大学の紹介

理事長・学長メッセージ

熊本保健科学大学はひとの健康を支える人材を育成する大学です


理事長メッセージ


message01-2熊本保健科学大学は、1945年(昭和20年)に設立された一般財団法人化学及血清療法研究所(化血研)を母体にしています。終戦直後ということもあって、当時の化血研を取り巻く環境は極めて厳しいものでした。決して十分とはいえない設備、乏しい資金。それに反して、地域社会が化血研によせる期待はとても大きなものでした。戦争によって、人々の心身はかつてないほど傷つき、衛生状態も極限まで悪化していたからです。そうした中、当時のスタッフは、報酬らしい報酬も受け取ることなく使命に没頭しました。役職員のすべてが、地域のため、そこで暮らす一人ひとりの健康のために、保健医療の熾烈(しれつ)な現場で力を尽くしました。その姿は"医に携わる者の原点"といってよいでしょう。

 いまや日本有数のワクチンメーカーとしてグローバルな事業展開を目指す化血研ですが、設立当時の「志」は、今も変わらずに受け継がれています。そうした化血研60有余年の伝統に根ざしながら、地域医療を支える優秀な人材を育成するために設立されたのが本学です。かつての銀杏学園短期大学を改組し、4年制の熊本保健科学大学として生まれ変わって12年。本学は、着実に発展してきました。 学科構成、施設設備、教授陣、カリキュラム、サポート体制。そのいずれをとっても、九州有数の地位を占めるまでになれたかもしれないと思っています。

医療の世界は、決して生やさしいものではありません。だからこそ、「どこで学ぶか」が、大きな意味を持ってきます。熊本保健科学大学に根づいた「伝統」と「志」、これは単なるハードやソフトを超えた大きな財産です。そしてこれは、このキャンパスに学ぶ皆さん一人ひとりにとっても、かけがえのない財産となっていくことでしょう。



学長メッセージ


平成27年3月31日付で小野友道学長が退任し、4月1日付で﨑元達郎学長が就任しました。


message02-2 昭和20年    鹿児島県出身
昭和42年    大阪大学工学部卒業
昭和44年    大阪大学大学院工学研究科構築工学専攻
        (修士課程)修了
昭和54年    熊本大学工学部助教授
昭和54年    アメリカ合衆国オハイオ州立大学客員助教授
昭和59年    熊本大学工学部教授
平成14年4月   同工学部長
平成14年11月   熊本大学学長
平成16年    国立大学法人熊本大学学長
平成22年    放送大学熊本学習センター所長
平成27年    熊本保健科学大学学長


近年の急激な少子高齢化社会にあって、医療の高度化、治療と共にケアの重要性の認識、疾病構造の変化など、医療・保健を取り巻く状況は大きく変化し、国民の健康に対するニーズは、一段と高度化、多様化してきています。このような中、医療と保健を総合的にとらえたチーム医療を担える医療人がますます重要かつ必要になってきています。

本学は、4年制大学としての歴史はさほど永くありませんが、前身である、化血研衛生検査技師養成所から数えると、57年目を迎えており、現在までに、約7,000名の卒業生を輩出しています。とりわけ、臨床検査技師の養成数では九州で最大の実績を誇っており、諸先輩の強力なネットワークを持っています。

国家試験に合格し、希望する専門職に就くために、厳しくタイトなカリキュラムを修める必要があることに加え、人の尊厳と多様な価値観を理解するために深く考えること、人に優しく接することができる愛情、そして、生命に対する倫理観を備える必要があります。言い換えれば、「学力」と「人間力」を備えた学生を育てたいと考えています。このことを表すため、本学では、「知識」、「技術」、「思慮」、「仁愛」を四つの基本綱領として掲げています。

本学は、これらの理念に加えて、高い国家試験合格率と就職率という実績を誇っていますが、それは、最新の設備、充実した教育スタッフ、最先端の研究者陣をそろえていることによります。今後も、学生諸君が成長するための最大限の努力を惜しみません。将来の保健医療を担う夢を抱き、強い動機と目的を持った諸君の入学を心から、お待ちしています。