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米国防長官 対IS作戦 新部隊の派遣に着手
12月2日 23時31分

アメリカのカーター国防長官は、過激派組織IS=イスラミックステートに対し拠点の強襲や幹部の捕捉などの作戦を強化するため、イラクへの新たな部隊の派遣に着手したことを明らかにしました。
アメリカのカーター国防長官は1日、議会下院の公聴会でISの掃討作戦について証言しました。
アメリカ軍は、ISの支配地域が広がるイラクに3500人の部隊を展開しているほか、シリアに50人程度の特殊部隊を配置するとしていますが、カーター長官はイラクへの新たな部隊の派遣に着手したことを明らかにしました。
それによりますと、新たな部隊はISに対し、拠点の強襲や幹部の捕捉などの作戦を強化するため、イラクではイラク人やクルド人の部隊を支援するほか、シリアでは単独でも作戦を実行するということです。
また、カーター長官はパリでの同時テロ事件を受けて「国際社会がISとの戦いを強化しなければならない」と述べ、同盟国や友好国に軍事作戦へのさらなる関与を強く求めました。
特にトルコに対しては、国境を接するシリアからISの戦闘員などが流入しているとして、国境管理の徹底を求めるとともに空と地上の両面で軍事作戦を強化するよう呼びかけました。

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