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高木復興相 去年も香典記載 事務的ミスと謝罪
12月1日 13時59分

高木復興相 去年も香典記載 事務的ミスと謝罪
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高木復興大臣は閣議のあとの記者会見で、みずからが代表を務める自民党の支部が、去年も選挙区内で「香典」として13万円を支出したと政治資金収支報告書に記載していたことについて、事務的なミスだとして謝罪したうえで、説明責任を果たしていく考えを示しました。
高木復興大臣が代表を務める自民党の支部は、先月30日に公表された政治資金収支報告書で、去年2月から7月にかけて福井県敦賀市など選挙区内の5人に「香典」として合わせて13万円を支出したと記載していました。
公職選挙法では、政治家が選挙区内で香典を出すことは違法な寄付として禁止されていますが、本人が葬儀に出席するなどして香典を渡した場合は罰則が適用されません。
高木大臣は閣議のあとの記者会見で、去年の支出のうち政党支部の名義のものを除いた3人分の8万円について、「私が葬儀の日までに弔問し香典を出したものを、支部の担当者が誤って記載していた」と述べ、報告書を訂正したことを明らかにしました。
高木大臣が代表を務める自民党の支部は、平成24年と25年にも選挙区内で「香典」として16万円を支出し、先月、報告書を訂正しており、高木大臣は「いろいろとお騒がせして大変申し訳ないと思っている。しっかりとチェックして説明し適切に対応したい。これからは私自身が襟を正してこのようなことのないように復興の仕事を頑張っていく」と述べました。
また、高木大臣は、自身が代表を務める資金管理団体が去年、「先輩議員へのお祝い」で赤飯の代金として39万円余りを支出したと記載していたことを明らかにし、「党役員人事の時期に、先輩議員や同僚議員に祝意や日頃の感謝の意を伝えるために贈ったもので、問題はない」と述べました。

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