米誌が朴大統領を批判「独裁者の父親の後を追っている」=韓国ネット「反論できないのが悲しい」「世界からも批判されているのか…」

配信日時:2015年12月3日(木) 6時42分
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2日、韓国メディアによると、米国で最も古い歴史を持つ週刊誌「ザ・ネーション」が、韓国の朴槿恵大統領の強圧的な統治行為を強く批判した。これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。資料写真。
2015年12月2日、韓国・ノーカットニュースによると、米国で最も古い歴史を持つ週刊誌「ザ・ネーション」が、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の強圧的な統治行為を強く批判した。

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朴大統領は先月24日、労働組合の全国組織「民主労働組合総連盟」が先月14日にソウルで行った大規模デモについて、「違法な暴力事態」と規定し、強く批判。「ISも同じようなことをしている」などと述べ、「覆面デモはできないようにするべき」と訴えた。

同誌は2日(現地時間)、「独裁者の娘が労働者を弾圧する」と題する記事を掲載し、「朴大統領は独裁者だった父親の足跡を追い掛け、セヌリ党(韓国の最大与党)の権威的な政策に反対する労働者や市民らを弾圧している」と批判した。

また、「ここ6カ月間で、朴大統領は財閥が労働者を解雇しやすくする法案を推進したが、この法案の核心的な目的は時間制の非正規職を増やすこと。韓国の非正規雇用の比率はすでに、産業化された国の中で最も高い」と説明し、「朴大統領のこのような弾圧は世界の労働活動家を怒らせている。労組管理において、韓国は一種の下層民の身分だ」などと紹介した。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「反論できないのが悲しい」
「世界からも批判されているのか…。ため息しか出ない」
「問題なのは、韓国メディアの多くがこのような記事を紹介しないこと。韓国のメディアは朴大統領の機嫌を取ることしか考えていないから」

「韓国国民が知らないだけで、世界中のメディアが朴大統領の民主化逆行を懸念し、批判している」
「韓国メディアだけがソウルで起きたデモを『国民の暴動』と伝えているようだ」

「一番批判されるべきなのは、独裁者の娘を支持する51.6%の国民」
「外国人でも分かるのに、なぜ韓国人は気付かない?朴大統領に投票した人たちはしっかり反省してほしい」
「朴大統領は父親をとっくに超えている」
「ザ・ネーションを検索しても、記事が見られない。これが韓国の現実か?」(翻訳・編集/堂本)
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