北海道新幹線、東京へ3時間台を断念!ネット上には「飛行機の方がいい」という声も

2015年12月03日 16時12分

2015年12月03日 16時12分

「北海道旅客鉄道株式会社」リリース
「北海道旅客鉄道株式会社」リリース

北海道新幹線で「東京~新函館北斗を4時間未満で結ぶ」ことが見送られることとなった。

東京~新函館北斗、最速4時間2分へ

JR北海道は3日、来年3月に開業する「北海道新幹線」について、東京~新函館北斗間を4時間未満で結ぶ運行を見送る方針を固めた。

東京~新函館北斗間を結ぶ最速列車の所要時間は「4時間2分」になるという。

沿線住民などが「3時間台」を強く要望

東京~新函館北斗間の所要時間をめぐっては、4時間以上かかると鉄道よりも飛行機を選ぶという調査結果があることなどから、沿線自治体などが4時間を切ることを強く要望していた。

北海道新幹線は最高速度時速260キロ。青函トンネルなど貨物列車との共用区間は時速140キロとなる。

それぞれの区間を最高速度で走れば4時間を切ることができるが、JR北海道は安全性重視や、確実な定時運行のためダイヤに余裕を持たせることを決めたという。

ネット上の反応はさまざま

東京~新函館北斗間の所用時間が4時間2分になるという方針決定についての、ネット上の意見はさまざまだ。

「2分くらい問題ない」「安全優先で頑張って」など問題ないという意見もあれば、「そこで断念するんだったら最初から作らなきゃよかったのに」「飛行機を選ぶ」という声も投稿されていた。

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