「青春探偵ハルヤ」第7話★子供達からSOS…消えた母親を探せ! 2015.12.01


詳しくは兵庫県内のお近くのJAまで!今日のmonoモノはここまで!
(2人)Seeyou!
(七瀬蓮)ただいま〜。
(七瀬陽菜)おかえり〜。
(七瀬亮)おかえり〜。
誰だ?カップめん勝手に食べたの!最後のカップめんだったんだぞ!お前か?亮。
僕じゃない。
陽菜お前か?お前が食べたのか?
(泣き声)この!
(泣き声)
(泣き声)
(磯部)なあ晴也。
俺今度さ静ちゃん旅行に誘おうと思って。
(浅木晴也)はぁ?旅行?沖縄。
二泊三日。
沖縄!?…つうか磯部さん静江さんとデートしたことすらねえじゃん。
もうそういう細かいのは飛ばそうと思ってよ。
細かいのって…。
最近繋ぐ野球に限界感じてんだよ。
これからは田淵のようなホームラン・アーチストとして一発を狙っていこうと思ってな。
それまでの負け試合を一発でひっくり返すような。
カキーン!
(俊喜)危なっ!
(磯部)磯部打った〜!45度の角度で上がった白球は美しい放物線を描いてレフトスタンドに吸い込まれていく〜お〜…。
いよっミスター・タイガース!わかってんじゃんか。
野球関係ねえけどな。
(現場監督)おいサボってんじゃねえよ!おっ現場監督!今晩飲みに行きませんか?事務所のそばでいい飲み屋見つけたんですよ。
ミーティングしましょうよ〜。
君とは飲みに行かないよ。
またまた!もう好きなくせに!このタマタマ!いやちょっと…。
髭はやしちゃって!剃っちゃうぞコラ!またタダ酒飲もうとしてる。
必死だな。
あ〜腹減ったなぁ。
何食う?もやし。
また!?最近ずっともやしだよ。
仕方ねえだろ。
来年の授業料今から貯め始めねえと。
もやしもやしもやしって毎日もやしじゃねえか。
このままじゃもやしマンになっちゃうよ。
(鐘の音)
(店員)只今より豚こまタイムセールで〜す!豚!俊喜誘惑に負けるな!1回食ったらクセになるぞ。
もやし生活に戻れなくなるぞ!うるさい!俺はもう肉を食う!ああ…。
くっそ俺は負けないぞ。
安くて腹に溜まるもの…。
レジまだだよな?兄ちゃん…。
弟や妹の前ですることじゃないよな。
お腹すいたよ。
陽菜わがまま言うな。
だって食べるものないもん。
仕方ないだろ!ごめんなさい。
(泣き声)泣くなって。
もう絶対にしません。
だからお店の人に言わないでください。
僕がいなくなったらこいつらが…。
お兄ちゃん…。
(泣き声)こいつが蓮亮…そんで陽菜。
(静江)は〜いエビフライ!どんどん食べてね。
そんなに慌てないでおかわりあるからね。
ありがとうございます。
(能見美羽)よっぽどお腹空いてたんだね。
ここ3日ぐらいまともに食ってなかったらしい。
(和臣)え?何で?お母さんが急にいなくなっちまったんだって。
お父さんは?僕たちお父さんいないんです。
ああごめん。
お母さんいつからいないの?一週間前から。
一週間前から!?一週間君たちだけで過ごしてたの?うん。
お母さんどこに行ったか心当たりは?あの男の人のところかな?男の人って?お母さんの勤めてる会社の社長さんです。
帰りが遅い時たまに一緒に帰ってきたりして。
(藤沼潤平)早織ちゃん…
(七瀬早織)また指名してくださいね今度は特別サービスしちゃう特別サービス?行く行く!絶対行く!それってイイ仲ってこと?バカ。
イイ仲って?あいやその…あの…すごく仲がいいってこと。
子ども置いて男の元にってやつか?なあこれって育児放棄ってやつだよな。
警察に連絡した方がいいんじゃないのかな?警察はやめてください!警察に行ったらお父さんのところに連れて行かれちゃう。
また叩かれるのヤダよ…。
僕らお父さんのところから逃げてきたから騒動になると困るんです。
お父さんが暴力を…それでお母さんと逃げてきたのね。
(薫)ひどい…。
晴也君この子たち助けてあげられないかな?助けるってどうやって?決まってんじゃない!この子達のお母さんを捜し出すの。
母親捜しか…。
この子たちには母親しか頼れる人がいないのよ。
お母さんに会いたいよ…。
これ僕が持ってる最後のお金です。
これでお母さんを捜してください。
晴也君。
お願いします!わかった。
え?子どもから金取るの?この依頼引き受けた。
お前らの母さんは俺が必ず捜し出してやる。

(蓮)ここがウチだよ!201。
え?201?何?へえ〜なんでもない…。
(蓮)どうぞ。
(亮)ただいま〜!うわっすっげえなゴミだらけじゃん。
子どもだけで1週間過ごしてたんだもん仕方ないよ。
まずは片付けるか。
うん。
おお。
お邪魔します。
お邪魔します。

(和臣)よし!わ〜きれいになったね。
(蓮・陽菜)ありがとうございます。
じゃあまた明日来るから。
食べ物は冷蔵庫入ってるからな。
(蓮)うん。
(陽菜)美羽ちゃん帰っちゃヤダ。
陽菜わがまま言っちゃダメだよ。
ねえお泊りして。
帰してくれなさそう。
仕方ない僕も一緒に残るよ。
え?え?だって美羽ちゃんと子ども達だけにしておくわけにいかないじゃん。
ねえ晴也君。
まあそうだな。
ちょっと待って。
だったら晴也君が残ってよ。
え?何で?俺でいいじゃん。
亮君。
何?晴也兄ちゃんがいい!え?俺?はい決まり。
陽菜ちゃん美羽ちゃんが晴也お兄ちゃんとお泊りするからね。
うん!美羽ちゃんあからさまに俺のこと嫌ってない?なんなんだよ…俺ってそんなにイケてないか?おいウチ泊まるか?泊まんねえよ!
(俊喜)遠慮すんなよ。
(和臣)遠慮なんかしてないよ。
(俊喜)じゃあさドッグフード食べる?
(和臣)食べないよあんなもの!できた!あ〜陽菜ちゃん上手!お母さんに教えてもらったの。
こっちの羽をねこうやって広げて…お尻からフッ…ほらっできた!わ〜できた!できたできたやったじゃんお母さんに会いたいよね。
うん…。
はい陽菜ちゃん。
あ〜美味しそう!たくさん食べてね。
(陽菜)うん!能見さんって料理できるんだね。
意外…。
ちょっとどういう意味?これでも家事は結構得意なの。
よし!美味しそう。
さあ食べよっか。
(子ども達)いただきま〜す!美味しい!うん美味しい!ありがとう。
晴也君聞いた?晴也兄ちゃん美羽ちゃんと結婚すればいいんじゃない?陽菜ちゃんたらおませさんなんだから。
(葵)ねえねえねえ最近さ晴也君ず〜っと美羽と一緒にいない?
(麻衣)美羽が一方的に付きまとってるだけでしょ。
馴れ馴れしいのよねアイツ。
(桃子)晴也君も迷惑よね。
ホントに!あっ!何?
(麻衣)晴也君?どういうこと?なんで子ども達?家族!?
(葵)なんで美羽も一緒にいるのよ〜!
(桃子)隠し子?そんなわけないじゃん!3人もだよ。
うん。
じゃあ気をつけていってらっしゃい。
(蓮・亮)いってきま〜す!
(陽菜)バイバーイ!じゃあね。
・バイバーイ!・バイバイ。
可愛いねえ。
うん。
晴也君も早く帰ってきてね。
(葵)ええっ!?え?え?え?
(麻衣)なんか連れ添ってる!夫婦みたい。
夫婦って!あ〜ごめん。
落ち着いて!落ち着いて!!じゃあ俺5号館だから。
うん。
あっ…。
はい。
何これ?お弁当。
ちゃんと食べてね。
今夜はから揚げにするから早く帰ってきてね。
ふふ…じゃあ。
へえ〜手作り弁当ですか?な〜んかすっかり夫婦気分ですね。
愛妻弁当?バカちげぇよ!そんなんじゃねぇって。
そ〜んなムキになんなくてもいいじゃん。
はぁ〜なんで晴也君ばっかモテんのかな?なんでだろな?晴也君どういうことなの!?何そのお弁当!?愛妻弁当。
あ愛妻弁当!?だから違うって!よしちょっと開けてみよう。
あっおい!いいからいいから…。
(和臣)ハートだ!あ〜なんなのイヤらしい!あぁ〜。
ヤダヤダヤダ!
(葵)持ちたくない誰か持って!
(和臣)ショックだなぁ…ハートのお弁当。
ハートブレイク。
ハハハ!うるさいよ!能見さんふざけてやってんだって。
でどうすんの?食べるよ一応。
違うよ〜!母親捜しのほう。
ああそっちか…。
とりあえず母親が勤めてたって会社に行ってみる。
藤沼運送だっけ?蓮の話によると社長の藤沼のとこにいる可能性が一番高いからな。
早織ちゃんね…。
最近無断欠勤が続いていてねこっちも困ってるんですよ。
居場所が分からないってことですか?ええ。
藤沼さんは早織さんととても親しかったんですよね?え?わざわざ夜中に家まで送るくらい。
それは…たまたま送っただけですよ。
たまたまで抱き合ったりするんですか?子ども達が見てたんですよ。
(藤沼容子)あんたそれどういうこと!?よ容子…。
奥さん?ああ…。
抱き合ってたの?はい。
この人と早織ちゃんが?はい。
いや何かの間違いだよ。
アチャチャチャ…!!落ち着け容子!私が気付いてないとでも思ってたの?あんたが普段から早織ちゃんをイヤラシイ目つきで見てたの知ってんのよ!アツッ!アチッ…!!何が間違いよ!下心見え見えなのよ!お前の勘違いだよ。
俺は誘惑されたんだよ。
誘惑?ああ給料上げてほしいってしつこく言われてね。
ウチは個人経営の零細企業だからそんな余裕はないって断り続けたんだよ。
そしたら…。
回想
(早織)社長。
(藤沼)おおお疲れ。
おい…こんなとこで。
この間の話なんですけどお給料上げてもらえませんか?その話はもう済んだだろ。
じゃあお店に来てくださいよ。
店?あ〜でも俺酒飲めないからな。
指名してくれるだけでいいんです。
サービスしますから。
現在店って?早織ちゃんウチの仕事が終わった後クラブで働いてたんだ。
サンタフェって店。
はぁ〜二言目には金くれ金くれって。
あの子の金に対する執着は異常だよ。
男にでも貢いでんのかね?でその店には行ったの?う〜んまあ何回かは。
あいやいやホントそれだけなんだよ!アツッ…。
あ…。
ウチが火の車だっていうのに!クラブだなんて!容子!容子!容子!!藤沼は誘惑されていただけ?ああ。
奥さんが強烈で不倫なんて出来そうになかったよ。
じゃあ早織さんはどこにいんの?やっぱり夜働いてたっていうクラブが怪しいよな。
あ〜またクラブ活動か。
俺の出番だな。
磯部さんの出番はねぇよ。
この前キャバクラで散々だっただろ。
何これ?やわらかいのキャー!!大丈夫?ちょっと!お客さん!これもやわらかいの?やめてください!何だよお前!面倒が増えるのはまっぴらだよ。
じゃあ誰が行くんだよ?おめえその手の店はまるでダメ男だろ?和臣がいる。
ざんね〜ん。
俺明日合コンなんだよね。
合コンなんていつだって行けるだろ。
フェリシア女学院の女の子達が相手だからね〜。
えっあのお嬢様学校の!?
(和臣)うん。
俺は晴也君と違って全然モテませんからね〜。
合コンにも足繁く通わないと女友達もできませんからね〜。
あそういえば美羽ちゃん元気?まだ根に持ってんのかよ…。
ねねねね…晴也君美羽ちゃんに弁当とか作らせてんの〜。
ご飯の上にハートマークとかあってさ。
晴也君って美羽ちゃんと付き合ってんの?同棲中。
きゃ〜やらしい!うまやらしい。
一緒に子どもの面倒見てるだけだよ。
どうですかね?それよりどうすんだよ。
クラブに行って確かめないと早織さんがどこにいるかわかんねぇぞ。
晴也君が行けばいいじゃない。
俺1人って無理だろそれは…。
はい!はい!あ?和臣君に代わりまして代打俺。
はあ?俊喜が?ウマいもん食えるだろ?いや食うとかじゃねぇから。
まあいいや仕方ねぇ。
早く見つけてあげないと子ども達がかわいそうね。
自分たちを捨てた親でも子ども達は会いたいみたい。
そういうものよ。
親子っていうのはね切りたくても切れない絆があるの。
しかし育児放棄なんて最低だよな。
子どもの幸せより自分の幸せ優先するなんて母親失格だよ!いろいろ疲れちゃったのよ。
え〜!?確かにシングルマザーの子育てって大変そうですよね。
シングルマザーだけじゃない!普通の母親だってそう。
どんなに子どものことを愛していてもたまに心が折れちゃいそうになる時もあるものなのよ。
毎日の生活や仕事で疲れてる時に子どもがぐずったりして。
ダメだって分かってるのについ酷いこと言っちゃったり手をあげちゃったりしてね。
母親だって人間だもの。
苛立ちや怒りに心が負けちゃう時もある。
全てを投げ出したい時もあるわ。
静ちゃん…。

(蓮)4。
1234。
「女の子が生まれる。
車に乗せ、みんなからお祝い$1,000ずつもらう。
」。
(亮)子どもが3人。
僕達みたい。
ホントだ。
でもウチはお父さんいないだろ。
(蓮)これでウチの家族。
(亮)ホントだ!お母さん蓮兄ちゃん僕陽菜。
お母さん…。
(泣き声)あ泣いちゃった…。
(泣き声)大丈夫だよ陽菜ちゃん。
お母さんすぐ見つかるからね。
(泣き声)よく寝てる。
うん。
みんないい子だよね。
蓮君は弟妹を守ろうっていう頑張り屋さんだし。
亮君はいつも明るくて元気。
陽菜ちゃんは素直でよく笑ってくれる。
私ね少し悩んでたんだ。
お母さん捜さないほうがいいんじゃないかって。
子ども達を捨てて出て行くような母親見つけ出しても何も変わらないんじゃないかって。
余計にこの子達が悲しむことになるんじゃないかって…。
でもそれでもやっぱり子ども達はお母さんに会いたいんだよね。
家族の絆は簡単には切れない。
静江さんも言ってたよ。
私いつか結婚したら子どもが寂しくならないような家庭を作りたい。
みんながいつでも笑って暮らせるようなそんな家族でいたいな。
きっとそういう家族を作れるよ。
能見さんなら。
晴也君と一緒に?能見さん…。

(携帯のバイブ音)電話。
(携帯のバイブ音)あごめん…。
もしもし。
(浅木楓花)お兄ちゃん。
楓花だよ元気?あ楓花どうした?聞いて!楓花ね彼氏できたの!彼氏!?同じクラスの大介君。
土曜日にデートするんだよ。
彼氏とかデートとかまだちょっと早いんじゃないのか。
そんなことないよ。
みんな付き合ってるよ。
お兄ちゃんは彼女いないの?いやお兄ちゃんは…そのあれだよ。
彼女っていうか…。
とにかくまだ彼氏とかっていうのは早いと思うぞお兄ちゃん。
うん!♪〜六甲おろ〜しに颯爽と〜♪〜蒼天かける日輪…静ちゃん…ひょっとして子どもいるのかな?母親だって人間だもの。
苛立ちや怒りに心が負けちゃう時もある。
全てを投げ出したい時もあるわいかにも経験してきたような口ぶり…。
これまでも静ちゃんの過去には何かあるって思ってたけど…。
(静江)離婚してもお金に困らないってこと静江さんなんか詳しいですね離婚のことはひと通りね確かめるべきなのか…。
どうしたらいいんだぁ〜。
あ〜どうすりゃいいんだぁ〜!お母さん何かあの人変だよ。
指さしちゃダメ。
だってなんか変なんだもん。
ワッ!ワンワン!!つうかお前本当に大丈夫なのか?なにが?女の子と酒飲んで楽しく話している姿がまったく想像できないんだけど。
飯さえ食えれば何でもできる!元気があれば何でもできるみたいに言うんじゃねぇよ!元気ですか〜!つうかお前あんまり食うんじゃねぇぞ。
いくらかかるかわかんねぇんだから。
っつうか店入る前に牛丼でも食っとけよ!あここだ。
♪〜落ち着けよ。
遊び慣れてないとか思われると聞きだせるもんも聞き出せなくなるから。
いやもう晴也が落ち着いて。
俺は落ち着いてるよ!全然落ち着いてないぞ。
リラックスしろよ。
やめろよ!
(マリア)いらっしゃいませマリアです。
(リリー)リリーで〜す。
ここんばんは…。
待ってたよ〜。
じゃマリアちゃんそっち。
リリーちゃん俺の隣座ろ。
(リリー・マリア)は〜い。
失礼しま〜す。
じゃあねとりあえず水割りで。
はい。
しかし2人とも若いね。
私たち大学生だもん。
ウッソ〜!俺たちも大学生だよ?え〜!?ホント〜!?なあ晴也?うん…。
なんか元気ないね?緊張してんのかな〜?緊張〜!?なんで〜?なんで〜?な〜んでだろうね〜?
(マリア・リリー)アッハッハ!《ここいつ…和臣ばりに慣れてる》《和臣と一緒に相当キャバクラ行ってるな…》イックシュン!和臣くん風邪?きっと誰かが僕の噂をしてるのさ。
なにそれ?モテる男の悩みってやつ?ハッハッハ…!早織さん?お店での名前はわかんないんだけど。
アニータさんのことじゃない?ああ〜アニータさんのことか。
アニータ?確かに最近来てないよね。
うん。
どこにいるか心当たりない?どうせ男のところにでも転がり込んでんのよ。
男…。
(リリー)金持ってそうな男にガツガツ行ってたもんね〜!リッチな男見つけて楽して暮らしたいのよ。
(リリー)わかりやすかったよね〜。
カルメンさんご指名です。
(カルメン)はい失礼します。
やっぱ藤沼の言うとおり金のためなら何でもするって感じなのかな。
男漁りか…。
そうなのかもな。
(カルメン)ちょっと待って下さい!早織さんのこと捜してるんですよね?あぁそうだけど…。
マリアさんやリリーさんの言ってた事は本当じゃありません。
私早織さんと仲良かったから知ってます。
詳しく聞かせてもらえますか?早織さんいつも「子どものために頑張るんだ」って言ってました。
「DV夫から逃げてきてお金が無いから稼ぐんだ」って。
「子ども達を大学までちゃんと行かせたいんだ」って…。
子どものために…。
子ども想いのいいママだと思います。
そんな人が子どもを置いていなくなるなんてことはない…?はい。
じゃあ一体どこに?あの人のせいかも。
早織さん困ってたから。
「あの人」?黒服の青木さん。
私見たんです。
青木さんが早織さんに言い寄ってるところ…。
(早織)だから付き合う気はないの!
(青木)なんで?早織さんを一番愛してるのは僕なんだよ!そんな気ないって言ってるでしょ迷惑なの!気付いてないだけだよ。
自分の本当の気持ちに気持ち悪い!これ以上しつこくすると店長に言うから!僕のこと本当は好きなくせに!ちょっと!好きだ…
(カルメン)おはようございます!青木さんどうしたんですか?ななんでもない…早織さん…大丈夫ですか?
(カルメン)その後すぐ青木さん辞めちゃったんです。
いつぐらい?1週間くらい前…。
1週間くらい前って…。
早織さんがいなくなった時期と一緒だ。
黒服の青木に監禁されてるってこと?ああ間違いないだろうな。
育児放棄じゃなかったんだ。
早織さんは生活の全てを子ども達に捧げてた。
藤沼に「給料上げてくれ」って迫ったのも夜クラブで働いてたのも全部子ども達のためだったんだ。
そういうことなら一刻も早く助けてあげないと!でどうすんの?青木の住所は聞き出してある。
乗り込むしかねえだろ。
(磯部)晴也〜!晴也君!磯部さん?晴也さん早く!ちょっと…。
何やってんだよそんなとこで。
バカ!でけぇの目立つ!静ちゃんどうだった?どうだったって…普通だけど。
そうかぁ…。
あっ!ああっ!お前返せ!やめろ!あ〜沖縄旅行!ついに静江さん誘うんだな?悩んでんだよ…。
は?悩んでる?一発狙ってくんじゃねぇのかよ。
わかってるよ!俺だってそうしてえよ!でも最近チラホラ見え隠れする静ちゃんの過去が気になってよ…。
直接本人に聞きゃいいじゃん。
バカヤロウ!そんな事してとんでもねぇもんが出てきたらどうすんだよ!もう〜。
付き合いきれねぇわ…俺たち急いでるから行くわ!えっ?行こう!ちょっと。
ちょっと待ってよ…おい!いつもの事だよね〜。
情けない。
(磯部)晴也〜!ああ…どうすりゃいいんだよ…。

(鍵の開く音)ただいま。
君にいいものを持ってきたよ。
とっておきの…プレゼント!はっ…。
よく似合うと思うよ…ハハハッ。
ここだ。
(チャイム)
(ドアを叩く音)いねぇな。
きっと別の場所に潜んでるんだよ。
何か手がかりを見つけないと…。
(管理人)何ですかあんたたち?あっいやえっと…。
住民の方以外入って来られると困るんだよね〜。
管理人さんですか?はい。
僕…青木の弟です。
あっ青木さんの?はい。
心配になって様子を見に来たんです!昨日兄貴から自殺をほのめかす電話があって…。
自殺!?家族にも合い鍵を渡してなくて困ってるんです。
開けて貰えませんか?ああっ…じゃあ警察に電話…電話。
ああちょっちょっ…まず確認しないと。
もう既に中で死んでるかもしれないから。
そんな…ああわかりました。
はい…はい。
じゃあすぐ鍵を持ってきます。
はいありがとうございます。
ふぅ…。
さすが和臣…。
嘘つく事に何のためらいもないもんな。
機転が利くって言ってよ。
失礼します!失礼します!何かあったら言って下さいよ!はい。
うわぁ〜!!
(和臣)何なんだよこれ!?
(俊喜)デッカい着せ替え人形だな…。

(和臣)女ばっかりだな〜気持ち悪りぃな〜。
うっ…。
うっ…ハァ…。
君は…僕のお嫁さんになるんだよ。
フッ…2人で幸せになろうね。
お願いだから…家に帰して。
子ども達がいるの!また子どもの心配?この前…見に行って来たよ。
元気そうだったよ。
何かあるだろ?ないない…絶対何かあるだろ?いやないよないって…何だよ。
その言い方…お前変な大学生みたいなのが一緒にいたけど…。
誰なのそれ?子ども達に何か…。
もういいじゃないか子どもの事なんて!僕だけ見てればいいんだよ!あっ…そっか子ども達がいなくなれば…僕のことだけをちゃんと見ててくれるようになるか。
子ども達には手を出さないでお願い!いいね…もっと…もっとお願いしてよ!ハァハァ…ここだ。
・ちょっ…何だよ・何それ?鶴?
(陽菜)できた!うわ〜陽菜ちゃん上手!お母さんに教えてもらったのえっ…ちょっと晴也!俊喜!うん。
うっ…うう〜っ!おまたせ!サンキュ!なんだお前ら!?早織さんですね?はい。
蓮に頼まれてあなたを捜しに来ました。
蓮に?お前子ども達と一緒にいた…。
子ども達が待ってます!帰りましょう。
か…勝手なことすんじゃないよ!勝手なのはおめえだろ!人を好きになんのは自由だ。
でもな好きだから何でもしていいって事じゃねぇんだよ!ち…違う。
早織さんは…僕への愛に気付いてないだけだ!だから僕が教えてあげようと…。
どう見たって嫌がってんじゃねぇか!愛なんかねぇよ!早織さんは連れて帰る。
ぼ…僕らの愛を…邪魔すんな!ハァ…。
救いようがねぇな…てめえ。
とっととこっから出て行け!ああ〜っ!…あっ!何でも自分の思い通りになると思ったら大間違いだ!ちゃんと現実見て生きろよ。
大丈夫でしたか?ええ。
あんな変態野郎に目ぇつけられてとんだ災難でしたね。
全部が全部…彼が悪いわけじゃありません。
え?彼にちゃんと話したいって誘われた時さらわれる予感はしたんです。
でも…私は自分から付いて行った。
(早織の声)正直に言うと日々の生活に疲れ果てていました。
3人の子どもの面倒をみるのも仕事を掛け持ちするのもどうして私だけがこんな辛い思いしなくちゃいけないんだろう…って。
(早織の声)薄れていく意識の中で…現実から解放される安心感を味わっていました。
私は…母親失格です。

(子ども達)お母さ〜ん!
(早織)蓮亮陽菜!ごめんね!みんな本当にごめんね!ごめんね〜!早織さん…あなたは母親失格なんかじゃないですよ。
こうして子ども達はあなたの帰りを待ってたんです。
子育てっていうのはどんだけ子供へ愛があっても時々投げ出したくなる時がある…知り合いがそう言ってました。
それだけ子育ては大変なんだって。
俺にはまだわかんないけど。
それでも…ちゃんと子どもの元に戻って来られる人が母親なんだと思います。
あなたが毎日頑張ってるのを子ども達はちゃんとわかってますよ。
美羽ちゃん!陽菜ちゃん…お母さん帰ってきて良かったね。
うん!これあげるね!んっ…なぁに?また一緒に遊んでね!うん…ウフッ。
(和臣)いやぁ〜でもよかったよね〜。
お母さん戻ってきて。
そうだね。
あれ?元気ないね…まさか晴也君との夫婦ゴッコが終わって寂しいとか?ゴッコじゃないもん。
ねっ…晴也君!
(和臣)えっ!?何それどういうこと!?何でもねえよ!あっ!んっ?磯部さん…まだそんなとこに居たのかよ〜!もうかれこれ5時間は経つよ!えっ…。
踏ん切りがつかねぇんだよ。
しょうがねぇな…一緒に聞いてやるよ静江さんに。
えっ?さあ行こう!ダ…ダメだよ!まだ心の準備ができねぇんだよ〜。
そんなこと言ってないで一発ガツン!と決めようよ。
はいはい…。
♪〜かっ飛ばせ〜磯部!沖縄行くぞ〜オ〜!ホームラン・アーチストになんだろ?んん…やめた〜!やっぱり一発狙いより繋ぐ野球が良いよ〜。
かつて掛布とのサード争いに敗れつつもレフトに転向しその不屈の精神で85年の優勝を支えたいぶし銀背番号9佐野仙好のようになるんだ…うん!うん!おっ!レフトオーバー。
ちきしょう取ってやるぞ!んん〜ダァーッ!ちきしょう!待て…。
どうしようもないね…あの人。
いらっしゃいませ!晴也!でどうだった?なんとか解決。
そう。
良かった〜!で犯人は?通報されてるから今頃警察に連行されてると思うよ。
(静江)そう。
良かった〜!
(薫)良かったです〜!静江さんナポリタン。
私も!じゃあ俺も!俺も。
は〜い!エ・ビ・フ・ラ・イも付けちゃうね!サンキュー!
(和臣)おお〜エビフライが付いてるよ〜。
2015/12/01(火) 10:30〜11:30
読売テレビ1
「青春探偵ハルヤ」第7話★子供達からSOS…消えた母親を探せ![再][字]

主人公・浅木晴也(玉森裕太)は大学2年生。毎回、“大人の悪”に巻き込まれながら仲間と複雑な事件を解決する青春痛快ミステリー!

詳細情報
出演者
玉森裕太(Kis−My−Ft2)
新川優愛
高田翔(ジャニーズJr.)

柳ゆり菜
阿見201
池田沙絵美
小槙まこ
伊倉愛美
篠川桃音

宇梶剛士
高島礼子

【ゲスト】
宮地真緒
山口良一
八神蓮
須田琉雅
須田瑛斗
須田理央ほか
番組内容
【第7話】
浅木晴也(玉森裕太)の前に現れた、幼い蓮・亮・陽菜の三兄妹。子供たちの母親、早織(宮地真緒)は、一週間前から姿を消していた。晴也は子供たちのために、早織を探すが……
おしらせ
※2015年11月26日の再放送です。

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
ドラマ – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語ステレオ
サンプリングレート : 48kHz

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