あれはいったいなんだろう？ミカタがあればフシギが生まれる。
「カガクノミカタ」。
・「お腹空かせたカラスがいた」・「なんとか餌にありつきたい」・「このくちばしがもっと長ければ」・「あの餌がもっとこっちに来れば」・「カラスは考えるカラスは考えるカラスは考えるカラスは考える」・「考える考える」
（斎藤）観察し仮説を立て実験をし考察する。
科学の考え方を学べ。
（山本）まずは「考える観察」から。
新かん線が走っていた。
けい帯でとってみる。
（シャッター音）うまくとれた。
けど何かちょっと変だ。
まどが傾いて写っている。
ドアもななめだ。
なぜなのか？今日はこれを観察してみる。
試しにけい帯の向きをぎゃくにしてとってみる。
（シャッター音）またななめになった。
けどさっきと何かちがう。
さっきとはまどの傾きがぎゃくだ。
さっきとったのは右に傾いているが今とったのは左に傾いている。
けい帯の向きで傾く向きが変わるのか？じゃあたてにしてとるとどうなるのか？
（シャッター音）まっすぐになった。
傾いていない。
しかし何か変だ。
さっきの写真とくらべるとまどの横はばがのびている。
たてでとってもゆがんで写るのか？今度は上下ひっくり返してとってみる。
どう写るのか？
（シャッター音）ちぢんだ。
さっきよりまどの横はばが明らかに短い。
しかしなぜけい帯の向きを変えるだけでまどの形がこんなに変わるのか？
（シャッター音）
（シャッター音）
（蒼井）今日は風船とドライヤーを使った問題です。
ドライヤーのスイッチを入れて冷たい風が出るようにします。
この上に風船を持ってきて手をはなすと…浮かびます。
間に手を入れると…ちょっと落ちます。
どうやら下の風で浮いているようです。
さてここからが問題です。
ドライヤーのスイッチを入れて先ほどと同じように風船を浮かべます。
ここでそのままドライヤーをななめにこれくらい傾けます。
すると風船はどうなるでしょうか？さてどうなるでしょうか？答えは番組の最後に発表します。
みなさんよ〜く考えておいて下さいね。
観察仮説実験そして考察。
科学の考え方「考えるカラス」。
では先ほどの答えです。
みなさんちゃんと考えましたか？実さいにやってみましょう。
まず風船を浮かべます。
そしてここからドライヤーをななめにします。
いきますよ。
風船は浮かんだままです！という事で答えは…いろいろとやってみましょう。
お〜。
もっと傾けてみます。
おお。
みなさんもいろいろとおうちでやってみて下さいね。
でもどうしてこうなるのでしょう？風船はドライヤーから出る速い空気の流れに包まれています。
流れが速いほどあつ力は低くなり…。
ここから先は自分で考えよう。
これからはみんなが考えるカラス。
2015/12/01(火) 10:00〜10:10
ＮＨＫＥテレ１大阪
考えるカラス〜科学の考え方〜（１５）[字]
小学校高学年〜中学生を主な対象とした新しい科学教育番組。科学の知識ではなく、「考え方」を、歌やアニメーション、実験映像など様々なコーナーを通して伝える。
詳細情報
番組内容
「考える観察」は、走る列車を写真に撮ったときの観察。カメラの向きによってゆがむのはなぜ？ 「蒼井優の考える練習」は、風船とドライヤーを使った実験。風船を浮かせたまま、ドライヤーを傾けると？ どうしてそうなるのか、どんな実験をすればその仮説は実証できるのか。皆さんの仮説や実験アイデアを募集中！ 【番組ＨＰ】ｗｗｗ．ｎｈｋ．ｏｒ．ｊｐ／ｒｉｋａ／ｋａｒａｓｕ／
出演者
【出演】蒼井優，【語り】斎藤工，山本晃士ロバート
ジャンル :
趣味／教育 – 幼児・小学生
趣味／教育 – 中学生・高校生
ドキュメンタリー／教養 – 宇宙・科学・医学
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード（ステレオ）
サンプリングレート : 48kHz
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