宮崎信行の国会傍聴記

(1)政権交代ある二大政党政で日本の持続可能性を高める。
(2)国民に開かれた国会(衆議院、参議院)を報じる。

自民党、旭化成と旭化成建材の参考人を当日拒む 参議院国土交通委員会「くい打ち問題」

2015年12月03日 13時38分56秒 | 第189回通常国会2015年安保国会

 参議院国土交通委員会の広田一(ひろた・はじめ)委員長=民主党=は、平成27年2015年12月3日(木)午後1時半から委員会を開きました。

 まず、30分間遅れたことについて、「理事会の協議が長引きまして申し訳ございません」と語りました。

 この後、再度発言し、「基礎杭問題について、旭化成株式会社と旭化成建材株式会社から参考人を呼ぶことで、与野党の筆頭理事が合意し、委員長の一任で、両者を参考人として出席要求しました。ところが、本日の理事会で、自民党から、反故にする申し出がありました。前代未聞のことであり、今後の先例とならないよう、自民党には、いったん決まったことはしっかり守るようにしてほしい」と異例の発言をしました。

 通例、委員長人事は、秋の臨時国会で配置換えしますが、ことしは臨時国会がないため、広田委員長が続投しています。また、報道などによると、広田さんは今期限りで、いったん参議院を去るという報道があります。野党の広田委員長が与党・自民党に釘をさした格好です。

【追記 同日 午後2時30分】

 自民党の政治献金の受け皿機関(政治資金団体)である、国民政治協会(国政協)が、旭化成から少なくとも1500万円を、昨年受け取っていたことが分かりました。




[画像]国民政治協会の平成26年分の政治資金収支報告書から部分的にスクリーンショット。

【追記終わり】

 このエントリーの本文記事は以上です。 

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