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札幌の病院で睡眠導入剤1万3000錠紛失12月3日 20時36分
札幌市にある病院が、睡眠導入剤およそ1万3000錠を紛失していたことが分かり、病院は3日、警察に相談するとともに保健所に報告しました。
札幌市中央区にあるNTT東日本札幌病院によりますと、紛失したのは不眠症の患者に処方する「ゾルピデム錠」という睡眠導入剤、およそ1万3000錠です。
薬剤師が薬の状況を調べていたところ、ことし7月から11月にかけて通常処方する量より多い睡眠導入剤が購入されていたうえ、在庫と実際に処方された量との間に大きな差が見つかり、紛失していたことが分かりました。「ゾルピデム錠」は、薬物依存や意識障害などの副作用を引き起こすおそれがあり、病院ではほかの薬剤とともに鍵の掛かる部屋に保管していたということです。
病院は3日、警察に相談するとともに保健所に報告しました。また、この薬が通常より多く購入された経緯や紛失した状況などについても調査を続けることにしています。NTT東日本札幌病院は「ご心配とご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます。再発防止に取り組んでいきます」と話しています。
薬剤師が薬の状況を調べていたところ、ことし7月から11月にかけて通常処方する量より多い睡眠導入剤が購入されていたうえ、在庫と実際に処方された量との間に大きな差が見つかり、紛失していたことが分かりました。「ゾルピデム錠」は、薬物依存や意識障害などの副作用を引き起こすおそれがあり、病院ではほかの薬剤とともに鍵の掛かる部屋に保管していたということです。
病院は3日、警察に相談するとともに保健所に報告しました。また、この薬が通常より多く購入された経緯や紛失した状況などについても調査を続けることにしています。NTT東日本札幌病院は「ご心配とご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます。再発防止に取り組んでいきます」と話しています。