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はやぶさ2:地球撮影の画像公開 アラビア半島など写る

毎日新聞 2015年12月03日 22時45分(最終更新 12月03日 23時19分)

「はやぶさ2」から撮影した地球。左から日本時間2015年12月3日午前9時、同日午後2時、同4時半、同5時45分と、徐々に地球へ近づいているため、輪郭が大きくなってくる(4枚の映像を合成・JAXA提供)
「はやぶさ2」から撮影した地球。左から日本時間2015年12月3日午前9時、同日午後2時、同4時半、同5時45分と、徐々に地球へ近づいているため、輪郭が大きくなってくる(4枚の映像を合成・JAXA提供)

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3日、小惑星探査機「はやぶさ2」が地球へ接近する際に地球を撮影した画像を公開した。太陽の光が右側から当たり、北極側から近づくにつれて徐々に大きくなっていく地球の姿を、モノクロのカメラでとらえている。

 はやぶさ2は同日午前9時から、30分〜1時間おきに機体の横についているカメラで撮影した。公開された画像のうち最も遠いものは午前9時に地球から約20万キロで撮影。最も近いものは、静止衛星とほぼ同じ約3万6000キロから午後5時45分に撮影した。最も近い画像の明るい部分には、アラビア半島やインドが写っているという。【永山悦子】

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