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陸自元幹部ら7人 文書漏えい疑いで送検へ12月4日 5時39分
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陸上自衛隊の元幹部が、外部に持ち出すことができない自衛隊の訓練に関する内部文書を、在日ロシア大使館の元駐在武官に渡していたとして、警視庁は元幹部や元駐在武官、現職の幹部自衛官など合わせて7人を、職務で知りえた秘密を漏らすことを禁じた自衛隊法違反の疑いで、4日、書類送検する方針です。
書類送検されるのは、陸上自衛隊の東部方面総監だった泉一成元陸将(64)と、在日ロシア大使館に勤務していた50歳の元駐在武官、それに、元陸将の部下だった57歳の現職の幹部自衛官など合わせて7人です。
警視庁の調べによりますと、泉元陸将はおととし5月、都内のホテルで、外部に持ち出すことができない自衛隊の訓練に関する「教範」と呼ばれる内部文書を元駐在武官に手渡した疑いが、幹部自衛官など5人は教範の入手に関わった疑いがあるということです。教範は、隊員の訓練や教育に使われる400ページ余りの冊子で、これまでの調べに対し、泉元陸将など6人は持ち出しを認めているということです。
一方、元駐在武官はロシアの情報機関「GRU」=軍参謀本部情報総局の出身とみられ、すでに帰国していることから、警視庁が外務省を通じて出頭を要請しましたが、回答はなかったということです。
警視庁は、職務で知りえた秘密を漏らすことを禁じた自衛隊法違反の疑いで4日、7人を書類送検する方針です。
警視庁の調べによりますと、泉元陸将はおととし5月、都内のホテルで、外部に持ち出すことができない自衛隊の訓練に関する「教範」と呼ばれる内部文書を元駐在武官に手渡した疑いが、幹部自衛官など5人は教範の入手に関わった疑いがあるということです。教範は、隊員の訓練や教育に使われる400ページ余りの冊子で、これまでの調べに対し、泉元陸将など6人は持ち出しを認めているということです。
一方、元駐在武官はロシアの情報機関「GRU」=軍参謀本部情報総局の出身とみられ、すでに帰国していることから、警視庁が外務省を通じて出頭を要請しましたが、回答はなかったということです。
警視庁は、職務で知りえた秘密を漏らすことを禁じた自衛隊法違反の疑いで4日、7人を書類送検する方針です。