こんにちは。
きょうのラインナップです。
午後にも再逮捕です。
大阪で中学１年の男女が遺体で見つかった事件で、警察は、女の子に対する殺人の罪で起訴された山田浩二被告を、男の子に対する殺人の疑いで、午後にも再逮捕する方針を固めました。
ことし８月、大阪府高槻市の駐車場で、中学１年の平田奈津美さんが遺体で発見されました。
山田浩二被告は、平田さんを窒息させ、殺害したなどとして逮捕され、ことし１０月に殺人の罪で起訴されました。
逮捕前、山田被告が立ち寄った大阪府柏原市の竹林からは、星野凌斗君の遺体も見つかっています。
警察は、山田被告の車や事件当日に着ていたと見られる衣服などの鑑定を進めるとともに、数百台もの防犯カメラの映像を解析しました。
その結果、山田被告は平田さんと星野君を寝屋川市駅周辺で車に乗せ、ほかに同乗者はいなかったことが分かり、星野君を殺害したのは山田被告以外にないと判断。
殺人の疑いで逮捕状を取り、午後にも再逮捕する方針を固めました。
栃木県宇都宮市で、別居中の夫を毒物で殺害しようとしたとして、妻が逮捕された事件です。
事件前、妻は警察に対し、夫婦間のトラブルを相談していたことが分かりました。
殺人未遂の疑いで逮捕された、宇都宮市の鹿毛陽子容疑者はことし１０月、別居中の夫の自宅を訪れ、焼酎のパックに、トウゴマという植物から抽出した毒物を混入し、殺害しようとした疑いが持たれています。
今は問題ないです。
今はシングルファーザー状態なんで。
鹿毛容疑者は調べに対し、毒物の混入は認める一方、殺意はなかった。
納得できないなどと、容疑を否認しているということですが、その後の警察への取材で、鹿毛容疑者がことし３月に別居したあと、警察に夫婦間のトラブルを相談していたことが新たに分かりました。
また、夫婦げんかで警察官が駆けつけたことも、複数回あったということで、警察は事件に至る経緯を調べています。
２０２０年以降の地球温暖化対策について話し合う国連の会議、ＣＯＰ２１がフランスのパリ郊外で始まり、安倍総理大臣ら各国の首脳が演説を行いました。
鳥羽記者の報告です。
安倍総理は演説で、日本が温暖化防止に積極的に取り組む姿勢を強調しました。
この地球は、われわれ人類の掛けがえのないふるさとです。
今こそ、先進国、途上国が共に参画する新たな枠組みを築くべきときです。
また、途上国への支援をおよそ１兆３０００億円に増額すると表明。
すべての国が参加して、温室効果ガスの削減策を合意できるよう後押しした形です。
ただ協議は難航が予想されます。
アメリカのオバマ大統領は演説で、途上国も含め、各国が温暖化対策に責任を持つよう呼びかけましたが、中国の習近平国家主席は、途上国の事情を尊重すべきと、先進国にくぎを刺しました。
一方、安倍総理は、フランスのオランド大統領と首脳会談を行い、テロ対策について、日本が資金的な支援を通じて難民の流出を防ぎ、テロリストの拡散防止に貢献したいと述べました。
パリが厳重な警備態勢の中、ＣＯＰ２１は今月１１日まで開かれます。
トルコがロシア軍機を撃墜した理由について、ロシアのプーチン大統領は先月３０日、過激派組織イスラム国による石油の密輸ルートを守るためだったとの見方を示しました。
トルコのエルドアン大統領は強く反発しています。
プーチン大統領は会見で、トルコがイスラム国の支配地域から、石油を密輸していると指摘しました。
その上で、ロシア機を撃墜したのは密輸ルートを空爆から守るためだったと主張し、トルコを非難しました。
一方、トルコ側は、一貫して領空侵犯が理由だとしていて、エルドアン大統領は３０日、われわれはテロ組織から密輸をするほど落ちぶれていないなどと強く反論したうえで、もし証拠が示されれば、辞任するとの考えを示しました。
両者は３０日、パリ郊外でＣＯＰ２１に出席しましたが、トルコが求めていた首脳会談は実現しませんでした。
ことし２月、東京・中央区のマンションで、同居する男性を牛刀や金属バットを使って殺害した罪に問われた女の裁判員裁判が始まり、女は起訴内容を認めました。
無職の菊池あずは被告はことし２月、東京・中央区のマンションで、交際相手の男性の首や胸を牛刀で何回も突き刺したうえ、金属バットで殴り、殺害した罪に問われています。
きょうの初公判に白いジャケットを着て出廷した菊池被告は、終始落ち着かない様子で、起訴内容に間違いがないか問われると、ありませんと答えました。
裁判で検察側は、血のりが付いた凶器の牛刀を示し、被害者の男性から、愛情はなく、あるのは情だけだと言われ、犯行を決意したと指摘しました。
一方、弁護側は、菊池被告は性同一性障がいで性転換していて、知的障がいや発達障がいもあるとして、情状酌量を求めました。
新国立競技場の整備費を巡り、遠藤オリンピック・パラリンピック担当大臣と馳文部科学大臣、東京都の舛添知事が会談し、都が３９５億円を負担することで、合意しました。
東京都には３９５億円程度の負担をお願いしたい。
都民に末永く大きな便益をもたらすことを踏まえまして、この財源案について合意をしたい。
遠藤大臣らと舛添知事は先ほど会談し、新国立競技場の整備費について、東京都が３９５億円を負担することで合意しました。
これは競技場の総工費の上限額に、設計などの関連費用を加えたおよそ１５８１億円を、国と東京都とスポーツ振興くじで、２対１対１で分担するものです。
この問題では当初、国が都に、およそ５００億円の負担を求め、舛添知事が強く反発していました。
ＩＭＦ・国際通貨基金は、日本時間のきょう未明、中国の通貨人民元を、来年１０月から、ドルや円と並ぶ主要通貨に採用することを発表しました。
ＩＭＦには、経済危機に陥った加盟国に融資を行うための準備資産があり、ドル、ユーロ、円、ポンドの４つの主要通貨で構成されています。
ＩＭＦは３０日の理事会で、来年１０月から主要通貨に中国の人民元を新たに加えることを決めました。
通貨が自由に取り引きできるかなどの条件を、人民元が満たしたと判断したもので、準備資産に占める割合は、ドル、ユーロに続き３番目で、円を上回ります。
ＩＭＦの決定を受けて、中国の中央銀行に当たる、中国人民銀行が声明を発表し、中国と世界にウィンウィンの結果をもたらすだろうと決定を歓迎。
2015/12/01(火) 11:30〜11:45
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