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今夜、地球に最接近 探査機「はやぶさ2」
小惑星「りゅうぐう」に向けて飛行を続けている宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」は3日午後7時すぎ、地球の引力を利用した軌道変更をするため地球に最接近する。
はやぶさ2は平成26年12月の打ち上げ以来、地球と並走するように太陽の周りを回ってきたが、地球に引きつけられて速度を上げながら小惑星と出合う方向に大きく進路を変える。
地球に最接近する際にはハワイの約3100キロ上空を通過する。肉眼では見えないが、大型の望遠鏡で観測できる可能性もある。各地の気象台などによると、日本周辺にある二つの低気圧の影響で全国的に荒天が予想されている。