12月02日 12時13分
茨城県鉾田市で、別の事件で逮捕・起訴された中国人の男2人が中学生を連れ去って身代金を奪おうと計画していた疑いが強まったとして警察に再逮捕されました。
再逮捕されたのは、いずれも中国籍で水戸市の李強容疑者(25)と鉾田市の王ひん容疑者(24)です。
2人は鉾田市で農業を営む男性の孫の男子中学生を連れ去って身代金を奪おうと計画し、今年9月から男子中学生の行動を監視するなどして犯行を準備した疑いがもたれています。
李容疑者らは先月、知人の中国人男性にけがをさせたうえ金を奪ったとして強盗傷害などの疑いで逮捕・起訴され、警察の捜索で男子中学生を連れ去って数千万円の身代金を要求する計画が書かれたメモなどが見つかったということです。
メモには「警察に言えば孫は遺体で見つかることになる」といった文言や、身代金の受け渡し場所を鉾田市や水戸市などに次々と変更する計画が中国語や日本語で書かれていた他、男子中学生を撮影した写真などが見つかったということです。
警察は2人が容疑を認めているかどうか明らかにしていません。
中学生の祖父の男性は李容疑者の飲食店の客だったということで、動機や詳しいいきさつを調べています。
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