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首相「北方領土含む平和条約交渉粘り強く」12月3日 13時05分
安倍総理大臣は、北海道根室市の市長らと総理大臣官邸で面会し、北方領土問題を含む平和条約交渉で前進を図れるよう、ロシアとの交渉に政府を挙げて粘り強く取り組んでいく考えを改めて示しました。
安倍総理大臣は3日午前、終戦後の昭和20年12月1日に当時の根室町長が北方領土返還を求める陳情書を起草したことに合わせて総理大臣官邸を訪れた、根室市など1市4町の市長や町長らと面会しました。
この中で、根室市の長谷川俊輔市長は「日ロ両国に、安定かつ長期的な政権が維持されている今こそ、北方領土問題の解決に向けた千載一遇のチャンスだと考えている。1日も早い解決に向けて粘り強く交渉を続けてほしい」と要望しました。
これに対し、安倍総理大臣は「戦後70年たっても、残念ながら北方領土が返還されていない、問題が解決されていないことに心苦しい、じくじたる思いがある」と述べました。そのうえで、安倍総理大臣は「先般、G20サミットの場で、プーチン大統領との会談を行った。今後とも、北方領土の返還、そして平和条約締結に向けて粘り強く交渉を続けていきたい。旧島民の皆さまの悲願が達成するように、政府を挙げて取り組んでいきたい」と述べました。
この中で、根室市の長谷川俊輔市長は「日ロ両国に、安定かつ長期的な政権が維持されている今こそ、北方領土問題の解決に向けた千載一遇のチャンスだと考えている。1日も早い解決に向けて粘り強く交渉を続けてほしい」と要望しました。
これに対し、安倍総理大臣は「戦後70年たっても、残念ながら北方領土が返還されていない、問題が解決されていないことに心苦しい、じくじたる思いがある」と述べました。そのうえで、安倍総理大臣は「先般、G20サミットの場で、プーチン大統領との会談を行った。今後とも、北方領土の返還、そして平和条約締結に向けて粘り強く交渉を続けていきたい。旧島民の皆さまの悲願が達成するように、政府を挙げて取り組んでいきたい」と述べました。