原因不明の頭痛は親知らず(親不知)が原因かも！？頭が痛いと思ったら歯が痛いだけだった！

頭の痛みの意外な原因を知る – 頭痛の原因は親知らず！？葉の痛みを頭痛と勘違いしているかも

体の不快な症状にも様々な種類がありますが、頭が痛いことで悩んでいる人は少なくありません。

その症状もそれぞれ違いがあり、激しく痛む場合もあれば、鈍い痛みが長時間続いている場合もあります。

そしてその原因についてもストレスや不眠、疲労、急激に血流が良くなるなど実に様々ですが、歯の不具合が原因となっていることもありますので、改善のためには歯の治療が必要となることもあります。

特に親知らずは、一番奥にあることもあり、曲がって生えてしまうこともあり、それが体の健康にも影響してしまう場合もあります。(参考：歯痛？頭痛？分からない時の見分け方)

原因がわからず頭痛が続くという場合は、歯のチェックも行なってみましょう。

あなたの頭痛、親知らずが原因となっている場合もあるんです！

なぜ親知らずが頭痛と関係があるのかをご説明しましょう。

まずこうした歯は曲がったり、おかしな位置に生えてしまうことも多く、正常に生えている健康な歯を圧迫して歯並びのバランスを崩してしまうことがあります。

さらに親知らずが虫歯になってしまうこともあり、痛みを伴うこともあります。

こうなると痛みのないもう片方の側ばかりで噛むことも多くなり、使っている側の顎が過度に緊張し、血流が悪化し炎症が起きてしまう場合もあります。

そして、噛み合せの悪さにより体全体のバランスが崩れ、肩こりや首コリが起きてしまう場合もあるのです。

さらに噛み合せの悪さで頚椎が歪んでしまう場合もあります。(参考：重大な病気のサインを見逃さないで！~頭痛の正しい対処法~)

顎関節症の痛みを頭痛と勘違いしてしまうこともありますし、噛み合せの悪さによるストレスが偏頭痛を引き起こしてしまうこともあり、歯並びによる影響は決して少ないとはいえません。

親知らずによる頭痛の症状がつらい場合の対処方法

 頭痛の症状がつらい場合、歯が原因しているのであれば、それを抜くことで改善できることがあります。

薬を飲めば一時的に症状は楽になりますが、それでは根本的な解決とはならず、薬の効果が切れると、また痛みが発生してしまいます。

歯を抜くのはやや体には負担となることもありますが、それが原因となっている場合は、抜くことでかなりの改善も期待できます。

虫歯になっている場合はその痛みも改善することができますし、曲がって生えていた場合は噛み合せにも影響が出てしまいますが、抜歯することで、そうした噛み合せの不具合も改善できることもあります。

悩みをしっかり解消したい場合は、歯科医師と相談し、原因となっている親知らずを抜く治療も検討していきましょう。(参考：寝過ぎると頭が痛くなる！？「週末頭痛」を知っていますか？)