かるびです。
先日唐突に発表された「Amazon Prime Music」の導入で、Amazonのプライム会員は動画だけでなく音楽まで定額で聴けるサービスが始まりました。このサービスが始まってまだ2週間程度ですが、かるびの自宅での音楽を楽しむ環境が劇的に変わりつつあります。CD、もういらないよねっていうのが決定的になったかと。今日はちょっとこれについて書いてみたいと思います。
- かなり早期からのプライム会員でした
- 守備範囲は広くても、CDを全部抑えられる金はない
- Amazon Prime Musicで突然音楽がタダ同然に。
- その日の気分でアルバムを1枚チョイス
- マイナージャンルは定額サービスが助かる
- かるびの現在の使い方はこんな感じ
- まとめ
かなり早期からのプライム会員でした
もともと活字中毒なかるびは、Amazonで本をガンガン買っていました。当初の「Amazon Prime」サービスは、本やCDの速達サービスでした。オーダーしたら、1秒でも早く手元に届けて欲しいので、ポチったらその日のうちに届けてくれる!というメリットだけで年額3,900円のプライム会員になりました。
それだけでもかなりお得感があり、十分モトは取ったなと満足してましたが、ここからさらにサービスが追加されます。まず、昨年秋にはプライム会員のみに映像有料配信サービスが始まり、レンタルビデオ屋いらずになりました。そして、今年の秋からは映像の定額配信も始まります。おー、すごいなぁと思っていたら、今度は先月11月18日にまさかの音楽定額配信「Prime Music」まで始まり、今度はCDまで買わなくてよくなりそうな按配です。まさに怒涛のサービス追加ですね。
守備範囲は広くても、CDを全部抑えられる金はない
元々音楽産業全盛期の90年代に(89年中学入学、99年大学卒業)学生時代を過ごしたかるびは、割と音楽にはお金をガンガン使ったほうだと思います。学生時代は、洋楽全般、ヘヴィメタル、JPOPからアニソン、アイドルポップスまで、本当にいろいろなジャンルを物色しました。さらに、社会人になってからはクラシックやジャズ、ヒーリング音楽なども手を出して、さらに守備範囲が広がりました。
でも、残念ながら興味のある音楽は多岐にわたっても、結局興味のある音源を全部抑えるだけの財力はないわけです。結果として、ちょっといいなぁと思うくらいの作品は全部「ウィッシュリスト」に入って、未聴のままとなっていました。
Amazon Prime Musicで突然音楽がタダ同然に。
それが突然、2週間前、11月18日に今日から音楽聴き放題!と定額ストリーミング配信が始まりました。全く予想もしてなかったので、びっくりでした。
特に、自分にとってはこの「Prime Music」は、既存の会員サービスへのアドオンという形で提供されたので、追加料金を払わなくてもOKだったんです。つまり、突然100万曲以上の音楽がタダ同然になったのと同義だったんですね。
同様の定額音楽配信サービスは、Sony「Music Unlimited」(配信終了)やLINE MUSIC、Apple Music、Google Play Musicなどありますが、どれも月額1,000円程度、年額換算では12,000円ほどかかります。年会費3,900円のAmazonと比較したら、どちらが得なのか一目瞭然ですよね。
その日の気分でアルバムを1枚チョイス
11月18日のサービスリリース以来、朝起きてまずやる日課としては、全く聞いたことのないアルバムを1枚選んで再生するところから始まるようになりました。そして、妻と子供が寝た後の自由時間にさらにもう1枚。聴きたい音源を自由にストレスなく試せる。たまりません。
マイナージャンルは定額サービスが助かる
かるびが20年来のファンであるヘヴィメタル・ハードロックは2010年代の今、かなりマイナージャンルです。80年代の熱狂ぶりが嘘のようにマーケットは絶賛縮小中。
マイナージャンルのファンをやっていてつらいのは、音源に触れて楽しむには、とにかくCDを買わなければならないことです。ただで音源と触れるチャンスがあまりないのです。これまでジャケ買いしては失敗し、どぶに捨ててきたお金は恐らく100万以上は行っているはず。
それが、定額サービスの場合、ノーリスクでガンガンしらみつぶしに未聴の音源を聴き倒せる。例えば、ヘヴィメタル・ハードロックジャンルだけでサービスイン時に3,000枚以上がラインアップされています。これを毎日1枚聴くだけでも8年以上かかるわけですね(笑) これは本当に助かりました。
かるびの現在の使い方はこんな感じ
じゃあ、CDかけずに配信主体になったら、音楽を聴く環境がどう変わったのかというと、こんな感じです。
使わなくなった古いスマホを「Amazon Primu Music」専用サーバーにして、ここでいったんストリーミングを受けたり、音楽をダウンロードします。それを、ミニコンポへBluetoothでつなぎ、音自体はコンポのスピーカーから聴いています。
ストリーミング環境も、自宅の無線LAN/光回線だと192kbpsは出ているので、繊細なクラシックとかじゃない限り、音の劣化は感じないです。
ちなみに、その使わなくなったスマホ上では、「Amazon Music」というアプリで楽曲のストリーミング/ダウンロード、再生を行います。
で、こちらが実際の再生画面。従来の音楽ダウンロード購入分と合わせてこちらでまとめて管理するのですが、「Prime Music」対象音源には専用マークがつきます。
とまあこんな感じ。
その他、詳しいAmazon Prime Musicのサービス内容や全体像は、こちらのブログの内容がすごくよくまとまっていますので、紹介しておきます。
まとめ
このサービスが始まって2週間経ちましたが、しばらくはこのAmazon Prime Music上で未聴音源を聴き漁る日々が続くと思います。よほど良い音源と出会わない限り、もうCD買う必要ってないし、またCDという媒体は間もなく本当に不要になるんでは?と実感しつつあります。
あれほど中学時代、高校時代と少ない小遣いの中から、CD屋の中でどれ買おうか悩みぬいて1枚1枚買っていた時代はなんだったんでしょう。あまりに音楽を聴く環境が便利に、手軽になっていくので、本当にいい時代だなと思う反面、少し寂しい気持ちもありますね。
とにかく、このAmazon Prime Music、上記エントリにもある通り動画定額サービスや速達サービスなどもあり、他社を圧倒する内容であるのは間違いありません。音楽生活を一変させる画期的なサービスになりつつありますので、もし興味があれば是非どうぞ。こちらに詳細ページがありますので、案内しときますね。
それではまた。
かるび