℃-ute派なんday

船「どうだ？憧れのグループの一員になった気分は」

羽「正直まだ実感がなくてな、今でも夢なんじゃないかと疑っているよ」

船「夢だといいな」

羽「なんか言ったか？」

船「いや、気にしないでくれ」

羽「…」

船「同期として、友として、お前の昇格を誇りに思うよ」

羽「お前がいたから俺はここまで頑張ってこれたんだ」

船「心にもないこと言うな」

羽「どうした？」

船「悪いな、今日は少し気分がおかしいんだ」

羽「…船木」

船「なんだ？」

羽「俺を恨んでいるか？」

船「何故そう思うんだ？」

羽「俺たち二人はいつも一緒だった。周囲からも一目置かれる存在だった。"未来の2トップ"そう呼ぶ声も少なくなかった」

船「懐かしいな」

羽「だが今、俺たちは別々の道にいる」

船「…」

羽「俺が先に昇格してしまったことをお前がどう思っているのか、ずっと気になっていたんだ」

船「嘘をつくな」

羽「船木？」

船「ずっと気になっていただと？今のお前の頭の中は新メンバーとブログのことでいっぱいなはずだ」

羽「船木…」

船「ブログ見てるぞ。随分と楽しそうだな。すっかり仲も深まって同期愛ってやつか？他にもアンジュ、カントリーの新メンバーとも既に交流があるようだな」

羽「…お前だって同期だ…船木」

船「ヒャハハハハハハハハハ！！！！」

羽「！？」

船「冗談はよせ！お前は娘。の12期で俺はただの研修生だ！もはや俺とお前を繋ぐものなど何もない！」

羽「船木…お前…」

船「上からの景色はどうだ！？見下す気分はどうだ！？（黒く禍々しいオーラが船木を包む）」

羽「俺はお前のことを一度も忘れたことはない！！お前は大事な友達だ！！親友だ！！」

船「黙れええええええ！！！（凄まじい勢いで飛びかかろうとする）」

羽「あ…あぁ…（あまりの恐怖に立ちすくむ）」

宮本「そこまでだ」

お？

カリンキタコレ

船「！？（動きが止まる）」

宮「矢島の兄貴、お願い致します」

矢「間に合ったか」

船「ククク…ボスが俺になんの用だ？初代"舞美"の名を持つあんたが」

矢「お前を止めにきた」

船「ほぅ…やってみろぉ！！！（矢島目がけて走り出す）」

矢「カッ！（両眼から眩い光を放つ）」

船「ぐああああああああ（身体から闇が消えていく）」

宮「これが…"光の波動"の力…」

船「バタッ（その場に倒れ込む）」

矢「加減はした。意識を失っているだけだ」

羽「船木は…もう大丈夫なんですよね！？」

矢「奴の心を浄化し、闇の根源を絶った。少し眠れば、元の船木に戻る」

羽「良かった…」

宮「しかし…まさか船木が…」

矢「お前と浜浦が覚醒した時よりも濃い闇だった。より冷たく、より深くな」

宮「奴はまだ純粋…何色にでも簡単に染まってしまう」

矢「船木が目を覚ましたら、またいつものように接してあげてくれ。できるな？」

羽「はい！」

矢「船木だけではない、奴のように心に闇を抱えている者は他にもいるだろう。ボーイがいない今、俺たちでハロプロを支えなければならない。宮本、各グループのリーダーを至急会議室に集めろ」

宮「ハッ！」

矢島によって船木は闇から解放された
しかし、これはあくまで氷山の一角に過ぎないのかもしれない
現在ハロプロが危機的状況にあると再認識した矢島は清水、譜久村、和田、宮崎、嗣永を招集
矢島体制初のリーダー会議が開かれようとしていた

第三章? 完

面白い

ボーイｗ

譜久村聖が国内でエースになってる頃
吉川友や佐保明梨が秋葉原電波組や鋼鉄処女床技などに対外試合を挑んでいるんだろうな

だが宮本は会議室の確保に失敗した…

突然「矢」なんて出てきて矢口かと思ったら矢島か

第6章「道重、千里を走る」

闇に捕らわれた高木

初代「舞美」ってことは二代目もいるのか？毎日楽しみになってる続きもお待ちしてます