FNNスピーク【全国・関西の最新ニュースを分かりやすく!】 2015.12.01


こんにちは。
きょうのトップニュースはこちらです。
フランスのパリで、日本時間のきのう開幕した、温暖化対策を話し合う国連の会議、COP21で、アメリカと中国という温室効果ガスの2大排出国が首脳会談を行い、排出の新たなルール策定に向けて、連携を強化することで一致しました。
習近平国家主席と会談したオバマ大統領は、温室効果ガスの排出量削減に向けて、アメリカと中国の指導力の発揮が重要だと指摘しました。
習主席も、COP21成功のために、協力を強めるべきだと応じ、会議を主導していく姿勢を強調しました。
会談後のスピーチでこう述べた習主席は、さらに、成長の早い中国経済は、環境面で代償を払ったが、今は環境重視の発展に力を入れているとアピールしました。
一方、アメリカ政府は、日本を含む20か国が、太陽光など、クリーンエネルギーの技術開発への投資を、5年間で倍増する計画を発表。
マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏など、事業家も初期投資などで協力します。
COP21は最終日の11日までに、すべての国などが参加する法的拘束力のある合意文書の採択を目指します。
一方、COP21に参加している安倍総理大臣は、日本時間のきょう未明、演説し、温暖化対策で、日本が積極的に貢献する考えを表明しました。
この地球は、われわれ人類の掛けがえのないふるさとです。
子どもや孫の世代に無事に引き渡さなければならない。
今こそ先進国、途上国がともに参画する新たな枠組みを築くべきときです。
安倍総理は演説で、気候変動対策として、途上国に対して2020年に現在の1.3倍に当たる、およそ1兆3000億円の支援を実施することを表明しました。
さて、こちらの映像は、きょうの北京市内の映像です。
COP21で習近平国家主席が、環境重視の経済発展を強調した中国ですが、北京ではきょうも大気汚染が、この冬、最悪の状態です。
北京市内、現地時間の9時を回ったところで、ふだんなら、明るいはずですが、大気汚染の影響で街は白く、視界が悪いため、車はヘッドライトをつけて走行しています。
北京市の中心部では、けさも、有害物質PM2.5の濃度が、1立方メートル当たり650マイクログラムを超えるなど、WHO・世界保健機関の基準の26倍以上の数値を観測しています。
この大気汚染は、冬に入って、各地で暖房のための石炭を使い始めたことが原因の一つと見られていて、北京市当局は警報を出して、市民に外出を控えるよう呼びかけています。
また、視界が悪くなっているため、一部の高速道路が封鎖されるなど、影響が出ています。
長野県喬木村で、昨夜、オートバイがガードレールに衝突し、乗っていた高校1年と中学3年の男女が死亡しました。
現場は緩やかな右カーブで、2人の乗ったバイクは、ガードレールのこの辺りにぶつかったということで、現在、花も手向けられています。
事故があったのは、長野県喬木村の村道で、昨夜10時20分ごろ、2人乗りのオートバイがガードレールに衝突しました。
この事故で、運転していた高校1年の福島優樹さんと、後ろに乗っていた中学3年の吉沢美夢さんが死亡しました。
現場は緩い右カーブで、警察は事故当時、一緒にいた仲間から話を聴くなどして原因を調べています。
きのう運転が開始された山手線の新型車両でトラブルが相次いで、運転が見合わされた問題で、原因は、最新型の次世代車両制御システムに不具合があったと見られることが、FNNの取材で分かりました。
山手線の新型車両は、きのう午後11時前、所定の停止位置よりも1.5メートル手前で停車し、さらにそのあと、乗客700人以上が30分にわたって閉じ込められました。
山手線の新型車両は、きのうから運行を始めましたが、午後7時前、大崎駅から出発しようとしたところ、ドアの開閉にトラブルが生じたため、およそ15分間、運転を見合わせました。
また、午後11時ごろにも、大塚駅に到着する際、所定の停止位置から1.5メートル手前に停車し、運転台のモニターには故障表示が点灯しました。
この一連のトラブルで、およそ1万7000人の乗客に影響が出ました。
その原因は、インテロスと呼ばれる次世代車両制御システムにバグが発生するといった不具合があったと見られています。
インテロスは、大容量の運行情報を送受信できるシステムで、従来の運行システムの後継として開発され、きのう初めて運用が開始されていました。
JR東日本によりますと、原因の調査には時間が必要なため、一両日は、新型車両の運転が見合わされる見込みです。
東京・中央区で、交際相手の男性を金属バットで殴るなどして殺害した罪に問われた銀座の元ホステスの女が、初公判で、間違いありませんと起訴内容を認めました。
菊池あずは被告は2月、交際していた平田勇二さんの首や胸を牛刀で刺し、顔を金属バットで殴って殺害した罪に問われています。
菊池被告はきょうの初公判に、背中を丸め、傍聴席を見回しながら入廷し、間違いありませんと起訴内容を認めました。
検察側は、冒頭陳述で、別れ話をされた菊池被告は、事前にインターネットで殺害方法を検索するなど、強い殺意があったと指摘した一方、弁護側は被告には発達障害があり、犯行に至った過程に影響があると主張しました。
法廷では、検察官の証拠の読み上げ中に、耳に指を入れるなど、落ち着きのない菊池被告に対し、弁護人が、大丈夫と声をかける場面が目立ちました。
続いては、自民党と公明党の間で攻防が続く、軽減税率の財源問題です。
自民党が生鮮食品のみで4000億円だと主張する一方で、公明党は、加工食品も加えた1兆円規模を譲っていません。
さらに安倍総理も先週、自民党の協議に参加しましたが、具体的な金額は述べていないと話しました。
このように複雑に絡み合う3者の思惑を、そして見通しを、きょうからシリーズでお伝えします。
初回のきょうは自民党で担当の弓記者の解説です。
公明党に対して譲らない自民党税調の幹部らには、税の専門家としてのプライドと、官邸主導の政治に対する対抗意識が見え隠れしています。
自民党の税制調査会は、以前から軽減税率の制度そのものに反対だという意見が多かったこともあり、対象を生鮮食品に限定し、財源を4000億円とする方針を崩していません。
さらに、聖域と呼ばれる税制の分野にまで踏み込む総理官邸への対抗意識も根強く、官邸の言いなりじゃだめだと、露骨に反発する声もあります。
ただ、来年の参議院選挙を懸念する党幹部からは、譲らないとも言っていられないとして、6000億円という妥協の数字も上がるようになりました。
こういう問題は、双方が柔軟にならないと、なかなか解決しないわけであります。
谷垣幹事長と宮沢税調会長は、きょうも公明党との非公式協議を行う予定ですが、総理官邸と公明党という手ごわい相手を前に、どこまで主導権を握れるかは不透明です。
南極海で日本が2年ぶりに行う調査捕鯨のために、調査船団がけさ、山口県の下関港を出港しました。
下関港を出港したのは、調査捕鯨船の勇新丸など合わせて3隻で、今月下旬から南極海でおよそ3か月間、調査捕鯨を行う予定です。
日本の捕鯨調査を巡っては、去年3月、国際司法裁判所が南極海での調査捕鯨中止を命じる判決を言い渡していて、捕獲調査が行われるのは2年ぶりです。
政府は、判決と国際捕鯨委員会からの指摘を踏まえ、
大阪府寝屋川市の中学1年の男女が遺体で見つかった事件で、女子生徒を殺害した罪で起訴された男を、警察は午後にも、男子生徒も殺害した疑いで再逮捕する方針を固めました。
山田浩二被告は、ことし8月、寝屋川市の中学1年の平田奈津美さんを殺害し、遺体を放置したとして、逮捕され、起訴されています。
この事件では、平田さんと一緒にいた星野凌斗君も大阪府柏原市の竹やぶから、遺体で見つかりました。
警察によると、山田被告が逮捕される前に、竹やぶに立ち寄ったことや、遺体についていた粘着テープが、山田被告がコンビニエンスストアで購入したものと同一と見られることが判明しました。
警察は、山田被告の犯行としか説明がつかないと判断し、午後にも殺人容疑で再逮捕する方針を固めました。
調べに対し山田被告は黙秘をしています。
さて、こちらの布のようなものは、防弾チョッキに使われる、アラミド繊維といいます。
とても軽くて、衝撃に強い特徴を持っています。
戦後最悪の火山災害、御嶽山の噴火を教訓に、このアラミド繊維で、山小屋の屋根を補強して、噴石から身を守るといった対策を、国が初めてまとめました。
去年9月の御嶽山の噴火では、63人の死者・行方不明者が出ましたが、多くの人が噴石によって命を落としていて、国は、予測の難しい小規模な噴火を対象に、噴石への対策をまとめました。
対策では、噴石から身を守る施設の整備が重要だとして、山に多くある山小屋について、屋根の素材の間に、防弾チョッキにも使われるアラミド繊維2枚を挟んで補強します。
これによって火山が噴火した際に多く飛んでくる10センチ程度の噴石を防げるとしています。
IMF・国際通貨基金は、中国の人民元を国際的な主要通貨として採用することを決めました。
中国人民銀行も、この決定を歓迎する声明を出しています。
IMFは、来年10月から人民元を主要通貨に採用し、ドルやユーロに次ぐ第3の通貨と位置づけることを発表しました。
きのう夜、神戸市兵庫区で自転車に乗った男らが通行人などをめがけて生卵を投げつける事件が4件相次ぎました。
警察は同一犯とみて捜査しています。
きのう午後7時20分ごろ神戸市兵庫区下沢通で、自転車に乗った男5、6人が歩いて帰宅していた男性
(60代)の腕に生卵を投げつけ、そのまま逃走しました。
兵庫区ではその後30分の間に通行人の60代の女性2人やマンションの窓ガラスに、同様の被害が3件相次ぎました。
女性の1人は男らに道を聞かれ答えようとしたところ、胸と頭に生卵をぶつけられたということです。
5、6人の男はいずれも10代とみられ、警察は同一犯とみて捜査しています。
兵庫区では4日前にも、自転車の男のグループがマヨネーズのようなものを通行人にかける事件があり、警察は関連を調べています。
京都大学のiPS細胞研究所は筋肉が骨に変わる難病「FOP」のメカニズムを解明したと発表しました。
「FOP」は、筋肉や靭帯が骨に変わる難病で、発症のメカニズムが分からなかったことから現在のところ治療法はありません。
京都大学iPS細胞研究所のグループはFOPの患者の細胞から作ったiPS細胞を使い、筋肉などが骨に変わる原因を研究してきました。
その結果難病のFOPでは骨を作る指令を伝える遺伝子が突然変異し、本来は結びつかない特定のタンパク質と結びついて骨を作る指令を異常に伝えることを発見しました。
研究グループはマウスでの実験で筋肉が骨に変わるFOPの症状の再現にも成功していて、今後、治療薬の開発にも役立つことが期待されると話しています。
電力の使用が増える本格的な冬のシーズンを前に、関西電力などが街頭で節電を呼びかけました。
関西電力や大阪府などはけさ、通勤する人たちなどに節電を訴えるチラシを配りました。
この冬は暖冬と言われていますが、関西電力では仮に厳しい寒さになったとしても、節電を行ってもらうことで供給に最低限必要な電力を確保できるとみています。
関西電力は来年の3月末まで節電を呼びかけています。
2015/12/01(火) 11:30〜11:55
関西テレビ1
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