ネット通販のスマホ比率が急拡大 5割に迫る=韓国

【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が1日発表した小売販売とインターネット通販に関する統計によると、10月のネット通販の取引総額は4兆7690億ウォン(約5060億円)で、このうちスマートフォン(スマホ)での取引額が2兆2860億ウォンで47.9%を占めた。

 スマホによる購入がネット通販全体に占める割合は、2013年10月が19.9%、昨年10月が36.6%と急拡大し、同12月には40%を突破した。来年には、スマホでの取引額がパソコンを通じた取引額を上回ると予想されている。

 今年10月、スマホでの取引額が最も多かったのは旅行・予約サービス(3370億ウォン)で、取引総額の14.7%を占めた。次いで衣類(3270億ウォン)、生活・自動車用品(2640億ウォン)、飲食料品(2270億ウォン)と続く。

 一方、ネット通販を含めた10月の小売販売額は前年同月比6.5%増の32兆2810億ウォンとなった。「韓国版ブラックフライデー」などの大規模セールイベントが追い風となり、昨年12月以来、10カ月ぶり高水準を記録した。

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