「ゲゲゲの鬼太郎」の作者で漫画家の水木しげるさんが多臓器不全のため、今日午前7時頃都内の病院で亡くなりました。
93歳でした。
9月にはツイッターに観葉植物やねずみ男のぬいぐるみと一緒に撮った写真が投稿されていた。
93歳となった今年もあふれる好奇心は衰えることはなく、テレビ番組の収録で妖怪に魅了されていたという幼少時代の思い出の地、島根県出雲市をめぐっていた。
水木さんは鳥取県境港市出身。
1958年に漫画家デビューし、「河童の三平」や「悪魔くん」などを発表。
1965年に「ゲゲゲの鬼太郎」が連載され妖怪を扱う人気漫画家となった。
1993年には、鳥取県境港市に水木しげるロードが設けられ2003年に水木しげる記念館が建てられた。
さらに2010年には、水木さんと妻の布枝さんの二人三脚の半生を描いた「ゲゲゲの女房」がドラマ・映画化され、その生きざまが共感を呼び、ゲゲゲブームを受けてその年の流行語大賞を受賞した。
2010年に文化功労者に選ばれた際には…翌年の秋の園遊会では、天皇陛下と対面。
独特の世界観と感性で周囲を沸かせる水木さん。
そして、妖怪と並んで水木さんがよく口にしていたのが戦争体験。
昭和18年、21歳のときに召集された水木さんは激戦地ニューブリテン島のラバウルに送り込まれたんじゃ。
連合軍の空襲で左腕を失うなどラバウルでの生活はさんざんだったようですね。
2003年に旭日小綬章を受章した際にも…今月11日、調布市内の自宅で転倒し頭を打って入院をしていた水木さん。
妖怪と人間の両方に愛された水木しげるさん。
これからも私たちの心の中で生き続けます。
水木しげるさんが亡くなりました。
「ゲゲゲの鬼太郎」といいますと、私はどちらかというとアニメでお世話になった方なんですが、怖くてちょっと不気味なんですけれども、その一方で人間愛とか、正義感に満ちあふれているような気がするんですよね。
人の生死を超えた独特の世界観が描かれていましたね。
そして、作品からも、お話からも戦争になったら何が起きるのかということの本質がストレートに伝わってくる、そんな方だったなと思います。
いつまでも戦後であり続けるために、水木さんの思いを私たち、忘れてはいけないなと思いますけどね。
今日午後、東京の稲城市役所で男が灯油のような液体をまいて火をつけ、パトカーを奪って逃走しようとしましたが、間もなく身柄を確保されました。
現場から中継です。
こちら、稲城市役所前です。
現在も市役所周辺には規制線が張られていて捜査員による鑑識活動が続いています。
こちらの映像は男が逮捕される直前のもの。
男が乗り込んだパトカーの両脇で警察官が拳銃を構えていて、その後、身柄を確保された。
今日午後2時前、稲城市役所で男がバイクで市役所に乗り付けて火をつけようとしていると110番通報があった。
警察官が駆けつけたところ、男が市役所1階の受付カウンターでポリタンクに入った灯油のような液体をまき、大声で何かを叫んでいるのが見つかった。
男はその後、火をつけ、乗ってきたバイクや壁が焼けた。
さらに、男はパトカーを奪って逃走しようとしたが、別のパトカーに衝突し、建造物侵入などの疑いで現行犯逮捕された。
逮捕されたのは、稲城市に住む47歳の無職、渡部政行容疑者でサバイバルナイフのようなものを振り回し鼻に全治10日のケガをしたとのこと。
取り調べに対し、渡部容疑者は黙秘しているとのことで警視庁は、当時のいきさつや動機を詳しく調べ今後、放火の疑いでも捜査する方針ポスト京都議定書となる地球温暖化対策の新しい枠組みで先進国と途上国は合意できるんでしょうか。
同時多発テロが起きて間もないフランスのパリでCOP21が厳戒態勢のもと間もなく開幕します。
パリ郊外にあるCOP21の会場には日本時間の午後7時からの開幕式を前に150の国と地域の首脳が続々と集まっている。
会議の焦点は、温室効果ガスの削減目標の法的拘束力をどこまで認めるか、温暖化によって被害を受けている途上国への資金支援を先進国がどこまで担うかなどですべての参加国が京都議定書後の温暖化対策の新しいルールについて合意することを目指す。
会議の行方を左右する米中首脳会談が先ほど始まるなど既に二国間での駆け引きが始まっている。
会議は、今日の首脳会議を初めとして12日間にわたって行われる予定だが、先進国と途上国との立場の溝は深く議論は紛糾しそう。
COP21、間もなくパリ郊外で開会しますけれども、会場では貞包支局長が取材中です。
各国ともまさに国益がかかっている中で、どんな駆け引きになるんでしょうか?大変厳しい会議が始まろうとしています。
この会場、こちらをご覧ください、動物をモチーフに命を守ろうと非常に優しい雰囲気を出しているんですが一皮むけば、各国は自分たちの経済的不利益をいかに少なくするかという大変熾烈な戦いに移っていきます。
このCOPなんですが、今回の新しいところは、これまで先進国のみだった削減目標を発展途上国にも求めていることです。
それだけ待ったなしということなんですが、途上国からは温暖化の原因は先進国がつくったんじゃないかという反発があります。
合意できるかどうか、カギを握るのはその中でも強硬なインドだと言われています。
そのインドの環境大臣から話が聞けました。
この後、安倍総理がインドの首相と首脳会談を行うことになっていてどのような感触が得られるのか、知りたいところです。
またこの会議は同時多発テロ以降初めての大きな国際会議ということでフランス国内で12万人の軍人が警戒するというものものしい状態で行われています。
私たちも取材で各国の代表がいるホテルに行こうとしましたら、50m先から自動小銃を持った警察官が我々を警戒して入り口までついてくるというような状態でした。
自由を大事にしている、このフランスで行われている会議なんですが、いつもとは違った、緊張した雰囲気で会議が行われています。
温暖化により、リスクが高まるとされているのが感染症です。
日本でも温暖化を背景にある動物が媒介する感染症が広がっています。
専門家がこう警鐘を鳴らすある感染症が今年9月、石川県志賀町で発生した。
感染症の名はSFTS。
ウイルスを持ったマダニにかまれることで感染し発熱や意識障害などの症状が出るが、有効な薬やワクチンはない。
志賀町の60代の男性は山でマダニにかまれその後、死亡した。
SFTSは、日本で2013年に初めて確認されてから西日本を中心に163人が感染、致死率は26%に上る。
今年になって初めて京都、石川で感染が確認され北上するかのように広がっている。
原因となるマダニは、どこに生息しているのか。
40年以上にわたってマダニや蚊の調査・研究をしている富山県衛生研究所。
この日、富山市内にある公園を調査した。
調査を始めて5分。
30分の間で遊歩道の草むらを中心に10匹のマダニが見つかった。
マダニはシカやイノシシ、犬などの動物にくっついて移動する。
そのため、温暖化が進み、動物の活動範囲が増えるとさらに生息域が広がる可能性があると言う。
SFTSの発生した志賀町では今月、カモシカが市街地に現れた。
温暖化により私たちの身近に忍び寄るマダニ。
感染症は、日本だけの問題ではない台湾では今年、蚊が媒介する熱帯病のデング熱が大流行。
3万人が感染し、死者150人以上と過去最悪に上っている。
温暖化への対策がとられなければ、アフリカを中心に感染症のマラリアがまん延することなどにより2030年までに貧困層が1億人増えると言われている。
こうした温暖化による危機に世界全体でどう立ち向かうのか。
難病の長女に対し、十分な食事を与えず衰弱死させた罪に問われた母親の裁判員裁判で大阪地裁は無罪判決を言い渡した。
起訴状によると、岸本紗弥音ちゃんの母親は去年6月、大阪府茨木市の自宅で十分な食事を与えず紗弥音ちゃんを衰弱死させたとして保護責任者遺棄致死の罪に問われていた。
紗弥音ちゃんの死亡時の体重は8kg。
筋肉が衰えていく難病、先天性ミオパチーだったが、腸の中からは、タマネギの皮やアルミ箔が見つかっていて検察側は母親に対し、十分な栄養を与えていないことを認識していたとして懲役6年を求刑した。
今日の判決で大阪地裁は紗弥音ちゃんが病気の影響ではなく衰弱死だったとしたものの、生まれたときから体重が平均より軽くやせ方の異常性に関する認識が異なってしまう可能性もある、十分な栄養を与えられていない状態を認識していたと言うには合理的な疑いが残るとして、母親に無罪を言い渡した。
中国の北京市では週末から深刻な大気汚染に見舞われていて北京市当局は昨日、今後3日間は重度の汚染状態が続く可能性が高いとして、4段階の警報のうち、赤に次いで深刻なオレンジ警報を発令した。
オレンジ警報の発令は今年初めて。
大気の状態は今日、さらに悪化していて午後3時現在には、市内中心部で大気中の微小粒子状物質、PM2.5の値が日本の環境基準のおよそ18倍にも当たる1立方メートル当たり629マイクログラムを観測している。
知的障害があり特別支援学級に通っていた15歳の教え子の少女にみだらな行為をしたとして愛知県内の公立中学校の54歳の教諭の男が逮捕された。
この男は今年6月、自分が受け持っていた少女に対し、ホテルでみだらな行為をした児童福祉法違反の疑いが持たれている。
容疑を否認しているが、逮捕前JNNの取材にこう答えていた。
学校側もこの教諭が少女と個別に会っていたことを把握していてこちらに聞き慣れない言語が並んでいますけどどこの言葉だかわかりますでしょうか?例えば、このズールー語なんですけれども南アフリカで900万人が使っている言葉です。
そして、こちらにあるモン語。
これはタイなどで100万人が使用している言語なんです。
浅草など観光地を抱える東京・台東区がどんな国、部族の人にも情報発信できるようにと明日からホームページを世界89の言語に翻訳し公開します。
外国人観光客で賑わう東京・台東区の浅草。
その台東区のホームページが明日から89もの言語に翻訳される。
利用するのはグーグルの自動翻訳機能。
複数の国で使われる言語もあるため、ほぼ世界中の国がカバーされることになるが…ミャンマーからタイにかけて分布するモン族が使うモン語。
100万人が話すと言う。
ほかにもナイジェリアで使われるハウサ語。
インドの地方で使われるテルグ語など、聞き慣れない言語も並ぶ。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックを見据え幅広く情報発信していきたい台東区。
ホームページを89の言語に翻訳するのは2015/11/30(月) 17:50〜18:15
MBS毎日放送
Nスタ ニューズアイ[字]
取材経験豊富な竹内明を中心に、佐古忠彦も新加入。TBSアナウンサー・加藤シルビアらがお届けする大型報道番組。ニュースを速く、深く伝えます。
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番組内容
きょうのニュースを速く深くわかりやすく。徹底取材したVTRに加え、今さら人に聞けないニュースのポイントもわかりやすく解説。政治・経済・事件はもちろん、身近なニュースや生活情報もお伝えします。「Nトク」では全国各地で起きているホットな出来事を徹底的に掘り下げます。
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