【ソウル聯合ニュース】マカオで違法な賭博にかかわった容疑で調べを受けている韓国プロ野球・サムスンの林昌勇(イム・チャンヨン)投手(39)が、球団から放出された。
韓国野球委員会(KBO)は30日、KBOリーグ所属選手のうち、2016年の再契約対象選手551人のリストを公示した。違法賭博事件の被疑者となっている林投手は所属するサムスンのリストに入らなかった。日本のヤクルトでも守護神として活躍した投手は、事実上放出されたことになる。
サムスンは28日に保留選手リストを作成する際に林投手を除外していた。
林投手は、他球団と自由に契約できる身分となった。しかし、違法賭博をめぐる捜査が終わるまで獲得する球団はないとみられる。
韓国で114勝72敗232セーブを挙げ、日本とメジャーでもプレーした林投手は違法賭博問題で引退の危機に追い込まれている。