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日経デジタルマーケティングは、『最新 マーケティングの教科書2016』(ムック)を11月28日に発売した。このコラムでは、その中からデジタルマーケティングの先進事例やキーワード解説を紹介する。
Webサイトやアプリのデザインや機能に広告クリエイティブを合わせることで、広告の視認性の向上を目指す手法。既存のディスプレイ広告に比べて大きくブランディングにも活用できる一方、課題もあってさまざまな議論が続いている。

 ネイティブ広告は、「Webサイトやアプリのデザインや内容、プラットフォームの動作と合致しており、ユーザーが違和感なくサイトなどの一部と感じる広告を実現する手法」である。

 こう説明しても、なかなかイメージが湧きにくい場合は、米国の広告業界団体であるインタラクティブ広告協会(インタラクティブ・アドバタイジング・ビューロー、IAB)が発表している「IABネイティブアド・プレイブック」が、理解を深めるのに役立つだろう。

 IABはこのプレイブックでネイティブ広告の手法を、下の表のように6つに分類し、整理した。

誘導先まで徹底して確認

 6分類のうち「インフィード型」は、ここ数年で登場した比較的新しい手法である。FacebookやTwitterなどと近しい、縦にコンテンツが流れるデザインのアプリやサイトが増えており、そのコンテンツの合間に広告を挟み込むことで広告の視認性を高める。スマートフォン広告市場の起爆剤になるとの期待が高い。

図1 IABが定めるネイティブ広告の6分類
日清食品はいち早く「Instagram」のネイティブ広告を活用した

 2015年5月には国内でも利用者数が810万人を超えるなど、急速に利用者が拡大する画像・動画特化のソーシャルメディア「Instagram」が、国内でもインフィード型の広告の提供を開始。日清食品がいち早く即席麺「チキンラーメン」のマーケティングに活用した。10月には広告に表示した商品を直接、ネット通販サイトのカートに入れられるカート付きの広告も提供するなど、ブランディングとダイレクトマーケティングの両者が利用できるように、広告サービスを拡充している。


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