バイアグラの服用によって生じる一般的な副作用の症状とは
この医薬品の服用中に起こり得る症状は、身体の火照り、むくみ、頭痛、めまい、頻脈、動悸、胸の痛み、口の渇き、消化不良、腹痛、鼻炎、筋肉や関節の痛み、眼の充血、結膜炎、視覚障害などたくさんあります。
特におこりやすい症状は火照り、むくみ、頭痛の3つで、これはバイアグラの有効成分であるシルデナフィルの血管拡張作用が原因で起こるものです。
その他の症状は、医薬品が体内で代謝される過程の中でおこるものであったり、過敏症の症状としておこるものであったりと様々です。
バイアグラの服用中に上記のような異変を感じたのであれば、服用を中止して医師に相談し、適切な判断・措置を受ける必要があります。
バイアグラは重い副作用が発現する可能性がある点にも注意が必要
バイアグラを服用した勃起不全の患者の中には、服用によって重い病を発症するケースもあります。この医薬品の服用によって起こり得る重い疾病には、持続勃起症、突発性難聴、過度の血圧低下による狭心症が挙げられます。
持続勃起症は性欲は無いのに陰茎の勃起が継続する性機能の障害で、突発性難聴はその名の通り、思い当たる原因が無いのに突然起きる難聴、
狭心症は冠状動脈の血流が悪くなることによって胸に痛みや苦しみを感じるようになる疾患です。
上記の症状のうち、特に注意が必要なのは狭心症で、場合によっては死を招くおそれがあります。
そのため、心臓や血管に関係する病気にかかったことがある人は、この医薬品は使用せずに、他の方法で勃起不全の治療を行う必要があるでしょう。