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 両足義足のランナーとして知られる南アフリカのオスカー・ピストリウス被告(29)が恋人を射殺した事件で、南アの最高裁は3日、過失致死罪を適用した高裁判決を破棄し、殺人罪での有罪を言い渡した。量刑は後日言い渡される見通し。

 高裁は昨年、「計画的ではなかった」として過失致死罪を適用し、禁錮5年の判決を言い渡していたが、検察側が殺人罪の適用を求めて上告していた。

 ピストリウス被告は2013年2月、首都プレトリア近郊の自宅で、トイレにいた恋人でモデルのリーバ・スティーンカンプさん(当時29)の頭などを銃で撃って死亡させている。(ヨハネスブルク=三浦英之)

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