iPhone版Lightroom
RAW現像のソフトはLightroomを愛用しています。
Adobe Photoshop Lightroom 6 日本語版 【Macintosh版】 [ダウンロード]
- 出版社/メーカー: アドビシステムズ
- 発売日: 2015/04/22
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Adobe Photoshop Lightroom 6 日本語版 Windows/Macintosh版
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そのLightroomのiPhone版アプリが出ています。しかも無料で。
少し弄ってみたら、Lightroomで調整できる多くのパラメータが同じように弄れます。しかも加工結果もかなり近いように思えます(少なくとも私レベルには)。そこでデスクトップ版で最近多用しているFakeHDRのプリセットを試してみたらiPhoneで良い感じに加工できたのですが、そのまま使うには色々不便なことあったので、自分なりの解決方法をメモしておきます。
iPhoneのLightroomでFakeHDRをお手軽に実現
FakeHDRはできたけど
まずは元ファイルをLightroomで開いてパラメータ設定してやります。
これが元ファイル
タップしてパラメータ設定しましょう。設定は下記記事を参照して下さい。
パラメータを地道に弄っていきます
こんな感じにFakeHDRがiPhoneでできます
ここで困ったのが設定の保存。なんとiPhone版Lightroomでは最初から入っているプリセットを選択することはできるのですが、自分で作ったプリセットを保存することができない。じゃあ、別のプリセット試した後FakeHDRしたくなったらまた1から設定し直さないってこと!?そんな馬鹿な!
最初は絶望してアプリを削除しかけたのですが、試行錯誤の結果なんとか対応方法を見つけられました。結論から言うと(社会人らしく)、プリセットのコピー&ペースト機能を使います。
プリセットのコピー&ペースト
まずは先ほどのFakeHDRの画像を長押ししてやります。すると以下のような画面が出るので、設定をコピー…
をタップ
次に、全てを選択された状態でOK
をタップ
これでプリセットがコピーされます。
次に、このプリセット(FakeHDRの設定)を適用したい画像を開きます。
こんなのね
コピーのときと同様に長押しします。
今度は、設定をペースト…
をタップしてやります。
これで簡単にFakeHDR画像ができます
こんな感じで、プリセットの代わりにプリセットを適用した画像をLightroom内に保存しておけば、コピーペーストすることで自分で作ったプリセットを簡単に適用することができます。でも、プリセット好きな名前で保存できた方が絶対便利なのでアップデートで機能追加してほしい…
iPhone Lightroom FakeHDR作例
先ほどのFakeHDRを使ってみました。iPhone撮影のiPhone加工(Lightroomのみ使用)です。
こんな写真が
こんな感じになります
画角の違い等ありますが、ブログの画面で見るとパッと見そんなに変わらないですね(それはそれでちょっと複雑ですが)。
その他iPhone版Lightroom便利機能
普通に使っていると気づかないような気がする機能をメモ。
2本指タッチ:ファイル情報の切り替え
3本指タッチ:加工前と加工後の画像表示切り替え
まとめ
iPhone版Lightroom、デスクトップ版から一部削除されていますが、それでもiPhoneアプリとしてはかなり高機能です。ただ、ちょっと使い方に癖があるが難点でしょうか。パラメータの効き方はiPhone版とデスクトップ版でほぼ同等(多分)なので、iPhoneでLightroomのRAW現像の練習することもできそうです。たまに使って色々パラメータ弄ってみようかと思います。
参考リンク
トーンカーブの使い方が分かりやすく説明されています。最近トーンカーブたまに使用するようになりました
詳しい解説記事