見てもらったファンの方々が判断して下さい。でもDDT本体ではなく、僕はこのベルトに挑戦し続けたんで。それで獲れたんでうれしいです。今日もセコンドは、まあBASARAのメンバーはいましたけど、付かないでくれって言って。僕のセコンドはやっぱり、1244人(の投票してくれたみんな)だったんで。そうじゃなかったら、負けてましたね。神の右も当たりどころがよかったのかもしれないですね。あれは当たりどころが悪かったんじゃなくて、よかったかもしれないですね、後ろに倒れなかったんで。でも、倒れれもスリーカウントは取られなかったですね。それは1244人の(僕に票を)入れてくれた人たち、会場で応援してくれた人たち、テレビの前で応援してくれた人たち、みんなが僕の後ろを守ってくれたんで倒れなかったし、まだまだチャンピオンだけど、攻めていきますよ、どんどんどんどん。次は遠藤の挑戦がもう決まってるんで。遠藤は僕が店長をやってる新宿の『ドロップキック』っていうお店で働いてくれてるんえすけど、彼が日々、どれだけ努力してるかも知ってるし、仕事中でも『ちょっといいですか?』ってプロテインとか(鶏の)笹身とか食い始めるんですよ、『食事の時間なんで』って。いや、すげえなと思って。『今、体重増えてるんで、減らすトレーニングをしてるんです』とかも遠藤からよく聞くんですよ。本当に努力家で。ハッピーモーテルていう連中と、しょっちゅう練習してるのも知ってるし。努力家で、練習家で。運も実力のうちなんていいますけど、ほんとだと思うし、実力で勝ち取ったものだと思うし。実際、今日、僕も運があったと思うし。まあ、遠藤とは正々堂々とやりたいですね。ほんと、(遠藤とのタイトル戦は)夢にも思わなかったですよ。だって半年前、例えばユニオンの後楽園(大会)のときだって、坂口さんと僕がKO-Dを懸けて、こういう舞台でやるなんて思っても見なかったし、僕が遠藤と防衛戦をやるなんて、ほんと夢にも思わなかったし。これだからプロレスは面白いです。夢にも思わなかったことが実現していく、だからドラマチック・ドリームチームなんだろうな。
――今回のタイトルマッチ前、『外敵として…』っていう言い方をすごくしてたと思うんですけど、今後はDDTを背負っていくっていうことになるのか、それともまた別の気持ちなのか?
イサミ 背負っていくっていうのはないですね。ほんとに僕の中でユニオンプロレスがこれだなって。スーザンさん、見てますか? ちゃんと獲りました。スーザンさん、約束どおり獲りましたよ。ユニオンプロレスは終わったけど、胎動は始まってるんで。プロレスリングBASARAっていう。BASARAの木高イサミですからね。DDTグループ内ですけど、チャンピオンとしてでも、DDTと真っ向から勝負していきたいと思います。いやあ、すごいじゃないですか、大阪でも今年3回目のビッグマッチですからね。ビックリした。いつの間に…。僕が(DDTを)見てたのって、ジオポリスとかclub ATOMとかですよ。すげえな…。外敵かどうかは見てるお客さんに判断してもらうことにして、僕はDDTと勝負していきたい。すごいから。叶わないことではないっていうことは、ここにベルトがあることが証明してると思うし。後輩たちに、少しでも背中を見せられたのなら、それでいいです。
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坂口 別にないです…。またやりたいですね。生き残れなくて…。生き残れなかった、チクショー。なんか、断片的で、何も…よくは(覚えてない)。ただ、負けた事実を兄弟たちに教えてもらって。兄貴(KUDO)、復帰まで(ベルトを)守れなくて、すいませんでした。イサミ選手は戦前、『俺のは活(い)かす』と言ってたけど、闘ってみても何の気持ちも変わんないです。活かされてないです。だけど殺されてもないです。ただじゃ死なないです。もう1回、KO-Dのベルトにたどり着くまで。それまでイサミ、お前がベルト持ってろ。もう1回俺がたどり着いて、今度こそはお前の息の根、止めてやるから。ぶっ倒してやるからな。
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遠藤 先ほどより記者が少ない気がするんですけど…。気のせいじゃないですね? 明らかに人数が少ないですから。一言、イサミさんにリング上で言おうと思って忘れたことがあるんですけど。ベルトを獲って『おめでとう』って言いたかったんですけど。ただ、この『おめでとう』っていうのは、『ドロップキック』所属の僕からで、DDT所属の僕は真逆のことを思ってますね。ベルトっていうのは、その団体の一番象徴となるものなんんで。それが他団体に流出してしまったっていうのは、事件なわけですよ。DDT所属の僕としては、イサミ選手が持ってるっていうのはふさわしくないと思ってます。だから、次の博多で僕が挑戦して勝って取り返さなきゃいけないわけですよ。まあ、坂口選手とやって、どっちが勝ってほしいっていうのは難しいところであったんですけど、イサミ選手が勝って、それに挑戦するっていう方が、自分としては大事っていうか…。イサミ選手から獲る方が大仕事ですね。今回、イサミ選手がベルトを獲って、シチュエーションは整いました。あとは博多で僕が勝って、新王者になるだけです。ベルトを取り戻すのは、この僕です。
――新チャンピオンからは「かなり努力家だ」と褒められてましたが…。
遠藤 どうなんでしょうかね? 何を努力ていうかは…。僕は人より努力してるっていう気持ちはないですね。最近だと減量、動きに合わして体重を少し落としてるのとかを、食事をtwitterに上げて『遠藤はストイックだ』見たいなことを言ってくれてる見たいですけど、僕にとっては全然、苦ではないし、それが普通だと思ってますんで。レスラーなんで、体作りも仕事だと思ってますんで。別に特別なことをしてるっていうイメージはないです。僕にとっての普通の日常です。ただ、努力家だって言ってくれてるのは、素直にうれしいですね。その努力が博多で花開くと思いますんで。
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【高木三四郎大社長の総括】
高木 大阪、関西初のビッグマッチ『大阪オクトパス2015』、無事に終了しました。何て言うんですかね、2階以外は超満員にできたかと思うんですけど(苦笑)、思った以上にアリーナも満員にできて、今思えば、営業してる中で、やっぱり関西と東京の違いみたいのがあったというか、やってる中でもうちょっとこうすればよかったなとか、ああもっとこうやればよかったなというのがどんどん出てきて、その中で自分がほんとに、選手みんなも試合内容もすごいよかったし、僕らが出していった部分がお客さんにも満足していただいて、すごく内容もよかったんですけど、もうちょっとなんていうんですかね、もうちょっと埋めたかったなというものがあって。それは一つの課題として残った部分は大きかったなと。何もかもうまくいくような時代じゃないので、これはこれでいい経験になったなというのと、来年への感触はつかみましたね。今回、自分も営業してて、『DDTは見たことないんですけど、見に行ってみたいですね』という人はすごく多かったんですよ。そういう部分ではまだまだ掘り起こせるなというのと、プロレスに興味を持ってる層を掘り起こせたんじゃないかというのが僕は感じましたね。だからまあ、やっぱり何だろな、来年は(観客を)増やしていけると思うんです。一つひとつの積み重ねだと思うし、来年は大阪、関西圏での興行を増やしていきたいと思います。今回思ったのは、埼玉、千葉、神奈川とやってるのに、大阪は大阪だけ。やっぱり京都、兵庫、奈良、和歌山あたりをやっていかないといけないというのが課題ですね。そういったところも巻き込んでいって中国地方。山陽、山陰、そして四国というところもどんどん巻き込んでやっていきたいなと思います。まあ、いろんな部分が見えた大会ではありましたね。まあ、土曜日の(午後)4時開始というところでは、比較的健闘したところじゃないかなとは思います。でも、正直な気持ちとしてはやっぱり、もっともっとプロレスの魅力を大勢の人に伝えたかったなと。来年またやります。システム上、いついつって言えないのが残念ですけど、だいたい同じぐらいの時期か、ちょっと前後して。12月に入るかはわからないですけど、その辺でやりたいですね。
――府立第一完売は来年のテーマ?
高木 そこまで持っていきたいですね。ちょっとしたことなんですけど、ちょっとしたことのいくつかが…ここをこうやってたらよかったなっていうのがあとからいくつか出てきたんで、そこですね、そこさえクリアできれば(大阪府立)第一を完売させることはできると思います。
――関西以外、九州や東海地方などでも、この規模のビッグマッチを開催していこうという思いは?
高木 まあ、でもまずは関西ですね。リベンジじゃないんだけど、もっともっと関西でも広げていきたいなと。(テレビ)埼玉でやってる『さいたまースラム!』をタイトルを変えるかどうかわかりませんけど、サンテレビとかこっちの19チャンネル(テレビ大阪)とか、そういうところで放送していて、積み重ねていこうと思いますますね。それは感じました、メディアの力っていうか。テレビさいたまの放送って、すごい影響あるんですよ。この前、歌舞伎町を歩いてると、『“さいたまースラム!”見てます』って言われて。やっぱり見てるんだなって。メディア(の力)なんだなって。そういった部分、プロモーション的な部分がやり切れてなかったなて。そこが悔い残る部分なんで、そういうところを頑張っていきないなと。内容は申し分ない。だからそこの部分でどんどん広げていきたいなと。
――木高選手がベルトを獲りましたけど、流出って感じですか? それともグループの中で移ったっていう感じですか?
高木 それはお客さんが決めることで、あの大歓声を聞くと、流出って言う感覚とは違うのかなって。仮にも選挙で1位になった人間なんで。1位になった男がベルトを獲って、それで流出ってブーイングで迎えられたら、それはそれで問題があるんじゃないかなと思うんですけど。DDTの人間に取り返してもらいたいなと思う半面、ユニオンプロレスでずっとやってきた意地っていうのが、今日出たのかなと。そういう意味ではユニオンプロレスに1年間所属していて頑張ってた身としては、流出したっていう気持ちと、『よかったな、おめでとう』っていう気持ちと、二つありますね。すごい苦労して、KAIENTAI DOJOでやってて、そこをやめてほんとに流浪のドインディー生活いてた頃から彼を知ってて、『今度、ユニオンプロレスっていうのをやるんで、底でいっしょにやらないか』って誘ったのも僕なんで。ユニオンプロレスが今年の10月で区切りをつけてしまったっていう後ろめたい気持ちも自分の中にあって、その中で彼自身の意地と彼自身プライドていうものが、この大会につながったんじゃないかなって。彼には新しいものを見せてもらいたいし、新団体としてBASARAっていうのを。プロレスシーンの中で木高イサミっていう名前とブランドを広めていってもらいたいと思うんで。彼は今、全日本プロレスのアジアタッグを宮本裕向選手と持ってますけど、もっともっと広げていてもらいたいと思いますね。
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