おはようございます。金曜日ですね。日本カレンダーで仕事をしている私はこれまであたりまえのように週休2日で働いていました。ところがオーストラリアの公務員である相方Rを見てみると、隔週金曜日がお休み。金曜日出勤の週は「今週はよく働いたゼ」となるのです。
Rとの生活をきっかけに私も週休3日が可能かどうかを考えてみました。
フリーランスで働いているので週休3日にするのに誰の許可もいりません。ただ5日分の仕事を4日間で終わらせればいいだけなのです。生活全般を効率化し、周囲に理解&協力してもらった結果、意外と問題なく「なんちゃって週休3日」が実現しました。
まず1週間をONとOFFの2つのブロックにわける
私の場合は、
【A】 ONは月曜日の午後~金曜日の午前中
【B】 OFFは金曜日の午後~月曜日の午前中
この2つのブロックに生活を分けました。
【A】集中してとにかくがんばるONの4日間
ONの日のスケジュールはかなりタイトになりました。仕事以外のコトは最低限ですませ、仕事はといえば片っ端から取り掛かり、夜は眠くなるまで働くスタイルです。『時間に追われず、時間を追う』イメージで前倒しで終わらせる、この感覚を持っている限りスケジュール的に困ることはあまりありません。
▼お蔭さまで熟睡はできています(^^)
【B】のんびりが優先のOFFの3日間
OFFの3日間はR宅で過ごしています。週末もスケジュールの関係で4時間程度の仕事をする必要がありますが、それ以外はひたすらのんびり。全体的にRのほうがスケジュールに余裕があるので、家事は平日にやってくれているし、ごはんも用意してくれるので、自分の家に来てもらうより移動距離を差し引いてもずっとラク。オーストラリアは人生のステージに関わらず女性が働ける環境が日本と比べると整っている印象です。女だから家事、とかそういう感覚も薄い(人が多い)のがありがたい。
ONの日にやめたこと
ONの日は仕事に集中する日=アウトプットを意識しています。
1.英語の勉強
唯一オーストラリアのニュースをラジオで聴いています。本を広げての勉強や音読などの能動的な勉強はやめています。
2.相方や友人、家族とのメール、電話、LINEのやりとり
急を要するもの以外の返信はOFF日にまとめています。これは仕事への集中力を途切れさせないためにかなり効果があります。
3.料理以外の家事全般
掃除、洗濯、アイロンがけなどの「整える」系の家事はONとOFFの切り替え時に行っています。(主に金曜日)
4.お酒
飲むと眠くなり仕事どころではなくなるので、少なくとも月~水は飲まないように心掛けています。
5.娯楽系のもの
読書やTVやDVDといった娯楽系のものは一切カットしました。ラジオニュースは毎朝Podcastで聴いています。
▶ ザ・ボイス そこまで言うか! - AMラジオ 1242 ニッポン放送
▶ オーストラリアのNews Podcast
ONの日に続けていること
1.メイク
一日の中でのON/OFFを切り替えるために朝シャワーの後メイクしています。
2.おしゃれ
自宅でも背筋を伸ばして仕事できるように、いつでも外出できる服装にしています。
3.エクササイズ(朝ウォーキング)
運動不足解消のため毎朝30分ほど。
4.ブログのUP&Twitter
ブログ記事は書き溜めているものをチェックして朝5時(日本時間)にUP。Twitterは気分転換と交流と情報収集が一気にできるのでちょこちょこアクセスしています。
▶ keiのTwitter kei (@kei_io) | Twitter
5.料理(仕込み)
冷凍保存できて、キッチンにかかりっきりにならなくてもよい煮込み料理を中心にまとめて作ります。
OFFの日にやめたこと
1.だらだら仕事
どうしてもやらなくてはいけない4時間の仕事以外はやりません。
2.だらだらネット
目的なくPCをだらだら見ないように電源もOFFにしています。
3.だらだら夜更かし、朝寝坊
OFFの日は体を整える日でもあるので、いつもの通り早寝早起きします。
4.暴飲暴食
お酒もごはんも体に負担のない程度を頂くことを心掛けています。Rの食生活はシンプルなので週末はむしろ体重が減ったりしています。
5.ストレスに感じること
一見それが素晴らしくみえることでもなんとなく嫌な気持ちがする時はやめています。Rのご家族とのおつきあいも楽しいときだけ。無理しません。
OFFの日に続けていること
1.ブログの更新
1週間分のブログ記事を書き溜めています。
2.英語の勉強
勉強した内容はRとの会話で即使ってみたり、おかしなニュアンスを正してくれるので、定着率が高いです。
▼ 使っている教材はこれだけ
- 作者: Raymond Murphy
- 出版社/メーカー: Cambridge University Press
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3.読書・DVD鑑賞など
娯楽は週末まとめて。
4.相方、友人、家族との交流
友人も週中は忙しいし、家族も私のリズムを知っていてくれるので、やりとりは週末にまとめています。電話であれメールであれ気分がリラックスしてゆとりがある時間に交流したほうが楽しいしスムーズに行きます。
5.何もしないこと
これ、大事。何もしないこと、ただひたすらぼーっとすることも楽しむ。
やることとやらないことをクリアにする
週休3日はさすがに難しいのでは、と思っていましたが、ON時間とOFF時間に「やること」「やらないこと」をハッキリと分けることで実現できました。もちろん一人暮らしで在宅フリーランスだから調整できる部分が大きいとは思いますが、いままで無駄にしていた時間も多かったんだなぁということも改めて感じています。なにか時間を捻出する必要がある人は、「やること」「やらないこと」の整理をしてみるのも良いかもしれません。
▼「やらないこと」を決めるメリットを感じる記事
ギャップのある生活から生まれる刺激
週休3日にしたことで、日々の生活によりメリハリができました。これは人それぞれ好みがあると思うのですが、私は同じリズムが毎日続くよりも、ヘトヘトまで頑張る日、なんにもしない日、と変化があるパターンが好みです。平均するとおんなじかむしろ効率悪いじゃない~となるかもしれませんが、ONとOFFのギャップから見えてくるもの、生まれてくるものもあり、それが私には必要な刺激なのかもしれません。
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