三井住友建設、“短い杭”を指示 傾斜マンションで(2015/12/03 11:56)

 横浜市でマンションが傾いていた問題で、元請けの三井住友建設が、以前に建っていた建物では18mの杭が使われていたことを知りながら、それより短い14mの杭を使うよう指示していたことが分かりました。

 三井住友建設によりますと、マンション建設前の工場の建物では、一部で18mの杭が使われていました。当時の設計担当者はこのことを知りながら、地盤調査などの結果から、それより短い14mの杭にするよう旭化成建材に指示していたということです。三井住友建設は「実際に杭の長さを確認するのは、あくまでも旭化成建材だ」としています。傾いたマンションでは、8本の杭が十分な長さに達していなかったことが分かっています。

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